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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   
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高尾山

久々の休みで午前中の用を済ませてから高尾山に来た。
暮れの北千住のマラソンで膝を痛めて以来、まともに歩いても走ってもおらず、運動不足で体調がおかしくなってきたので、膝はまだ痛いものの軽い脚試し。

13時半に高尾山口に着いて、歩き始めた。
関東地方は前日、大雪。かなり融けたとは言え、所々残っている。
上がるにつれ雪は増え、薬王院あたりはかなり積もっている。でも歩く人が多いから、足元は問題なし。一応、軽アイゼンを履いているが、殆ど汚れもしない。
14時半過ぎに頂上。
高尾山の山頂
2時間と聞いてきたが、1時間強。雪が残っていてもこんなものか。物足らない。
近くに住んでいれば散歩にいいかも知れないが、山登りという程ではない。
脚を痛めていなかったら、来ない所。
でも、今日は往復"1号路"とやらを歩いたが、"4号路"と"6号路"はもっと山っぽいようなので、歩いてみたい。

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羊蹄山1896m

【前夜】9/12
札幌で仕事が終わってから17:53のJRニセコライナーに乗った。小樽を過ぎると後は真っ暗な闇を電車は進み、19:42に倶知安に着いた。
駅の左前にある「ホテル・スリーエム」に部屋を予約してある。駅の周りもかなり暗いが、すぐ横にコープのスーパーがあって21:15までやっていると書いてある。これは嬉しい。
チェックインして送ってあったリュックを受け取り、部屋に荷物だけ置いてすぐ晩飯の買い出し。セブンイレブンもあるようだが、フロントで聞くと“歩いて10分”とのこと。それは遠いから、コープへ。
コープには一通りの食料品売り場があったが、総菜やオニギリは殆ど売り切れていて、さらに残り少ない寿司や総菜の前で中々買わない人たちが食品を睨んでいるなと思っていたら、8時半のタイムサービスを待っていたみたいで、店員が割引のシールを貼り始めたら、僅かに残っていた食べ物もアッという間になくなってしまった。
油断したが晩飯と明日の昼飯の分は確保しなくてはならず、結果、晩飯として、崩れかけた握り鮨の盛り合わせパック、緩んだイカ刺し、同じくらいに緩んだ鮪・鯵の刺身盛り、油がかなり強そうなレバ炒め、胡瓜の漬けものを確保したが、翌日の朝・昼飯用のオニギリは確保できず、ピザパン1個とソース焼きそば1パックをゲットした。
加えて酒を買って、ホテルに戻ってシャワーを浴びてから、荷物の整理をしながらマッタリと晩飯。11時前、リュックも宿に預ける荷物も大体出来あがって、腹もいっぱいになって満足。あとは寝るだけ。明日のバスは6:45発だ。
ここのホテル、5300円とこの辺りにしては高いと思ったが、部屋は広く風呂も広く、1階にはコインランドリーや電子レンジもあって、かなり良し。もちろん、トイレはウォシュレット。

【本日】9/13
5:40 起床。ユックリと身支度。
6:25 チェックアウト。山に行く荷物を持って、あとは一まとめにして預ける。リュックは14kgくらい。テントを入れたが、他は抑えめ。
時間の余裕があるので、セブンイレブンに行ってみる。本当に10分もかかるようなら途中で戻ってくる積りだったが、3分もかからなかった。スポーツ新聞、あと朝飯としてカフェオレと「裂けるチーズ」を買って、駅前の道南バスのバス亭に戻る。バスは既に停留所に停まっていた。運転手はいない。中に入って荷物を置いて席を確保し、外で朝飯。じきに運転手が出てきた。
6:45 バスが出発。見覚えのある道を通ってニセコ方面に走り、6:59、「羊蹄登山口」バス停で降りた。230円。登山口は少し戻って舗装された道をユックリと登ってゆく。
この山、裾野が広くて「蝦夷富士」と呼ばれるだけあって、麓から登ると延々と緩い登りが続く。天気は快晴。歩いていると汗がじわじわと出てくるが日陰に入ると涼しい。半月湖の入口から木々の中を歩く。急に薄暗くなる。もうすぐ実際の登山口のキャンプ場(ここまで車が入れる。)かな、という辺りで水色の軽自動車が追い抜いて行った。出来れば、乗せてほしかった。
7:30 キャンプ場、実際の登山口に着いた。このルートの1合目になるようだ。少し奥で靴紐を縛っている人がいる。一応“おはようございます”と声をかけると、返してくれた。女の人みたい。駐車場に水色の軽があるので、さっき抜いていった人か。身支度をしてトイレに行って戻ったら、もういなかった。
7:40 歩き始める。天気は良いのだが、木立の中の薄暗い中を進む。当然、景色はない。足元からエゾリスが慌てて逃げて木を登ってゆく。
8:18 2合目。ひたすら灌木の中を歩く。8:35 3合目、同じく。水色軽のネエサンを抜く。
8:48 4合目、9:13 5合目、9:33 6合目。同様。
10:07 7合目。休憩。この山、遠目に見た通りでひたすら登り続けるのみで平らなところがない。ほんの少しだけ、合目の標識のある所に何ヶ所か、たたみ3畳ほどのスペースがあって一息つける。朝飯を食っていないので、昨夜にコープで買ったピザパンを食べてエナジー補充。
油断してマッタリしかけていたら、下で抜いたネエサンが上がってきた。挨拶したら、リュックは降ろさずに足を止めて話しかけてくれる。ネエサン、この近くに住んでいるそうで、この辺に住んでいると冬は大変ですね、と言ったら、スキー客相手の商売をしているので雪がないと困る、とのこと。と言いながら、そのまま上がっていった。同じような世代と思うが、少し“ネエサン”かな。失礼ながら、この世代の女性にしてはしっかり歩いていて、脚力ある。10:20 スタート。下の方にガスが出てきた。
10:44 8合目。時々、シマリスが足元から逃げてゆく。
10:55 急に岩場に出て展望が開けたと思ったら、9合目に到着。少し前からハイマツが出てきて、この辺りにもホシガラスがいるのかな、と思っていたら、いた。茂みの中から1羽がガァガァと鳴きながら飛んで行った。
花も、時期はほぼ終わっているが、イワギキョウが咲いていた。この花、好き。
イワギキョウ
この辺りからは素晴らしい景色。天気は快晴、風もなく最高の天気。ニセコの山は斜め下にしっかりと見え、その右に倶知安の町がジオラマ模型のように綺麗に見える。
ニセコと倶知安

11:20 火口の縁に到着。大きな火口が見渡せて気分良し。火口の中を渡るような道があって、その向こうに大火口、手前に小さな火口がある。火口の底はガスもなさそう。
羊蹄山の大火口
頂上に向かうべく、左側に少し上がった北山ピークに辿り着いたら水色ネエサンが休んでいた。挨拶だけして追い抜く。
もうすぐ頂上。

11:55 頂上に到着。火口縁の中で一番高いのは当然だが、この辺りだけ岩場になっていて、縁は切れ落ちているし、この前後が少し怖い。
ガスは出ていない。天気は良く、風は弱く、景色良し。最高の条件。
頂上は、大火口の縁の、登ってきたのと反対側になる。京極側。下を見下ろすと京極の街が見えるが、少し顔を上げると右奥には洞爺湖が見える。その左には小さくルスツのスキー場。改めて、ルスツよりニセコが大きいことを確認。
羊蹄山山頂
洞爺湖

周りの景色を眺めて写真なぞを撮っていたら、少し先の岩場を水色ネエサンが歩いてくる。地元の人らしく“頂上には拘らない”ようなことを言っていたが、“こんな条件は滅多にないから頂上に行かないと勿体ない”と言ったせいかどうかは知らないが、頂上までやって来た。
話をしてみたら、実は関東の人だと。神奈川の秦野、丹沢の登山口の渋沢出身で元々山には馴染んでいたらしい。九州出身のご主人とペンションを始めて、冬になるとパウダースノー大好きモードになるらしい。「遊牧民」というシングルツーリストの多い宿だそうで、是非、一度泊めてほしいと思った。
じきにネエサンは“仕事があるから”と、来た道を戻っていった。
12:35 下山開始。京極ルートを降りる。
少し戻って、京極への分岐から右に折れるが、岩場で道が良くわからん。少し迷ったが、じきに道に出た。
急な下り
12:50 9合目。大して経っていないが、靴の紐を締め直す。ついでに昨夜調達したソース焼きそばで腹ごなし。13:05スタート。
13:25 8合目。 灌木の中に入って景色はなくなり、ヒラフルート程は荒れていないが、かなり急な斜面をひたすら降りる。膝にこたえる。
14:10 休憩。6合目あたりか。汗がだらだら流れる。靴を締めすぎたのか、足がビリビリする。14:25、スタート。
14:31 5合目。ひたすら、ひたすら、急な斜面を降りてゆく。特に、膝にキツイ。
15:07 2合目。道は緩やかになってきたが、かなりキツイ。ダラダラ下るのが疲れた膝にかなり、効く。水をたっぷり飲んで一休み。15:20、スタート。
15:26 1合目に着いた。裾野が広がっているから、ここまで降りてきても緩やかな下りが続き、結構、辛い。
15:35 林の中から開けたところに出た。斜面の牧草地で、まさに北海道、というところ。
北海道らしい風景
15:50 京極登山口を通過。このルート、ヒラフルートと難度はあんまり変わらないし、道が荒れていない分、歩きやすいと思うが、との登山口からのダラダラ&延々の下りがないだけ、ヒラフルートに人が集中するのも理解。
16:20 京極温泉に到着。今日はこの湯に浸かって、少し奥のキャンプ場に泊まる積り、だった。が、温泉の前まで行くと、なんと、本日は休み。これは大変。体はガシガシ、朝でベチョベチョ。どうしても風呂に入りたくて、悩んだ結果、贅沢だが本日は倶知安に戻ってホテルに泊まることにした。でも、電話をかけたら「スルーエム」は満室。で、隣の「駅前ビジネスH」を確保した。もうひと頑張り、バス停まで歩く。
16:44 京極バスターミナルに到着。16:29倶知安行のバスは行ってしまったので、そのままバスターミナルで17:32のバスを待つことにした。ベンチに座って、ようやっと靴の紐を緩めた。足がジーン、とする。
1時間近くボッーっとしてバスを待つ。ちょうど子供の下校時間のようで、小学生やら中学生やらが元気に帰っていく。田舎くさいが、健康そうで宜しい。
時間通りにバスが来て、倶知安には15分ほどで着いた。
「駅前ビジネスホテル」は「スリーエム」の駅寄りの2軒隣、タクシー会社の上にあって受付は一緒。一泊3675円で湯沸かしヒーターあり、供用電子レンジあり、冷蔵庫なし、ウォシュレットなし。部屋はそこそこで悪くない。
因みに昨夜の「ホテルスリーエム」は5300円、PCのLAN、冷蔵庫、湯沸かしポット、広い風呂など、供用電子レンジもあり。こちらが倶知安にしてはかなり豪華。バランスとして、登る前は「駅前BH」、降りてきて“お疲れさん”は「スルーエム」にするべし。
セブンイレブンで買ってきた総菜と酒で、一人乾杯。
大満足。お疲れ様。

利尻(#3)無事帰還

06:40 起床。
5時頃から陽が出てきて、まぶしくてマイクロフリースのジャケットを顔にかけて寝ていた。カラスもギャーギャーうるさくて、そろそろ限界。それでもよく寝た。
体中が痛い。今回は荷物を軽くして早足で登ってきた。普段とは違う負担のかかり具合だったから、体中が苦しがっているみたい。

夕べは20時くらいには寝たか。夜中に目が覚めたときは、土砂降りだった。うるさくて2、3度、意識が戻った。今はスッカリ止んでいる。が、テントはズブズブ。片づけが面倒臭そうだが、雨が短時間で止んでよかった。やはり日頃の行ないか。遠くでかもめが啼いている。

薄曇から、7時頃になって晴れてきた。

08:30 帰りのバスは12時まえ。それまで何もすることがない。周りを歩いたり、ボーっとしたり頑張ったが、それでもやることが無くなったので飯にする。荷物はおおかたまとめて、テントをひっくり返して干している。荷物が多くてリュックに入りきるか判らないので、コンロも早く片付けて荷造りをしたい。
朝飯は納豆巻の残りと、モロヘイヤ入りインスタントラーメン。牛乳も飲んだ。

腹が一杯になったところで、撤収作業に入る。天気は良くなって風も少し出ていて、テント干しには最適だ。ひととおり乾いてしまい、大きな汚れも残らず、これから帰ってから掃除しなくて済む。天気まで味方してくれる。やはり日頃の行ないか・・・。

10:00 撤収作業が終了した。それでも撤退するにはまだ1時間半もある。バスに乗ったとしても、20分で空港についてからさらに1時間半。時間だらけ。

薄曇だが、時々お陽さんが顔を出すととても暑い。焼ける。道路の方から人が上がってくる。見ると、北麓野営場にいたロシアカップル。挨拶して、奥の芝にテントを張り出した。こいつらロシア語しか喋れなそうで大変だなと思っていたら、女の方が来て炊事場の水が飲めるかどうか、英語で聞かれた。なんだ、喋れるじゃん。

11:49 温泉の前から空港に行くバスに乗った。
20分ほどで空港に着いたが、カウンターがまだ開いていない。少し待って、1220にチェックインが始まり、荷物を預ける。空港の中には土産を少し置いてある喫茶店が1件あるだけ。他に何も無いし、外に出ても何も無い。仕方なく搭乗待合室に入ることにした。時間はまだまだタップリある。キャンプ場でもらった利尻のパンフレットを眺めてすごす。余した時間をダラダラ過ごすのも慣れてきた。人が少ないしバスの本数も少ないし、日本語の通じない外人がいたりして、インドでバックパッキングをやっていたときの感じを少し思い出す。

暇なのは、段々と慣れてくる。利尻空港での時間潰しはなんとなく過ぎてしまった。
じきに飛行機に乗り、新千歳空港には5分ほど遅れて着いた。羽田行きの乗り換えには、ここでもまた4時間もある。空港には何も無いので、ひとまず千歳駅に行くことにする。

千歳駅、生まれてはじめて降りた。が、外に出ても何も無い。少し先にスーパーのポスフールがあるので、行ってみる。中に入ると「みちのく」という蕎麦屋。そう言えば昼飯はまだ。腹が減った。『豚丼(ばら肉)・蕎麦セット』800円を食す。まぁまぁ。
あとは駅のガード下にあったカラオケボックスにパソコンルームがあったので、そこで時間を潰していた。

羽田行きの飛行機に乗って、無事に家にたどり着いた。
帰ってきて計ったら、荷物は21kg!トートバックに機内持ち込みの物を入れて来たから、差し引くとリュックは18kgくらいか。平地を歩く分には苦にならない。この重さを背負ってどこかに登ってみようか。

中々行けない利尻岳。行けただけでなく条件にも恵まれ、大満足。

利尻(#2)利尻岳登頂1721m

0400起床。 
目が覚めたらまだ真っ暗。モタモタと身支度をする。夕べは晩中、ウトウトしていたような感じで今ひとつ目がスッキリしない。
0445 出発。サブザックに水を2.5リットル入れて、6~7kgくらいか。空は明るくなってきたが曇っている。湿気が多い。

0515 4合目。ここは「野鳥の森」だって。汗が出てきた。ひたすら潅木の中を歩く。
0540 5合目。ここで初めて、少しだけ景色があった。海の方が開いて、礼文島がハッキリと見える。その上に雲が漂っている。
たまに風が吹くと涼しいが、汗がダラダラ流れる。所々、道が抉れてしまっている。

0645 歩き始めて2時間。長官山のすぐ手前の第2展望台で休憩にする。オニギリ1個と魚肉ソーセージを喰う。かなり涼しくて歩くのには有り難いが、足を止めるとかなり寒い。0655出発。

0710 長官山に着いた。目の前に利尻岳がギュンと聳えている。頂上直下はかなり険しい。鋭角にそそり立ち、頂上手前の右側は崩れて切れ落ちている。素晴らしい眺めだ。
長官山から利尻岳

0720 避難小屋に着いた。決して立派ではないが、食って寝るには充分な小屋。いつか泊まって見たい。少し前から周りは這い松になっているが、時々、種の食われた松ボックリが落ちている。犯人は見当たらないが、利尻にもホシガラスがいるのか。

0750 9合目到着。ここからは勾配も急になり、かなり厳しくなるようだ。荷を降ろして水を飲み、最後の休憩。0800スタート。この辺りでは日が昇って気温が高くなり、寒かったのが涼しい程度になってきた。

途中、紫の花が2種。チシマギキョウとリシリブシ。時期的に花は殆ど終わっているが、利尻ならではの花を見れて少し嬉しい。
  ↓ リシリブシ。トリカブトの1種。
リシリブシ

0830 もうすぐ頂上か。ザレた急斜面がきつい。ほぼ曇りだが、雨がポツポツ落ちてきた。さらに少し登って頂上らしきものが見えた頃、辺りに中サイズの鳥が飛んでいるのに気がついた。しばらく見ていると、ホシガラス。北アルプスなんぞにいるのよりはひとまわり小さいが、モノトーンの姿は素敵だ。
ホシガラス@利尻岳

0845 頂上に到着!相変わらず雨がポツポツ落ちているが、景色はシッカリと見える。礼文島はもちろん、北海道の奥の方の山々が見える。右の奥は或いは大雪か。ここは風がキツイのでも有名らしいが、今日は殆ど風はない。極めて快適。頂上の周辺をアマツバメが数羽、飛び回っている。急角のブーメランような形で白いラインが入っている鳥がビュンビュン飛び交っていて、街にいるツバメよりも格好良し。
利尻岳頂上
アマツバメ
すぐ先には南峰、右前にローソク岩が聳えている。南峰はこの島で一番高いらしいが、崩れかけていて立ち入り禁止になっている。2mの差らしいが、北峰で満足。
南峰とローソク岩
頂上の祠にお参りをして、ひととおり山とアマツバメの写真を撮って、雨が強くならないうちに0900下山開始。

0940 9合目。雨が強くなり、シッカリと降ってきた。頂上の少し下からここに来るまでに、登ってくる人20人くらいと擦れ違った。夕べのテント場のロシアカップル、今朝の登り始めて追い抜いてきた人たちや後から来たらしい人も。中にはオッサンと少年に綺麗なロシアっぽい若い娘のトリオというよく判らないのもいる。皆さん、この雨の中で頂上手前を登るのは大変だな。

1000     避難小屋を通過、1012長官山。
1043 7合目。ガスが濃くなって来た。雨はずっと降っている。木陰で少し足を止めて、リュックの残りのメンチパンを半分、齧る。1053出発。雨脚はそんなには強くないので雨具は出さないで足を速める。

1110 少し明るくなってきた。
1147 4合目。
1205 甘露泉水に着いた。
甘露泉水の看板 甘露泉水
これ、日本の名水百選に入っている。行きに通ったときは"どぉ~せ、テント場の水と一緒だろう。"と思って気にも留めなかったが、今は違う。荷を降ろして飛びつくようにガブガブ飲んだ。名前の通り、甘く感じる。冷たくてとても旨い。顔もザブザブ洗って持っているボトルの水も全部入れ替えて、大満足。1220スタート。あと少し。

1225  北麓野営場に無事帰着。
雨は止んで薄曇。テントは少し濡れているが乾きつつある。夕方からは大雨の予報。明日の朝まで降るらしいが明日は飛行機で帰る日。脱出をしやすいように、撤収して下のテント場に移動することにする。ひとまずは水飲んで顔を洗って小休止。
1245 撤収開始。テントとベースシートはそんなに濡れてはいない。スムースに片付けて、1325撤退開始。靴はそのまま緩めずに歩く。管理棟のオバサンに下山届けを出してお礼を言って、出発。

1350 下のテント場「利尻ファミリーキャンプ場『ゆーに』」に到着。管理棟に行ったら誰もいない。管理人の携帯番号に電話したら、どこかで作業をしているらしい。ひとまず申し込み用紙に記入して机に上において、お金は後で払うことにして了解。
1440 炊事場の横に場所を確保してテント張って、本日のホテルを確保。時間が早いので、買い出しと風呂だ。まずは買い出し、下のセイコーマートまで歩く。晩から朝まで大雨のようだから、夜中のトイレと明日の脱出時のためにビニール傘も欲しい。

セイコーマートの買い物は、牛乳500cc、キュウリの漬物、納豆巻、激めん醤油豚骨魚介だし179円、カイワレ、長葱。これで1000円。加えてビニール傘と、今すぐ飲むポンジュース。激めんは、学生の時に道場の前の八百屋で120円だった。30年近く経っている割にはあんまり高くなっていない。人気がないのか。

1540 買い物から戻ったら管理人が戻っていた。管理棟に行って、まずはガスカートリッジのお礼を言って宿代500円を払う。カートリッジ、返すのは明日の朝飯が終わってから。少し話をしてから、改めて風呂に行く。

1740 晩飯の準備。葱を切って、激めんにカイワレと一緒に入れて、あとは納豆巻にキュウリ、持ってきた鰯のトマト煮缶。
湯を沸かしている間に携帯で天気予報を見ると「晩の9時くらいに降り出して大雨になるが、深夜過ぎから朝の6時くらいまでは小雨」になっている。少しはマシになってきた。
水をガボガボ飲んだら、トイレに行きたくなってきた。ここのキャンプ場は凄い。トイレがウォシュレット。

1820 飯の片づけを終えて荷物を少しまとめ、明日の朝飯を終えたらすぐに撤収できるようにしておく。20分ほどで作業は終了し、あとは寝るだけ。雨はポツポツと降っている。
じきに消灯、就寝。

0350 なんとなく目が覚めると、外が明るい。テントの入口を少し開けて隙間から覗いてみると、テント場のオレンジの照明灯が全部点いている。高速道路の照明みたいなヤツ。"ファミリー"キャンプ場だから仕方がないが、明るくて寝にくい。

利尻(#1)北麓野営場到着

家⇒羽田AP0740⇒0915新千歳AP1230⇒1320利尻AP
 ⇒(バス)⇒診療所前停留所⇒(足)利尻北麓野営場

山に登るのが好きで登っているが、一応の目標として「百名山」というものを制覇しようとしている。その中には行き辛い山も幾つか、ある。
一つには、地域的に東京から遠く、行く機会も少ない九州・四国あたりの山々。でもこれらは京都に住んでいたときに全て潰した。一つだけ、四国の石鎚山、これは一番高い岩山のテッペンには行かなかったので再登する積り。
二つには、あまりに奥深い山々。南アルプス南部の聖、荒川周辺。或いは幌尻岳。
そして三つには、特に予定の決め辛いサラリーマンなどが行き辛い、飛行機を早めに予約しなくてはならない、利尻や屋久島。
その利尻に、エイヤッと行ってきた。

朝は5時に起きて、そのまま飯は食わずに5:20に出発、6時半過ぎに羽田APに着いた。過去に飛行機に乗る際のリュック預けで面倒だった時があるので時間に余裕を見て早めに出てきた。
リュックは19kg。山を登るだけならせいぜい16kgだが、テント場に荷物を置いてサブリュックで山に行くので、荷物は多め。でもプレミアム受付に行ったらアッサリに入れて、いきなり時間を余す。ラウンジに入って下のコンビニで買ったサンドイッチで朝飯。

飛行機は順調に離陸し、新千歳APには9時半前には着いた。
乗り継ぎに3時間近くあるので、まずは空港ビルの中を隅々まで徘徊。1Fのローソンで昼飯に弁当と、明日の朝昼飯、晩飯、明後日の朝昼飯に握り飯とメンチパンを買った。
やる事がなくなったところでANAのラウンジに行く。弁当を食って携帯に充電しながら、利尻の最後の予習。

飛行機はジェット機だった。有難い。昔、函館から丘珠に行く飛行機がプロペラで、大した時間ではないのに酔いそうになって以来、プロペラ機は勘弁。
ほぼ定刻で順調に利尻に向う。“間もなく着陸”アナウンスがあって、じきに島が見えてきた。頂上に若干の雲が着いているが、全体がよく見える。上のほうは崩れている所もあり、かなりの急登だ。天気は悪くなさそう。予報では明日の後半から崩れるようだが。
着陸直前の利尻岳

空港から街などへ行くのはバスだけ。それも島内巡回の路線バスが、飛行機の着く時間にだけ空港に寄るみたい。旅客がひととおり降りてくるのを待って、13時半過ぎにバスは空港を出た。
野営場に行く前にコンロのガスカートリッジを確保する必要があったので乗る前に運転手氏に聞いたところ、「ツルヤ」というホームセンターがバスの通り道にあって値段も安い、とのこと。が、そこから野営場まではかなり遠くなる。さらに聞くと、それならセイコーマートの奥にある「サニータウン」が良いだろうから、「診療所前」という停留所で降りろ、とのこと。帰りは温泉の停留所から乗るのがいいからと言って、念のためにと持っていた時刻表をくれた。とても親切でありがたい。

15分ほどでバスは「診療所前」に停まった。降りるとすぐ先にセイコーマートの看板がある。バスはそのまま右折して山のほうに上がっていった。
セイコーマートに行くと同じ敷地の奥に「サニータウン」があった。小さなホームセンターだ。中に入って少し探したがガスカートリッジを発見できず、店のレジのお姉さんに聞いたら“売り切れています”と。なんと。3日間、飯を食うなと? 気を取り直して、他に売っているところを聞いたら「ツルヤ」だと。う~ん。
仕方なく店を出て、今日泊まるのとは違う「ファミリーキャンプ場『ゆーに』」に電話をしてみた。ここでは家庭用のカートリッジボンベを売っているようなので、山用のカートリッジもあるかもしれない。
電話したら管理人のオジサンが出て、話をしたところ山用カートリッジは売っていないみたい。ガッカリ。が、オジサンが言うには“他の人が置いて行った使いかけならある”と。それを譲ってくれるように頼んで一安心。

セイコーマートの少し先を右に曲がって緩い坂道を上がっていく。
14:15「ゆーに」に着いた。中に入って管理棟に入るとオジサンがカートリッジを3つほど持って出てきた。EPI-GUSとPRUMUSのを渡されて“緑の缶(EPI)にたくさん入っているけど、万が一なくなったらこっちの黄色いの(PRIMUS)も使え。どっちも前に来た人が誰かに使ってもらってくれって置いて行った。”と。感謝してお金を出そうとしたら“人の好意だから金なんか貰えん”と。本当に有難い。深く感謝。
14:20「ゆーに」を出て、坂道をさらにひたすら上がっていく。

14:50「利尻北麓野営場」に到着。炊事場やトイレ棟があって、小綺麗で快適。小さなコテージもある。入口の管理棟でチェックイン。テントは300円。
先客は手前の天場に3張。その奥の小高い所を自分の天場として確保し、早速テントを出して今宵の宿を設置。30分ほどで一通りの作業が終わって一休み。
利尻北麓野営場

17:30 しばらくボーッとしたり時々周りをウロウロとしたりしていたが、ついに暇に耐えかねて、晩飯の支度を始める。晩飯は下のセイコーマートで買ってきたメンチカツ、おにぎり、白菜の漬物、カップの舞茸玉葱天麩羅蕎麦。
17:55 喰い終えて片付けも済み、することはなくなってしまった。その辺でキツツキが木を叩いている。
18:30 寝る準備が完了。かなりノンビリ。時間はいくらでもある。空にはウッスラ雲がかかっているが、晴れ。星が綺麗だろうな。

19:30     眠れない。少し前に入ってきて奥にテントを張ったロシア語らしい言語の若いカップルが普通の声で話しているのがうるさい。
どうにかウトウトしていたら、今度はバイクの音で目が覚めた。テントから顔を出してみると、道の向こう側のテント場までバイクが上がってきて止まった。荷物を出してテントを張り始めた。バイクは下に置いて来い!!

じきに眠ったと思う。20時までは覚えている。が、眠りが浅かったようで時々小さな音で意識が戻る。気が付くと周りは静かになっていた。

追伸~月山で見た花々

  ウラジロヨウラク                       アザミ
ウラジロヨウラク azami

  ウサギギク                         シラネニンジン
usagigiku shiraneninjin

  ミヤマキンポウゲ                     ヨツバシオガマ
miyamakinnpouge yotsubashinogama

  アカモノ                            チングルマ
akamono chinnguruma

  アオノツガザクラ                      ハクサンチドリ
aonotsugazakura hakusanchidori

  ハクサンフウロ                      ミヤマキンポウゲ
hakusannfuuro miyamakinnpouge

  ミヤマカラマツ                       スミレサイシン
miyamakaramatsu sumiresaishinn

  ウスユキソウ(エーデルワイス)               キバナノコマノツメ
usuyukisou kibananokomanotsume

  ハクサンイチゲ                     ヤマガラシ
hakusannichige yamagarashi

  シラネアオイ                       ミズバショウ
 shiraneaoi mizubasyou

 

  ゾウムシ
zoumushi

月山

昨日の鳥海山に続いて、月山。
今日は昨日よりも行程が短く楽なので、背負う分を増やした。荷物は15kg、うち水は2リットルに加えてスポーツドリンク500ccを入れた。

鳥海山が結構キツかったので朝は起きられないかも、そしたら月山は断念、と思っていたが05:40に目覚ましより早く起きてしまった。天気も夕べの午前10%午後50%から午前10%午後30%になっていた。行け、ということか。

07:02鶴岡発のバスに乗る。これで羽黒山山頂まで行って、月山8合目行きのバスに乗り換える。
07:50羽黒山山頂に着いた。リュックを背負って降りようとしたら、このバスがそのまま月山に行くから、荷物は置いたままで神社のお参りだけして来い、と言う。月山行きの(この)バスは08:05に出発。勧めに従い、急いで羽黒山神社にお参り。非常に大きな社殿で、まわりの杉の巨木と相まって迫力がある。
羽黒山神社 羽黒山神社を見上げて
小走りで戻ってトイレに行きバスに乗ったら、すぐに出発。

終点の月山8合目には、9時ちょうどに着いた。
下は晴れていたが、ここは濃いガスが立ち込めている。トイレに行き身支度をして出発の準備。

9:25 スタート。今日もガスが濃い。風もあって少し寒い。天気予報は、曇りのち雨。

8合目の登山口から山に入ると、緩やかな湿地帯で尾瀬のよう。色々な花が咲いている散策道になっている。湿原の縁でちょっとだけ急なところを上がって山道になるが、それでも穏やかでハイキングにちょうどいい感じ。

10時過ぎ おかしい。晴れてきた。天気予報は雨だったのに。

「畳石」を過ぎた10時半頃、日差しが強くなってきたので足を止めて小休止。日焼け止めを塗る。

10:55 佛生池小屋に到着。池の前に御地蔵さんが並んでいて、その前で風車が回っている。プチ恐山状態。
登りの雪渓 佛生池
写真ばかり撮っている割には、まぁまぁのペースで来ている。雲が出てきた。

佛生池小屋を過ぎると、斜面に勾配が出てきた。ようやく、ハイキングから登山になってきた。天気は良い。
佛生池から頂上方面を見て

途中、急な岩道を登る脇に小さな祠があって、「行者返し」という看板が出ている。鳥海山も同様だが、この辺りの山は基本的に岩で出来ている。九州の山も岩石だらけで何が違うのか上手く言えないが、要するに、東北の山は楽しい。

  ↓ 月山の頂上と、左に最後の雪渓が伸びている。
頂上と手前の雪渓

12:00 月山の頂上に着いた。頂上一帯は神社になっていて、最高地点はその中にある。
神社入り口 神社の中の受付
中に入るには、受付で500円出してお祓いを受ける。小さな紙の人型を持ってお祓いをされて、その紙で体中を撫でて横の水に流す。最後に、紙のお札のような小さなお守りを貰っておしまい。写真撮影禁止も含め、湯殿山と基本的には同じ。違うのは、湯殿山は大勢が一度にお祓いを受ける。ここは山の上、ここは一人で清めてもらった。

神社の中に入るときは晴れていたが、10分後に出てきたときには周りはかなり濃いガスに覆われていた。入口で写真を撮ってから姥沢方面に少し下り、頂上小屋を過ぎたところで小休止。風も出て寒くなってきた。

荷物を降ろして岩に座り、ANAのラウンジに置いてあるミックスナッツのおつまみとソイジョイで軽い昼飯にする。

実は、朝、鶴岡の駅コンビニでオニギリを買ってきた。昔は地方のコンビニにはローカルメニューがあって楽しかったが、最近は全国一律になってきてつまらなかったところ。ここで久しぶりにローカルメニューを発見!鶴岡の郷土料理で「弁慶めし」というらしいが、シッカリ握ったオニギリに味噌を塗って青菜の漬物で包んだもの。これと、味噌を塗っただけのオニギリを2ヶずつ買って、2ヶは昼飯にして残りを土産にしようと考えたが、旨そうなので全部、土産にすることにした。で、昼飯はミックスナッツとソイジョイになった次第。

姥沢方面から、自衛隊が10人ずつくらいの5,6グループが上がってきた。訓練みたい。
仕事でこんな訓練なんて、羨ましい。

12:30 下山開始。

頂上からの下りは相変わらず岩だらけ。登ってきた道よりも急勾配が多い。

13:00 牛首の分岐を通過。大きな雪渓を数回渡る。ガスは出ているがあまり濃くはなく、コースにロープも張ってあるから迷うことはない。
下りも雪渓が続く。 雪渓に誘導ロープ

途中、雪原を渡ったところに分岐があり、右へ行くと月山スキー場のリフトで降りれるようだが、時間も充分あるので迷わず左へ進む。ここからあとは雪渓もなく、中斜面の下り道。これをトントン降りていく。

14:05 今回の終点、姥沢小屋に到着。小屋の横の蛇口で顔を洗い、バス停にユックリ向かう。
この辺り、かの夏スキーのコースらしい。少し奥の上方に大きな雪渓が見える。

バス停に着いたのは14:10。人がポツポツいるが、見ているとスキーを片付けている。まだ滑れるのか。

次のバスは15:20。かなりのカンカン照りで、日差しを遮るところのないバス停で待つのは辛い。

すぐ下にトイレがあって、ひとまず荷物をバス停に置いたまま用足しに行った。トイレの中にはスキー客用の更衣室がある。これはラッキー。バス停の荷物を持って更衣室に戻り、着替えることにした。トイレの外の、靴を洗う蛇口で体を拭いて、かなりすっきり。嬉しい。チンタラそんなことをしていたら、じきにバスの時間になった。

姥沢からのバスはオンボロで、山道をかなり飛ばす。インドのデリーからアーグラ観光でチャーターしたハイヤーを思い出す。あんなひどくはないが。

途中、銘水館での乗り換えを運転手に聴いたら、彼の持っている情報と違うらしい。そんなバスはない、と言う。

銘水館は「にしかわ」という道の駅だった。着いてバス停の時刻表を見たら、間違いない。振り向いたらオンボロバスの運転手、待っていてくれた。指で「○」をつくったら安心して道の駅から出ていった。

しかし時間になってもバスが来る気配がない。と思っていたら、立っているバス停のすぐ横に管理道路みたいのがあって、そのから急にバスが出てきた。

銘水館から山形行きのバスは非常に快適だった。あまり揺れないしクーラーが効いている。乗った時は貸し切り状態で座席を2つ占拠してノンビリ。途中で運転手殿に混まないか訊いたら、このバスは最後まで混まないんだそうだ。確かにそうだった。
〆がノンビリで満足。天気も予報と異なって宜しかったし、本当に日頃の行ないが良いようだ。

山形に着いて駅から歩いて10分くらいのところにある蕎麦を喰うつもりだったが、終えて満足してしまうと、あとは帰るのみ。結果、新幹線の改札を入ったところで立ち食いを喰って、今回の山行は終了。これで66山/100名山。

※ 歩いたのは9:25⇒14:05の4時間40分。

追伸~鳥海山で見た花々

  タニウツギ                 チングルマ
タニウツギ チングルマ

 ニッコウキスゲ                ヨツバシオガマ
ニッコウキスゲ ヨツバシオガマ

 コバイケイソウ                イワベンケイ
コバイケイソウ イワベンケイ

 マイズルソウ                 コケモモ
マイズルソウ コケモモ

 ミヤマカラマツ                ミネザクラ
ミヤマカラマツ ミネザクラ

 ミヤマキンポウゲ              シラネニンジン
ミヤマキンポウゲ シラネニンジン

 ミヤマキンバイ                イワギキョウ
ミヤマキンバイ イワギキョウ

 チョウカイフスマ               ベニバナイチゴ
チョウカイフスマ ベニベナイチゴ

 イワカガミ                   ハクサンチドリ
イワカガミ ハクサンチドリ

鳥海山 2236m

ちょうど3年前に登りに来て、台風で途中撤退した山。今回は盛岡の帰りに行くことにした。
行程としては、日曜の晩に盛岡から秋田経由で象潟に行って泊まり、月曜に鳥海山に登って、出来れば象潟で岩ガキを喰ってから鶴岡に移動、泊。火曜日は月山に登って山形に下りて、蕎麦を食ってから東京に戻る。この辺りの岩ガキは旨いらしいが、7・8月しか喰えない。
リュックは鶴岡から家に送るまでは持って歩くこと、天気が崩れそうなこと、から思案して、当初より減らして14kg。うち、水は2リットル。

先週の金曜日は休みを取って午前中に東京駅を出て盛岡に向かう。リュックは背負って仕事の荷物はゴロゴロ引っ張る。昨夜(日曜日)の夕方、盛岡発18:24の秋田行き新幹線「こまち25号」に乗って秋田駅で乗り換え、象潟に着いたのは21:32。何にもない小さな駅を降りて、線路沿いに歩いてすぐの踏み切りの際に、宿があった。線路の明かり以外、周囲は真っ暗。宿はかなりボロ。

事前に調べたら、象潟駅周辺にはコンビニがない。盛岡で今日の晩飯と明日の朝飯、昼飯の分として、カップ麺2ケ・おにぎり2ケ・コロッケパン1ケを調達してきた。水は重いので、宿にもなかったら水道水と覚悟したが、宿に給水機があってセーフ。
部屋には魔法瓶に入ったお湯。盛岡で買ってきたカップ麺を作ったら、ぬるくて緩くなってしまった。1階にある温泉らしい大風呂に入ってから、荷物整理をしながらぬるいカップ麺とおにぎりを缶ビールのロング缶2本で流し込んで、寝る準備ができたのは23時過ぎ。でも疲れているせいか、中々眠くならず。
テレビをなんとなく付けていて、24時近くなってようやく眠くなってきた。

朝は6時に起きた。魔法瓶の湯が冷めたので下に貰いに行ったら新しいポットをくれた。部屋に帰って朝飯のカップ麺に注いだら、もっとぬるかった。

鳥海山の登山口は幾つかあるが、今回は鉾立から登る。一番メジャーな登り口。来週からはバスがあるが、今週はレンタカーを使うしかない。事前に調べたら、1軒だけ「JSレンタカー」というのがあって、ここに車を頼んだ。
これ、象潟で唯一のレンタカー屋。ネット地図の電話帳で調べたのだが、事前に予約の電話をしたら「なんとか修理工場」に繋がった。レンタカーを借りたい旨の話をすると、"夕方に掛けなおしてくれ。"と。要は、同じ電話番号にレンタカー屋と修理工場があるらしい。と言うか、電話に出た奴がレンタカーのことを判らないだけか。
夕方かけた電話には穏やかそうなおじさんが出た。でもレンタカーはないらしい。話をしていると、要するに仁賀保のトヨタレンタから車を借りて、又貸ししてくれるみたい。最終的には朝7時にヴィッツを用意してくれることになって、助かった。12時間くらい(?)で6300円。因みに、トヨタレンタに直接頼むと値段は変わらないが、朝は8時から。場所的にも不便。ラッキーした。日ごろの行ないか。

宿を6:50に出て、地図を見ながら「JSレンタカー」を探して歩き、丁度10分で「高尾自動車」という看板を見つけた。中にいたオジサンに声を掛けると、ここが「JSレンタカー」だそうだ。お金を払って車を借りた。17時くらいに戻ると話したら、"もし人がいなかったら鍵をつけたまま車は置いていってくれ"と。
カーナビの設定をして荷物を取りに宿に戻り、7時半にいよいよ象潟を出発。

鉾立には8時ちょうどに着いた。ガスが濃くて景色は全くない。少し寒い。
身支度をしてトイレに行き、濃いガスの中を8:15、スタート。風が少し強いかな。

前回お世話になった「TDK小屋」の前を通って暫くは整備された散策道を歩き、じきに山道になる。上の方には所々に雪が残っている。
8:50 最初の雪渓。ガスの中でも歩いていると暑い。鶯がよく鳴いている。
「賽の河原」を過ぎて、雪渓の急斜面に入ってしまった。ガスが濃くて周りは何も見えない。真っ白の世界。途中で6爪の軽アイゼンをつける。この斜面なら、フルアイゼンでも良かった。
ガスと雪とで真っ白な中を20分ほど彷徨い歩いて、9:30頃、石の敷かれた道に出た。

途中で御浜小屋と鳥海湖とに分かれる道を鳥海湖方面に進んだら、また雪渓。斜面をトラバースするように暫く歩いたが、真っ白な世界は変わらず、流石にやばいと思って引き返す。
改めて御浜に向かい、10:30どうにか小屋に到着。
  ↓ 雪渓とガスで真っ白。何も見えない。    ↓ ガスの中の御浜小屋。
迷った雪渓 御浜小屋
トイレを借りて小休止。10:40スタート。

相変わらずガスは濃く、風も強くなってきた。雨が降っているわけではないがガスでリュックと体が濡れる。体が冷えてきたので足を止めて、ザックにカバーを付け、雨合羽を上だけ着て、さらに先へ。

山はこの時期、花の時期。それにしてもこの山は沢山の高山植物がある。綺麗な花が所々で咲いている。道に迷うだけでなく、花の写真を撮るために立ち止まることが多くて非常に遅いペース。

11:30 「七五三掛」から岩場の分岐を御室方面に少し上がったところで小休止。雨は降っていない。目の前に、コケモモと舞鶴草が群生している。

12:40 擦れ違った人から"それが最後"と聞いた雪渓を通過した。少し前まで雨が降っていたが、今は晴れている。雪が眩しい。サングラスを持ってこなかったが、夏山でも雪渓の残るときは必要だ。

12:50 御室に着いた。大物忌神社にお参りだけして、先へ。
 ↓ 大物忌神社。奥に頂上。          ↓ 頂上への岩場。登って降りて登る。
大物忌神社。 頂上手前の岩登り。
御室から先は岩登り。結構急で、怖く、しんどい。晴れてきた。

岩場を登ってもうすぐ終点、と思いきや、目の前の巨岩の間の隙間を今度は降りていく。折角登ったのに・・・・。
岩の隙間の急な下りのあとは、やはり急な登り。

13:20 頂上に到着。頂上も巨岩の隙間。
鳥海山の頂上。
これ、日曜日などは人が多かったらかなり危険。平日に来て良かった。巨岩の急登だから濡れているときはもちろん怖いが、ガスで視界がないときも怖いと思う。

日頃の行ないが宜しく、晴れていて助かった。と思っていたら、急にガスが出てきた。山の天気は忙しい。ひとまず御室まで降りよう。
途中まで戻って、行きとは違う東回りのルートがあったからそちらに足を進める。来た道より岩が小さくて歩きやすい、と思ったら、こんなところに来てまで雪渓。短いが急斜面のトラバース、少し怖い。

13:50 御室に戻ってきた。盛岡で買ってきたオニギリで休憩。ここに来るまでに2度も道を失い、当初予定より90分も遅れてしまった。後半は頑張らないと。
14:10 下山開始。地図で見ると3時間半の行程だが、頑張って3時間は切りたい。
登っているときはガスが濃くて何にも見えなかったが、下りでは非常によい天気になった。景色が非常に良く、雪渓も広く見渡せる。時々振り返ると、先ほど登った鳥海山が秀麗な姿を見せている。歩きながら、何度も振り返る。
降りる途中で振り返って。

御浜の手前、御田原で鳥海湖への分岐があって行こうかと考えたが、登って来た時の様子から道が雪で潰れているだろうと思ってやめた。しかし御浜近くになって鳥海湖が見えるようになると、湖の向こう側に道がクッキリと見える。ガスがなければ問題なかったみたい。


調子よくスタスタ歩いていたが、16時過ぎ、御浜小屋を過ぎて少し歩いたことろでふとGPSを見ると、御浜から賽の河原への真西へ向かう道ではなく、少し南へ向かう長浜道を歩いている。これ、登りで間違って来てしまった道。御浜小屋から賽の河原へ向かうには、小屋の表側(北側)から入っていくが、裏側(南側)を通ってそのまま来てしまったみたい。また同じような失敗を犯した。
その代わり、と言っては何だが、登りの際に間違えたルートを確認することが出来た。
まず、往きに鳥海湖へ行こうとして雪渓に入り込んだが、ここは途中までの木道が雪で潰されている先を白い世界をほぼ真っ直ぐに歩いていったが、ガスが抜けて視界が広がると何てことない、道の途絶えたすぐ下方正面に、また木道が顔を出している。少しだけ視界があったら迷うことはなかった。
 ↓ 月山湖。向こう側に道が付いている。   ↓ 登りで迷った雪渓。左上に行っちゃった。
月山湖 登りで迷った雪渓
そしてもう1ヶ所。賽の河原から雪の急斜面に入ってしまったが、今、ガスが抜けた状態で見ると非常に簡単で、雪渓と草木の境目に沿って歩けば全く問題なかったものを、そのまま真っすぐ、急勾配の雪面に突っ込んでいっただけだった。
ここに限らず、ガスがなければ子供でも判るこんな途が、一旦ガスが出ると"プチ・ホワイト"状態になってどちらに行けばよいのか、全く判らなくなる。対策として、もっとGPSナビを小まめに見るべきだった。

1730鉾立に帰着。
まずはスポーツドリンクを買って水で薄めてガボガボ飲む。落ち着いたら荷物の整理。靴を脱いでサンダルに履き替え、靴はリュックに仕舞う。他の荷物もまとめ、車を返したらそのまま歩けるように支度する。

1750に鉾立を出て象潟に帰ってガソリンを入れて車屋に持っていったのは1840。車屋のオヤジには17時くらいに帰る、と言ってきたがトンでもなかった。車屋にはもう誰もいないので、オヤジに言われたとおり、キーをつけたまま置いてきた。

象潟では、どうしても牡蠣を食いたかった。が、事前に調べてきた「海香里(アカリ)」は下りてくる途中で電話したら休みみたい。何年来だか判らんが念願だったから残念。

他を探そうかとも考えたが、現在18:45、次の18:56発の電車を逃すと、その後は19:58。鶴岡に着くのは21時半になってしまう。翌日は月山行きのバスが鶴岡発6時と7時。荷物の入れ替えをして不用品を宅急便で出すことを考えると、チョットきついか。仕方なく象潟の牡蠣を諦めて、鶴岡に向かうことにした。象潟駅に急いで向かって18:56の酒田行きに乗れた。

酒田で乗り換えて鶴岡には20:17に着いた。

ホテルに入って、まずはシャワーを浴び、大まかな荷物整理をして、外を食いに出る。駅のコンビニが20:15で閉まった後は近くにコンビニはない。宿のフロントで聞いたら、すぐ裏にスーパーがあるらしい。そこではオニギリは売り切れだったので水だけ買って、その足で宿のすぐ裏の居酒屋「せいご」で晩飯を食う。ここには牡蠣があった!満足。

本日の行程は、8:15スタートで17:30ゴール。9時間15分。が、道迷いで1時間15分くらいはロスしたか。

早池峰1,917m

天気予報だと9時くらいから昼過ぎまで雨。昨日は盛岡で昼頃に豪雨&落雷があったこともあり迷ったが、中々来れない所なので決行。
その代わり、荷物を14.5kgに減らす。テントのポールと食器類を出した。
7:20にホテルを出て盛岡駅前のレンタカー屋へ。車を借りて7:40に出発。

登山口の河原坊の駐車場に着いたのは9時過ぎ。盛岡から53kmを1時間半弱だった。
トイレに行って身支度をして、9時半に歩き始める。山の上の方はガスに覆われている。ポツポツと雨が顔に当たる。
登山道は沢沿いで、時々沢を登ったり渡渉したり。大岩がゴロゴロしていて中々歩きにくい。

明るくなって陽が照ってきた。強い日差し。駐車場で日焼け止めを塗っておいて正解。
汗がダラダラ流れる。
先を見上げると頂上の手前はかなり急な岩場。左奥の方には雪渓が残っている。
頭垢離の少し手前から上部
 ↑ 頭垢離の少し手前から上部を見上げて。

ガスが出てきた。風も強く、涼しい。
この山のこの季節、花が良いらしい。途中、ポツポツと色々な花が咲いている。
ミヤマオダマキ
 ↑ ミヤマオダマキ。今日の早池峰で一番綺麗だった花。

斜面がキツクなり巨大な岩の写真を撮りながら登っていく。登るほどに更に急になる。
12:00頂上に着いた。ガスで景色はない。
早池峰の頂上
 ↑ 早池峰の頂上。
リュックを背負ったまま一通り写真を撮って小田越ルートに向かう。少し降りると湿地帯があり、木道の周りに雪が残っている。その真ん中でリュックを降ろして5分ほど小休止。

12:15下山開始。ガスはしっかり出ているが雨は持ちそう。雷の気配もない。
下りも岩だらけだが斜面が緩やかでかなり楽だ。でも膝が痛くなってきた。トレーニング不足。

下りの道にも所々、花が咲いている。その中に、発見。
この山の花で一番有名で、見る価値のあるらしいのは「ハヤチネウスユキソウ」。かの「エーデルワイス」は和名「ウスユキソウ」だそうだが、それよりも「ハヤチネ~」の方が美しいらしい。しかしながら、見るには少し早かったようで、様々な花が咲いている中、それらしいものはここまで見られなかった。
それが、かなり下って、諦めて降りることに専念していたとき、それまでと違う形の、咲きかけの花があった。この写真を撮って、帰ってから調べてみると、やはり「ハヤチネウスユキソウ」だった。まだ咲きかけだが、ラッキー。嬉しい。
ハヤチネウスユキソウ
 ↑ 咲きかけの「ハヤチネウスユキソウ」
段々と風が強くガスが濃くなってきていたが、「ハヤチネウスユキソウ」を過ぎた13時過ぎ、ついに雨が強めに降ってきた。仕方なくリュックにカバーをつけて帽子を被る。
少ししたら雨は止んだ。

13:45小田越の登山口に着いた。ここから車道2kmを歩く。
14:10河原坊の駐車場に帰着。

天気はそこそこだったが、事前の予報から見るとかなり良かったから“日頃の行ない”として満足。
山は、微妙。東西に延びる稜線があるのに南側から脇腹を這い上がるように登って降りて来た。交通も不便。
いつか機会があれば、公共交通機関で稜線を伝って縦走してみたい。

伊豆ヶ岳851m

春にチビが生まれて山などには行けなかったが、少し落ち着いてきたので半年振りに歩くことにした。
久しぶりなので軽いトレーニングも兼ねて荷物は9.5kg水は1.5l。靴は軽登山靴でなく、ミラージュに厚手の靴下を一枚。
朝は8時過ぎに家を出て西武池袋08:36の急行に乗った。飯能で乗り換えて09:55に吾野に到着。
天気は良い。空全体にウッスラ雲がかかっていてまだ暑くはないが陽焼けしそう。
身支度して10:00ちょうどに歩き始める。
改札を出て左に降りるとすぐに寺がある。線路と寺の間に線路補修作業用みたいな細い路があって、ここを進んで車道に出て、もう少し先に進むと「吾野鉱山」に入る坂が左に別れていく。これを入ってそのまま山に入っていく。前回はこのルートが判らなくて結構な時間をロスした。
伊豆ヶ岳から正丸峠を越えて正丸駅に出る予定だが、トータルで14.5kmだという看板が出ている。
山道を進むとじきにまた集落に出る。道なりに行くと赤い鳥居の「諏訪神社」があるが、これを左に見ながら更に行くと今度は石鳥居の「秩父御嶽神社」がある。この手前を左に入り、食堂「さち」の前を通って今度こそ本当に山に入っていく。吾野駅からここまで15分。

10:35浅見茶屋。この辺りでは人気のウドン屋らしいが表に出ているメニューを見ると「つけうどん(ざる)」700円、「きつねうどん」850。昼時に来ても入る気にはならんな。
汗をダラダラ流しながら、11:10に子の権現の大草鞋に着いた。足腰にご利益があるそうで、お詣りして汗が引くまで小休止。
子の権現
11:25スタート。この辺りから時々急な道が出てくる。
11:55天目指(アマメザシ)峠到着。池袋で買ってきたカレーパンを食って小休止。
12:10スタート。曇ってきて、風が吹くと少し涼しくて嬉しい。
12:45高畑山。5分だけ休憩。
そこそこの急登が続いて13:15古御岳到着。
13:35伊豆ヶ岳に到着。
伊豆ヶ岳
Tシャツは汗でびしょびしょ。リュックを下ろし、座って水を飲む。ガボガボ飲んでしまう。
13:45スタート。
14:20正丸峠。
14:40馬頭さま分岐。
14:56正丸駅に着いた。14:55の電車が去っていく所だった。惜しい!次は15:25、駅前の蛇口で顔とタオルを洗って靴に少し着いている土を落とす。

荷物は軽め、時間は短めで若干物足らない感があったが、久々の歩きが嬉しかった。
久々でも12kgで良かったな。
靴の紐がなかなか締められないから、やはり靴下は2回重ねにすべし。
夏に18kgくらいを背負ってトレーニングに来よう。
満足。

丹沢~冬の縦走‐2

6:00に起きた。
夜中に時々目が覚めた。ずぅっと暴風がゴォゴォ吹いていて、時々何かがバタァ~ン、ドタァ~ンと大きな音を立ててうるさかった。が、よく眠れた。
布団の中で様子を見ていると、外は少しずつ明るくなっていく。風はまだかなり強いが天気は大丈夫そうだ。

6:30 朝飯の集合がかかる。昨夜のオッサン連中は行方不明者を探すために5時に出て行ったらしい。真っ暗だったろうに。
朝飯は昨夜の飯からメインのおでんがなくなっただけ、という感じ。
蛭ヶ岳山荘の朝飯
丼に軽く1杯食べて、テルモスにお湯を貰う。500円。天気は大丈夫そうだから要らないかもしれないが、保険。

7:15 アイゼンをつけて歩き始める。天気は晴れ。風が物凄く強い。午後は崩れるらしいから早めに降りよう。
8:30 原小屋平跡。途中、雪の深い林状の斜面を歩いていて、鹿の足跡で道に迷った。深くて若い雪だと足跡の前後も掘られて、良く見ると鹿の足跡だが人の靴の後のように見える。新たな発見&学習。

8:50 姫次に着いた。
姫次からの富士山
雪に足を取られて中々進まない。予定(夏道の時間だが…)よりかなり遅れていて、バスに間に合うか心配。
9:06 青松分岐。

10:00 林道に出た。が、道が凍っている!!これは怖い。

10:40 青根集落に入って、少し歩いて探して東野のバス停に到着。
調べて来たバスは11:05発。が、バス停の時刻表を見たら10:45発。よく考えると、調べたのはもう少し先まで歩いたところの焼山バス停の時間。手前に降りてきたからバスの時間も変わる。危ない、危ない。これを逃して次の便だと、2時間くらい待たなくてはならない。
しばらくして、少し先に停まっていたバスがこっちに来た。一人で乗ってしばらくは貸し切り。“三ヶ木”というバス停で乗り換えるのだが、何て読むか判らず、信号で停まった時にバスの運ちゃんに聞いたら“ミカゲ”と読むそうだ。20分ほどで三ヶ木に着き、ここで乗り換えて京王線の橋本駅へ。
橋本駅には30分ほどで着き、少し待って12:15発の急行に乗った。途中、調布で特急の乗り換えがあったが座れているし疲れているし荷物もあるのでそのまま乗って新宿には13:09に着いた。
GPSの液晶が飛んでしまうようになったので、池袋の山用品屋に寄って新しいのを買ってしまった。

丹沢にまともに来たのは初めて。雪のお陰でそこそこ歩きがいもあり、満足。
夏は蛭が多いようなので、冬にまた来たい。

丹沢~冬の縦走‐1

【予定】
大倉→(1.40h)堀山の家→(1.20)塔ノ岳→(1.00)丹沢山→(1.35)蛭ヶ岳→(1.05)姫次→(0.20)八丁坂→(1.50)東野  計8.50h ※全て夏の時間で。
【実績】
大倉→(1.32h)堀山の家→(1.20)塔ノ岳→(1.20)丹沢山→(2.15)蛭ヶ岳→(1.34)姫次→(0.16)八丁坂→(1.34)東野  計9.51h ※休憩時間を除く。

朝は7時少し前に家を出た。新宿から小田急線の急行に乗って8:51渋沢駅到着。
パソコンの地図で調べたら駅前にセブンイレブンがあるのでオニギリを買うつもりだったが、潰れていた。仕方なく駅ビルのスーパーが9時に開くのを待って調達。
北口の2番乗場から9:12発のバスに乗って、登山口の大倉には9:25に着いた。ここは丹沢にハイキングに来る人たちが多いようで、観光的な施設が結構充実。と言っても、トイレとお土産屋と蕎麦屋くらいだが。整備された公園みたいになっていた。
トイレに行き靴を締めて準備をする。少し空気がヒンヤリするが天気は良く、風もない。上着も脱いでリュックにくっ付けて、9:33スタート。

大倉尾根の登山道は平日なのに歩く人がポツポツといる。春秋の土日はさぞ混んでいるんだろう。途中には茶店も多く、流石に閉まってはいるが店の前にクーラーボックスを置きっぱなしにしてジュースを売ってる店もある。
11:05 「堀山の家」到着。一休みして買ってきたオニギリで昼飯。歩いていると暑いが停まるとすぐに寒くなってくる。テルモスに入れてきたお湯が嬉しい。
11:25 再び歩き始める。
途中でふとGPSを見ると、画面が飛んでいる!半年くらい前から液晶に時々線が入り、そろそろ寿命かなとも思っていたが、急にひどくなった。画面が縦縞になって全く何も映っていない。やばい。電源を落としてまた入れたら、一応地図が見れるようになった。仕方ないので普通の地図もこまめに見ながら歩くことにする。

足元の雪が段々と増えてくる。が、歩く人が多いようで雪は潰されて歩きやすくなっている。
12:08 「花立山荘」通過。

大倉尾根から見えた真鶴と伊豆半島
12:45 「塔ノ岳」山頂に到着。富士山が綺麗に見えている。空気は冷えているが天気良く、風もあまり強くないので快適。時折、富士山の方向から自衛隊の演習らしいドォーン、ゴォーンという音が響いてくる。
塔ノ岳山頂からの富士山
ここの頂上には休んでいる人が10人以上いた。殆どがここまでの往復みたい。
トイレだけ済ましてそのまま先に進む。

12:55 少し歩いたところで停まってアイゼンをつける。塔ノ岳を過ぎると人はいない。雪も深くなる。

14:15 丹沢山の山頂に着いた。
丹沢山山頂
相変わらず、ドォ~ン、ゴォ~ンと遠くで自衛隊の演習の音が響く。非常によい天気。しかし夕刻が近付いて陽が低くなってきた。急がないとならない。10分ほど休んで出発。

15:15 不動の峰。蛭ヶ岳山荘が遠くの山のテッペンに小さく見えてきた。富士山には笠雲がかかっている。ヘリコプターが上を廻っている。なんだろ?
歩いていて天気がいいのは嬉しいが、雪が深くてたまに足がズボッと埋まってしまう。かなり疲れる道。かと言ってスノーシューやワカンは邪魔くさい。

16:40 蛭ヶ岳の頂上に到着。
蛭ヶ岳山頂から富士山に沈む陽

雲がなければダイヤモンド富士
ここの前の最後の登りはきつかった。雪の斜面が急になってきて、そこに風が物凄く強く吹いてくる。寒いし疲れた。
頂上の小さな広場から富士山を眺め、落ち着いたところで小屋に入った。
蛭ヶ岳の小屋
入口のタタキで靴を脱ぐが、アイゼンやスパッツを外すのも手や体が強張って大変。モタモタと外して中に入り、チャックイン出来たのは17時前だった。
1泊2食の料金7000円を払って、まずは寝床を確保する。寝室には先客1名が部屋に入って左の一番奥に布団を広げていた。逆に右奥の隅にリュックを下ろして場所をキープ。すぐ後に一人入ってきて、真ん中に布団敷き始める。この日は3人で貸し切り。
蛭ヶ岳山荘の寝床
布団を集めて寝床を作り、一休みしていたら17:30、晩飯の声がかかった。

晩飯はおでん。大したものはないが、山の中だと米があるだけで嬉しい。
蛭ヶ岳山荘の晩飯
米は食べ放題。副菜の佃煮やら漬物も食べ放題。充分満足。が、一番うれしいのはお茶が飲み放題。ここは水は天水だけのようで、飲めるのはペットボトルかお湯。ペットボトルは500cc、お湯はテルモス500ccでどちらも500円。3000mクラスの山と比べても安くはない。他の二人はかなり大食いで山盛りの飯をお代わりしている。こちらは1杯で止めておく。
東京の夜景
そう言えば、自炊用の部屋にオッサンが4,5人いて酔っぱらって騒いでいる。何だと思っていると小屋のオヤジも合流して酒を飲んでいる。どう見ても登山客ではない。労務者風。あとで聞いたらこの連中、登山道の整備工事をしていたが、その作業員らしい。それは良いのだが、途中からガヤガヤの音に緊張感が出てきた。時々電話(おそらく衛星電話)が鳴っている。聞いていると、遭難者が出たらしい。オッサン連中、明日は暗いうちから捜索の手伝いに出るらしい。こんなところだと色々と兼任するようだ。大変だ。が、内容は真面目でいいとして、酔っぱらっているからヤッパリうるさい。

19時前のNHKテレビの天気予報を見て一安心。明日は午後から崩れるらしい。それまでには降りれるだろう。
あとはやることもなく、寝るだけ。明日の朝飯は6:30だと。遅いが、こんな山ならそれも良し。
外は風がゴォゴォと吹きまくっている。窓を通して東の遠く、東京の夜景が綺麗だ。飯とストーブで体も温まったので寝よう。が、寝床の部屋に入るととても寒いっ!
慌てて布団に潜り込んで、19:45就寝。

安達太良山の下見★作業途中★

昨日の晩は佐野SAにある「旅籠屋」に泊まった。これ、車での移動者用に各地にあるようだが、高速はここだけ。便利。が、東京から近いSAなので、出来れば各方面のもう少し離れたところにあると宜しい。
「旅籠屋」からのSA敷地内。
旅籠屋@佐野IC

まずは、あだたら高原スキー場でミニ山スキーの練習。が、これが難しい。

安達太良登山口

 

安達太良登山道1

 

 安達太良登山道2

 安達太良断念後

岳ノ湯

伊豆ヶ岳851m

日曜日に一日、山に行ける時間ができた。トレーニングがてらで近場の秩父を目指すこととし、当初は武甲山を目的とした。ここは6時間半くらい歩くので荷物も12.5kgと軽めにした。
しかしながら朝、寝坊した。携帯電話の目覚ましをかけたのだが、曜日設定が間違っていた。起きたら7時。よく寝た。
仕方なく、ユックリ朝飯を食いながら再検討し、少し近くてコースも少し短い伊豆ヶ岳に行くことにした。計画変更。

8時半過ぎに家を出発。少しタイミングが悪く、池袋と飯能で合わせて30分くらい待ったが、10:56に吾野駅に着いた。駅前には小さな茶屋が1件。軽食があるが覗いてみると「タヌキそば」600円などと、少し高いから見送り。一応、昼飯用にカップの天麩羅蕎麦と生卵を持ってきている。
トイレに行って靴紐を締めて、11:10に歩き出す。

線路に沿う方向でしばらく歩き、15分ほどして小さい神社の向こう側、大きな神社の手前を左に入る。いよいよ山に向かう。
と、見ると、「手打ちうどん」の暖簾のかかった小さな食堂がある。『食堂さち』という店で名前はパッとしないが、構えは興味をそそられる。
入ってみるとオバアサン一人でやっている。食堂というが、メニューはうどんしかない。あとはモツ煮と酒、ビール。
「肉うどん」550円を頼む。しばらくして婆サマが小ぶりの丼を持ってきた。
うどん屋 肉うどん
肉うどん、見た目は思ったのと少し違う。
肉は薄切り豚バラが数枚。他にキャベツの煮たのと山菜が入っている。
キャベツは甘くて旨い。山菜はショッパイ!豚は少しショッパいが悪くない。が、少ないなぁ。
うどん、手打ちみたいで太めだが柔らかい。汁はさっぱり醤油。シンプルで美味しい。田舎の婆サマの手作りうどん。量が少ないがホッとする味で満足。
11:45 歩き始める。

12:10 ガイド本などに出てくる『浅見茶屋』に着いた。ここは有名だから一度は入ってみたいが、表に出ているメニューを見ると、とても高い。うどんで950円なんて、新丸ビルか?!
12:45 子の権現に到着。ここは足腰に効くそうなのでシッカリお参りする。賽銭を本堂で50円、横の大草鞋に5円入れて、急な階段の上にある奥の院まで行ってきた。
境内に蝋梅が咲いていた。良い香り。
子の権現 境内の蝋梅
12:55 子の権現出発。
13:30 天目指峠通過。
13:55 中ノ沢ノ頭の横を通過。
14:15 高畑山の頂上を通過。伊豆ヶ岳が目前に聳えているが、かなり急。こんなだったかな・・・。
14:55 古御岳。いよいよこれを降りると伊豆ヶ岳の登り。さらに近くなって、さらに急に見える。
15:15 伊豆ヶ岳の頂上に到着。風がなくて非常に良い天気。
伊豆ヶ岳の頂上-新しい標識 伊豆ヶ岳の頂上-古い標識
日が落ちてきたので急いで下山路に就く。

道を間違えた。あまり人が通らないようで、かなり荒れている。朽木があちこちで道を塞ぎ、所々が崩壊して道が崩落しているところも多い。それらが落ち葉に埋もれていて、時々地面のえぐれている部分がわからずに少しコワイ。
地図を見て、理解。頂上から少し下ったところで男坂、女坂に分かれる。しかし男坂は通行止めで左に降りる女坂を来る筈だったのが、左の道は直角かつ急に落ちていくもんだから山伏峠に行く道だと決め込んで、右の道に来てしまった。これだと西吾野駅に続いているが、かなり遠回りになる。大失敗。
戻るにはかなり降りてきていたので、仕方なくこのまま進む。
ひどい道は延々と続いたが、しばらくしてやっと林道に出た。民家も見える。が、ここから西吾野駅まで40分以上歩く。参った参った。

16:50 西吾野駅到着。
結局、当初予定の正丸駅に向かうよりも30分以上かかったようだ。この程度の山だからとナメテかかって失敗した。大きな山だったら遭難していた。改めて反省。
とは言え、トレーニングとしては充分成立したので満足。

乾徳山2031m

昨年の9月以来、山のテッペンに行ってなくてフラストレーションがかなり蓄積。

1日だけ時間が取れたので、この時期に日帰りで行けて、そこそこ歩きがいのありそうな中から、日本200名山に入っている乾徳山(ケントクサン)に行くことにした。

府中に行っていたので、朝は6時に出発。山梨方面に行くには楽でいい。
勝沼ICを降りて葡萄畑の中を走って山へ。
登山口の徳和には8時過ぎに着いた。この辺りの山だと東京から近くて楽だ。

登山口までの林道はまだ続くが車が停められるか判らないので、登山口の数百メートル手前の駐車スペースに停めて身支度。林道の横に雪が少し残っていて上の方にはもっと多いのだろうが、このくらいなら大丈夫と判断してワカンとピッケルは車に置いて行く事にした。軽アイゼンがあれば充分だが、リュックにスペースがないので上蓋にアイゼンをくくりつけて行く。
荷物は軽い雪山を想定して10.5kg。少し軽め。

8:25 歩き始める。10分ほどで林道から山に入る登山口。ここから林道の少し先に車が2台ほど停められるスペースがあった。また混まない時期に来ることがあれば、次はここだな。戻って山に入る。
最初は緩やかな登りだが久しぶりで苦しい。情けないな。

9:40 国師ヶ平を通過。結構広いエリアは平らになっていて木々広がる地面が白くて気分がいい。
9:50 歩いていてふと右を見ると、木の間のすぐ先に鹿が3頭、こちらの様子を見ながら地面をつついて草を食っている。3頭とも雌。警戒はしているが、すぐに逃げそうな様子でもない。思えば時々、猟銃の発砲音がしていた。
乾徳山の鹿

写真を撮って先に進む。

扇平。緩やかに広くなっているが国師ヶ平と違って展望が開けている。目の前に乾徳山へ登っていく道が続いているが上の方はガスで隠れている。
目を横に移すと少し遠くに山々が広がって良い景色。
登ってきた道の左手斜面の霧氷が綺麗。
さらに先に進む。

しばらく行くと稜線に出た。風が冷たく、非常に強い。
この辺りからは岩場が増え、岩も段々と大きくなってくる。
さらに岩は大きくなり、鎖場が出てきた。時々巨大な岩が現れ、ハシゴやロープ、鎖で越えていく。切り立った先を乗り越えるときは少しドキドキ。

この辺り、特大の岩には名前が付けられている。最後に垂直の大岩が現れた。
20mくらいあろうか、1枚のツルッとした大岩で鎖が上から下がっているが、特に下半分には足を引っ掛けるところがなく、上半身を主にして小さなクボミ足を突っ込んでよじ登る。
その大岩を登ると、目の前に頂上があった。 
11:10 頂上到着。
乾徳山頂上
この頃には天気は良くなり、景色が良い。遠くの山々はウッスラとガスがかかっているが、富士山はハッキリと見えた。
写真を撮ってリュックを降ろさずに一休みし、先に進む。

ここからは下山に入るが、下山道はこの先の一つ奥の山を目指して進み、途中から左に下るはず。
頂上から来た道と反対側に降りていくと、こっちは日陰になっていて雪が多い。かつ道が急で狭い。岩の狭い隙間を降りていくのにも雪で足元が見えずに怖い。
11:30 下山道への分岐に辿り着いた。休憩して昼飯にする。
11:50 出発。
相変わらず雪の多い急斜面を進む。

13:15 しばらく降りると斜面の開けたところに出た。小さな小屋が見える。高原ヒュッテという避難小屋らしい。避難小屋にしては立派で快適そう。中を見たかったが人の声がしていたから冷やかしは止めた。
さらに先に進む。雪は減り斜面は緩やかになってきたが膝が疲れてきた。このような延々と続く緩斜面は膝に辛い。

14:05 ようやく林道に出た。あとはノンビリと帰るだけ。
14:20 駐車場に帰着。天気に恵まれた山行でした。

往復で6時間。一般的な見込みも6時間。5年くらいまでは見込みの7掛けくらいで歩いていた。体力の衰えに落ち込む。
でも久々に山のテッペンに立てて嬉しかった。気を取り直してまた登るべし!

立山(途中敗退)~その2

朝は5:20に起きた。日の出まで20分くらい。
湯を沸かしてお茶を飲み、トイレに外に出ると寒いが素晴らしい天気。地面は凍ってる。風もなく穏やかな晴れだが、昼過ぎから崩れるらしい。ユックリと準備をしてテントを撤収し、上へ向かう準備をする。

7:25準備を終え、少し暖かくなってきたのでスタート。気温は日向で6.4度、日陰は4.7度。
剱岳の方に向かい、橋を渡ってすぐに右に折れる。富士ノ折立の左の鞍部を目指すが、途中から真っ白。全くもっての雪山になっている。大崩れ(?)を上がっていくと徐々に足元が白くなる。振り向くとテント場や室堂が眼下に見える。目を上げると右手すぐ上に剱御前の小屋、その左手奥に奥大日岳、左手には一ノ越。
足元の雪は段々と増えていき、時々滑りそうになる。9時過ぎ、稜線がすぐそこに見えるところで足を止めて荷を下ろし、軽アイゼンを履く。ここから足元は雪だけ。
風が強くなってきた。室堂の向こうには黒い雲が広がってきている。天気は午後に崩れるとの予報だったが、少し早まっているみたい。

9:20稜線に辿り着いた。風が物凄い。飛ばされそう。目の前に富士ノ折立の岩頭が見上げられる。そこまでの道はかなり狭く険しく見え、これが雪に覆われて所々に岩が茶色く現われている。
これ、軽アイゼンでは厳しいな。不安材料が幾つも出てくる。ここから2時間以上、雪だけの稜線が続く。吹雪いたら着るものが足らない。サングラスもない。空は黒くなってきて今にも降りそう。降ったら雪。しかも暴風。すなわち吹雪。
いろいろと考えて、残念だが撤退することにした。反対側の向こうには鹿島槍ヶ岳と五竜岳が秀麗。

降りると決めたら急がないと。降ってくる。
少し下りて足元の雪が少なくなったところで軽アイゼンを外してリュックにぶら下げる。所々残っている雪で滑りそうになりながら、急いで降りる。じきに小雨が降ってきた。振り向いて、山を見上げると稜線はガスで覆われてしまった。おそらく、雪。吹雪。
10:30キャンプ場まで戻ってきた。細かな雨が降っている。ここまで来たから雨具は付けず、急いで室堂に向かう。来た時と違った道を選んだら、地獄谷を通った。中々の迫力。これじゃぁ昔の人が地獄と思うのも仕方ない。
なんとか地獄から、みくりが池に向かう階段を上る。しまった。ここ、昔、剱に登ったとき、ヨレヨレになって下りてきて、最後にこの登りで死にそうになったところだった。参った。仕方なく、這うようにして登る。荷物が重い。来る時17kgで水や食べ物を減らし、登り始めは16kgくらいの予定だったがテントが濡れていて逆に重くなっている。キツイ。
11:10 室堂ターミナルに着いた。雨はかなり強くなっていて、リュックを降ろしたらビショビショになっていた。体もビショビショ。山はすべてがガスに覆われ、何にも見えなくなってしまった。

やはり下りてきて正解だった。当初見込みの午後からの荒天でも危なかったが、こんな早くに荒れた山に上がっていたら遭難していた。
計画では山を越えて黒部に下りるつもりだったが、室堂に戻ってしまったから山を貫通しているトンネルを抜けて帰ることにする。ひとまず、扇町までのトロリーバスとケーブルカーの切符を買う。5800円に荷物代300円、計6100円。

次の便まで少し時間があるのでターミナルの立ち食い「立山そば」に入って昼飯を食う。
「白エビのかき揚げそば」780円にトッピングで「温玉」100円「キノコ」50円。締めて930円という建ち食いそばにしては超高級メニューになった。
蕎麦は汁が温めだが旨い。量も多い。トッピングキノコもたくさん入っている。
富山で買ってきた焼鯖オニギリを一緒に食った。これはこれで旨いのだが、量が多すぎた。腹いっぱい。
食い終えて、急いでトイレを済ませて11:45発の立山トンネルトロリーバスに乗る。室堂から大観峰2316mまで行ってノープウェイに乗り換え、1828mの黒部平まで。大観峰までのトロリーが10分弱。その後も同じような時間でこまめに乗り換える。
大観峰からのロープウェイは12:20発。しばらく待たされる。こっちのルートは団体で溢れかえってる。乗ってしまったら7分で黒部平。途中の斜面は紅葉が綺麗。雨でガラスが曇っているのが残念。
乗り換えはまたまた大混雑。次は12:40発のケーブルカーに乗るまでまた待つ。黒部ダムまではトンネルの中を5分間。
ダムに着くと、晴れていた。ダムの上を反対側まで歩く。反対側の端っこで観光客目当ての写真屋が呼び込みをしている。聞くと、写真を撮ってもらっても買わなくてもいい、ついでに客のカメラでも撮ってあげる、と。素直に撮ってもらった。写真屋のカメラと、自分のカメラで。で、そのまま奥に行こうとしたら“大きい荷物のオニイチャン、写真を見るだけ見てってよ!”と名指しされ、仕方なく写真だけ見る。少し驚いたのは、さっき撮られた写真が、もう台紙に張ってあった。でも見るだけ見て、次に進む。
黒部ダムからは別料金のトロリーバス。扇沢まで3040円。13:05分発、乗っているのも15分。扇沢には13:21に着いた。いよいよ黒部とも御別れ。扇沢13:30のバスで信濃大町に向かう。

信濃大町には無事、14:05に着いた。すぐに東京方面への電車があった。14:09発で、松本で乗り換えると新宿には18:07に着く。迷ったが、少しユックリ帰りたいのと、乗り換えが面倒なので15:04の「あずさ26号」で帰ることにした。これだと新宿に18:36。出るのは1時間遅いが着くときは30分遅れ。こっちのほうがいい。
切符を買って、弁当を買いに出ることにした。

今回も立山は遠かった。縁がないのか。が、平気。次はいつ行こう。いつ、頂点を踏もうか。
また次回だ。

立山(途中敗退)~その1

昨日は大阪で仕事が終わってからすぐに出てきた。
17:42大阪発の「サンダーバード39号」に乗る。富山に着くのは20:56の予定。
ところが新大阪を出てすぐに電車が止まり、車内アナウンスで急病人発生とのこと、長岡京で救急車に引き渡して再出発。おおよそ30分の遅れ。
21:20富山に着いた。駅を出て右前のホテルコンフォートに向かう。チェックインし送っておいたリュックを受け取って部屋に行き、すぐに晩飯を明日の握り飯を買いに外に出て、風邪が治っていなかったので、焼肉を喰らう。
宿に戻って缶ビールを飲みながら荷物を整理。登山用品だけ並べて、残りは大阪から持ってきたバッグで家に送る。
今回も荷物は重い。水抜きで15kgだから実際には17kgくらい。
作業を終えて寝たのは23時くらい。明日は夕方までに登山口となる室堂まで辿り着けばいいから。目覚ましもかけない。起きて時間があれば、立山博物館に寄って行く積もり。「立山曼陀羅」を見れるのだが、ここも他の博物館と同様、月曜はお休み。なかなか来づらい。が、今週は月曜が祝日で開館日。良いチャンス。

朝は結局、8時過ぎまで寝ていた。よく寝た。次の立山行きの地鉄は8:55。が、荷物の整理もあるしバタバタしたくないのでパス。その次の9:54に乗ることにした。
身支度をして余計な荷物を東京に送り、外に出ると非常によい天気。
地鉄の富山駅に行って電車に乗る。遠くに見える山は上の方が白い。
この電車に乗るのは5回目か。最初は会社の先輩アルピニストに剱岳に連れて行ってもらった時か。あとは黒部五郎から新穂高に縦走したとき、それをやろうとして太郎平まで行き台風で断念したとき、立山に登ろうとしたが室堂で台風で断念したとき。それで今回。
10:38 千垣駅に着いた。無人の小さな駅で当然荷物預かりもなし。博物館はここから2km。平日はバスがあるらしいが今日はない。タクシーなんかいる筈もない。
山に行くための17kgのリュックを背負って舗装された道を立山に向かって登っていく。
25分で博物館に到着。まずは手前隣の雄山神社にお参り。ここは立山の頂上にある雄山神社の中宮らしい。中には幾つか社がある。かなり奥まであるようだが、手前の古そうな社にお参りして、その横にある若宮という小さな社にお参り。若宮は、昔から山に入る人が必ずお参りしていたらしい。
博物館は小さいが、綺麗で立派な建物。受付でリュックを預かってくれた。
中も広くはないが、曼荼羅がたくさんあった。立山曼陀羅というものも一つかと思っていたが、幾つもあるらしい。そもそも、各地に布教に出向くときに持って歩いたようで、沢山作って沢山布教した、というようなもの。当然撮影禁止だが、何枚か撮ってしまった。
一廻りして荷物を受け取り、礼を言って出てきた。帰りは当然下り道。楽。良く見ると、この辺は佐伯姓ばかり。千垣駅に戻って電車を待つ間にオニギリで昼飯。
12:35千垣駅発の電車に乗って立山に向かう。ケーブルカー、バスと乗り継ぎ、室堂には14:10に着いた。
非常に良い天気で目の前に立山が雄大に聳える。左手には奥大日岳から大日岳が続く。バスから時々見えた剱岳は隠れているがその方向を見上げると剱御前の小屋が小さく建っている。
立山、上の方は白くなっていて稜線はほとんど雪のようだ。6爪の軽アイゼンしか持ってきていないが、大丈夫か不安になる。サングラスも忘れた。これはまずい。室堂の気温は1.0度。
時間があるので少し散策し玉殿岩屋を見る。立山伝説によく出てくるが、始めて見た。平らな室堂の奥の方に行くと急に下りていく道がある。その下の崖のような岩肌の中にあったが、そこに一人でいたオバサンが“怖い、怖い”とやたらと怖がっていたが、この人には何か見えるのか。

みくりが池から立山
みくりが池から見た立山。この日は素晴らしい天気だったが・・・。

雷鳥沢のキャンプ場に着いたのは15時くらいだった。管理小屋で500円払って受付を済ます。番人に聞くと、明け方にはマイナス3,4度になるらしい。真冬用シュラフは持っていない。どうしよう。少し戻るとまだ営業している小屋があったが、素泊まりで6000円。高い。まぁ寒くても死ぬことはないだろう、と諦めてテントを張る。因みに今回は大きいほうのテントを持ってきたがフライシートがない。かなり寒いものと覚悟をする。
テントは他に4張りほど。前日は30張りくらいあったそうだ。
一通りの設営をノンビリして写真などを撮っていたら、16時半くらいになった。やることがなくなり、テントの中でマッタリする。
寒い。まだ明るい時間だが、テントの中は4.2度。ダウンの上下を着てダウンのテントシューズを履く。
17時になって、晩飯の準備を始める。テント内は2.9度に下がっている。日の入りは17時半くらい。段々と暗くなってきた。
晩飯は、薄い餅・凍み豆腐・白菜・揚げ玉・唐辛子を入れたラーメンと昨日買ったオニギリ。
食べてみるとラーメンはゴチャゴチャ。具を入れすぎた。作り始めて30分後には食べ終えて、あとは本当に何にもすることがなくなった。
18:20消灯・就寝。暫くはラジオを点けておく。
テント内は0.1度。かなり着込んで、下はヒートテックの股引にミズノの発熱ダウンパンツを穿いて山ズボン。上はヒートテックの長袖2枚にマイクロフリースの着て、その上にダウンジャケット。これにダウンのテントシューズを履いてかなりの重装備。あとは外に出している手が寒い。近くのテントの関西弁年配夫婦が大声で喋っていてうるさい。よほど広い家にお住まいか。
22:20トイレに起きた。外に出て空を見ると、星が物凄く沢山見える。大声関西弁夫婦は21時くらいまでうるさかったが、今は寝たようだ。
着込んでいて発汗しているのか、やたらと喉が渇く。テント内、顔のあたりは0.8度。腹の近くで3.2度くらい。50cmくらいの距離なのに。

湯殿山神社

月山に登ろうとしたが、今回は湯殿山神社にお参りしただけになった。
前日、仕事を終えて家に戻り、車で18:30に出発。白河と郡山の間の鏡石PAに着いたのが20:45。家を出てから2時間15分で220km。今日はここまで。晩飯に自作弁当、連れはサンドイッチを食べて21:40に消灯。混んでないだろうと小さなPAを選んだのだが、これが裏目に出た。PAに出入りする車だけでなく、本線を通る車の音もよく聞こえる。夜はトラックが多くて、かなりうるさい。夜中にも何度も目が覚めた。

今朝は6:30に起床。顔を洗って缶コーヒー飲んで、7:20に出発。目指す湯殿山神社までは残り215km。
湯殿山の駐車場に着いたのは9:45。大きな鳥居と茶屋がある。ここで蕎麦を食って腹ごなしを済ませ、神社へ向かう。駐車場から神社までバスが出ている。が、歩いても30分ということで、歩くことにする。
車道が終わったところに牛と竜の像がいて、ここから細い参道になる。ここからは写真撮影禁止だそうな。
少し登って下ると人が集まっている。いよいよ本殿に入る入口。本殿をお参りするには靴を脱がなくてはならない。裸足になって紙の人型を貰い、受付で500円払ってお祓いをしてもらって人型を川に流す。それから中に入っていくと、ご神体があった。
ご神体は大きな赤い岩。その天辺から湯が流れ出ている。これは面白い。その大岩の左から裏を回るように登ると、岩の天辺、ど真ん中から湯が流れ出していた。
さらに奥に入ると張り出した小さな展望台のような処に出る。この下にある御滝神社と御滝にお参りするようだ。
帰りも歩いて駐車場に戻る。
宿に向かう途中、志津温泉で湯に浸かってすっきり。まだ時間に余裕があるので、朝日岳の登山口の一つになる古寺鉱泉の駐車場まで山道を走って下見。
15時過ぎに今宵の宿の「孝庵」に着いた。
この辺りは登山と釣りがよいようだ。すぐ前に川があって、吊り橋からのぞくと魚がたくさん泳いでいる。岩魚らしい。次回は釣竿を持って来たい。
宿はたんなる民宿で風呂も温泉などではないが、晩飯が非常に良かった。
岩魚のいぶし焼きや山菜、キノコ類。〆には月山蕎麦で、冷たい蕎麦に鍋のキノコ汁をかけて食う。旨いが、蕎麦とキノコ汁は別に食わないと勿体ない気がする。

翌日、当初は月山を登る積りだったが、連れが体調を崩して出遅れて、さらに大雨になってしまったので今回は断念。宿のそばの大井沢温泉で湯に漬かり、途中、西川町の蕎麦街道で昼飯を食うことにした。
道の駅で聞いたところ、幾つか繁盛している店はあるらしい。これらを探していると道端に「手打・清右衛門そば」という小さな立て看板を見つけた。これを辿って店に入り、昼飯を食った。大当たりだった。大満足。
あとは渋滞を避けてユックリ帰るだけ。山形蔵王に寄って大露天風呂に入って帰ることにした。
晩の21時前に無事帰着。少し疲れたが大満足でした。

聖岳3013m赤石岳3120m~その4

朝は3:45に起きた。まずは下に降りてトイレに行く。上に戻ってもまだ真っ暗。が、他の人は眠っているから電気を点けられず、暗闇の中で寝具を片付け荷物を整理して身支度をする。
4:35 暗闇の中、ヘッドライトを点けて出発。気温は2.7度。日の出は5:10の予定。
いきなり道迷い。テント場を抜けて右に入るところを大沢岳方面に直進してしまい、10分ほどのロス。戻って斜面を赤石岳に向かって登り始める。
最初は樹林の中、徐々にハイマツとゴロ石に道が変わる。5時過ぎて明るくなってきた。少し歩いてヘッドライトとマイクロフリースを仕舞う。
朝の南アルプス
6:10 「大斜面下のコル」で小休止。ここからいよいよ赤石岳に登る。昨夜の残りのご飯を半分とサルナシ、アミノ酸でエネルギー注入。6:20スタート!
最初は岩の大斜面に斜めに道が付いていて中くらいの登りだったが、段々と急になってくる。後半はゴロ岩を這い上るなところも出てきてかなり急。見ると、上のほうの岩が朝日を浴びて赤く燃えている。赤石岳の所以だ。最後は少し緩やかになり避難小屋の下に出た。ここからユックリと頂上まで登る。
7:15 「赤石岳」の頂上に到着。
頂上は素晴らしい景色だった。いま来た聖岳、先の荒川三山、西の遠くに恵那山。その右手の奥には木曽駒と空木岳、荒川の奥には北岳とさらに奥に仙丈ケ岳。隙間から甲斐駒が頭を覗かせている。そして何よりも、富士山が秀麗な姿を堂々と見せている。天気は快晴、風も穏やかで最高の日和になった。
赤石岳頂上からの富士山
頂上では、後から来て途中で追い抜かれたオジサンとシャッターを押しあって写真撮影。そのオジサンはすぐに先に行ってしまい、しばらく絶景を独り占め。いやぁ、日ごろの行ないが宜しくて良かった、良かった。
7:40 赤石岳を後にして、いよいよ下山開始。正面の荒川三山にも未練はあるが、かなり急なのがよく見える。やはり止めておこう。
15分ほど歩いて荒川岳への稜線歩きから右に外れ、椹島への下山道を進む。かなり急な砂礫とゴロ石の道で、膝にかなり負担がかかる。
9:20 富士見平。いま下りてきた赤石岳、聖岳、荒川三山、富士山が綺麗に見える。最後の大展望か。
9:45 赤石小屋に到着。足がかなり疲れていて、ヨロヨロと辿り着いた。水を分けてもらって一休み。ベンチで足を伸ばせるのが嬉しい。ここから椹島へは3時間半くらい。まだまだ頑張らないと。
10:00 最後の大休止を終えて、赤石小屋を出る。
赤石小屋からの下り、前半は樹林帯の中を進む穏やかな道で、風が涼しく極めて快適。しかし徐々に急になり、下るとともに樹林が深くなって風も止んで暑くなってきた。急な下りが延々と続き、本当に辛い。
後半は30分おき位にリュックを降ろして膝を休めながら歩き続ける。とにかく辛い。
12:55 椹島に到着!!!!嬉しい。バスにも乗れる。
ここは登山基地というだけあって、かなり大きな施設。土産物屋と食堂のある建物で14時のバスの受付をする。木陰のベンチに場所を取り、ますは水をガブ飲み。あぁ、疲れた。
荷物を開けて昼飯にする。湯を沸かしてカップの天ぷら蕎麦の乾燥キャベツ入りに自販機のオレンジジュース。あぁ、極楽。

しばらくしてバスに乗り、畑薙第一ダムの駐車場に戻る。白樺荘で風呂に入って生き返って帰途に着く。
帰りも延々と山道が続く。清水ICまで95km、3時間。そのほとんどがウネウネ山道。自分で運転していて車酔いしそうだ。荒川三山を残してしまったから、また来なくてはならない。この山道には閉口する。
東名川崎で降りて府中に寄ってから21時半くらいに帰宅。疲れた。足が痛くて大変。

今回はとにかく辛く、苦行だった。でも天気には恵まれ、また予定を途中で切り上げたにしても17kgを背負っての縦走、非常に満足した。これからは近場の山に行く時は18kgくらい背負って体を慣らしていこう。

聖岳3013m赤石岳3120m~その3

朝は3時ころから周りがガサゴソし始めた。
4時20分に起きた時はすでに女先輩たちはおらず、残りの連中も準備が終わって出発しようとしていた。大イビキの2人も元気一杯に出て行く。こっちは少し寝不足。
表に出るとまだ暗いが、遠くが少し明るくなってきている。ヘッドランプを点けてトイレに行く。昨夜は10張りあったテントも2,3張り消えている。年配の団体さんが皆で準備運動をしている。ユックリ準備をして、そこらの人たちが出るのを待つ。
5:20 出発。上のほうにガスは残っているが、天気は良くなりそうだ。
最初は中くらいの登りが続く。朝一番の体には辛い。便ヶ島(「タヨリガシマ」だそうだ。「ベンガシマ」と思っていた。)との分岐から急登になる。途中少し緩やかになるが、また急登。小聖岳の手前からは路面が砂礫になってさらにキツクなる。
6:30 小聖岳に到着。目の前に聖岳が聳える。さらに登る。途中でバスを間違えたウッカリオジサンに追いつく。大阪から来たそうだが、元々は山形出身の61歳。昔はかなり登っていたらしい。子供も手が離れ、昨年仕事も終わって、家にいても粗大ゴミで余されるから山歩きを再開したそうだ。このオジサン、ノンビリしてるがよく喋る。歩いている後ろから一所懸命に話しかけてくる。返事をしたり相槌を打っているのも急登だとシンドイ。段々適当になる。中には“急登はベタ足だとフクラハギの負担が少ない”とか“緊急用に持つロープは6mmでも充分”とか為になる話も多いのだが、喋りすぎ。家で余されるのも理解できる。

7:45 「聖岳」の頂上に到着。
聖岳の頂上
ここまでの登りはきつかった。とても急な砂礫で、フクラハギが切れそうだった。途中でホシガラスが目の前でハイマツの実を喰っていた。こんな近くで見るのは初めてだ。やっと陽が出てきた。目の前、少し離れて赤石岳が見える。休んでいるうちにガスが動いて頂上が見えてきた。その左奥には荒川三山。中央の悪沢岳に左から登る道はかなり急そうだ。このあと登ると思うと嫌になる。赤石岳の左下の奥に本日の終点の「百間洞山の小屋」の赤い屋根が見える。
JALのラウンジから持ってきた小袋の煎餅とサルナシを食って軽い朝飯を摂り一休み。頂上で写真を撮った後、荷物を置いて奥聖岳に向かう。ウッカリオジサンは先に行った。
奥聖への道は緩やかで往復30分。でも頂上には標識も何もない。わざわざ行くほどではなかったが、行かなかったら未練を残したと思うから行ってよかった。二度と行くことはないと思うが。前聖に戻って一休み。
8:45 聖を出発。ガスが上がってきた。
このあたりはホシガラスが多いようだ。今まで鳴き声を意識したころはなかったが、この辺りではよく鳴いている。カァカァ、カァカァ、と街中のカラスの声より少し高く乾いたような鳴き声。
途中、尾根から右下に下りる道と尾根沿いに進む分岐があって、真っすぐ尾根沿いに行ったら違っていた。左下が切れ落ちている怖い道を進んだら途中でハイマツの行く手を阻まれ、怖々戻ったが今の自分には心身ともにダメージ大きかった。15分のロス。ここ、かなりタフな山。
聖からの下りも辛いが、兎岳への登り道、これもかなり辛い。10:15、兎岳の直前でついに行動休止。リュックを降ろして10ほど休む。小さなコル脇の日陰で涼しく気持いい。一昨日買っリュックの中で充分に揉まれていたカレーパンで昼食にする。
11:05 兎岳頂上。ヘトヘトで倒れそう。小屋まであと2時間半もある。とにかくバテた。最後に一つ残っていた一昨日の握り飯を食って水を飲む。水は今日すでに1リットル飲んだ。この調子だと荒川岳は無理かな。荷物が重すぎた。ここ数年、15kgまでしか背負ってなかったのを17kg、それにこのタフな道では無理があった。甘かった。ひとまず今日、百間洞の小屋まで頑張って、行ってから考えよう。
11:30 兎岳出発。
歩いていると雷鳥が番でいた。下りは急な斜面だが、道がジグザグについているから幾らか楽。下りて、また登る。
12:10 小兎岳。兎岳でかなり休み、その手前でガス補給したからかなり楽になった。が、それでもかなりキツイのは変わらない。明日で山を下りるほうに気持が流れていく。今朝、聖平の小屋を出てから既に7時間。今夜の寝床まであと1時間50分。あぁ、シンドイ。
12:25 小兎出発。
13:13 中盛丸山。ここの手前の登りもとても辛い。前半は砂礫の急坂、途中からはガレ場の急坂。頂上に上がったら大阪のウッカリオジサンが待っていた。なんか、気に入られたらしい。このオジサン、荷物が軽いから余裕の表情で、相変わらずよく喋る。
先に進むがウッカリオジサンが前を歩く。それは構わないのだが、前を歩きながら一所懸命に話していて、時折立ち止まって振り向いて話しかけてくる。昨日は先を歩いていたから話しかけられても適当に生返事して歩き続けていたが、前で振り向いて話しかけられると、こちらも止まらなくてはならない。キツイんだから止まらないでくれ!
14:25 百間洞の山小屋に着いた。9時間!!きつかった。
チャックインして寝床を確保。小屋は昨日よりもかなり綺麗。新築みたい。階段とか壁には塗りたてのニスが臭っている。3人ごとのブロックに分かれていて、指定されたブロックに行ったら先に夫婦連れが入っていた。この人たちは荒川三山から来たようだ。隣のブロックにウッカリオジサンがいて嬉しそうにしている。
かなり疲れた。明日はやはり椹島に下りよう。9時間くらいかかるようだから、14時のバスに乗るには4時過ぎには出ないと。膝が辛いから荒川に登るのを止めようと思うが、下りの9時間も耐えられるか不安。
晩飯の支度をする16時過ぎまで食堂を好きに使って構わない、ということで地図を持って居座る。もう終わりの積りになって缶ビールを買ってしまった。一番搾りのロング缶が800円。飲みながら本日の復習と明日の予習。今日は見込み8時間20分のところを9時間もかかった。普段は地図の見込みの7~8割で歩いているのに。やはり荷物が大き過ぎた。17kg背負うなら、もっと体を重さに慣らしておかないとならない。
食堂を独占していたら同じブロックの夫婦が入ってきた。奥さんだけビール飲んでる。旦那が一昨年に定年して、八ヶ岳に移り住んだそうだ。それでたまたま山に登ったら二人で嵌ってしまって、2年弱で百名山を78も登ったそうだ。すごい。行く時は車で1週間くらい出て、行き先の山を全部登って来ると。このあとも、1週間で鳥取の大山と九州の山を全部廻るって。平均すると週に2山ペースで登っているそうだ。羨ましい。
16時半に自分の寝床に戻って飯の準備をする。自炊は1階の自炊部屋で。この小屋は3階建てで1階は自炊部屋と水場、トイレ。2階に受付と食堂があって3階が寝床フロア。
本日の晩飯は「乾燥キャベツと小口切り唐辛子入りカップヌードル」、「トロいわし蒲焼」と「紫蘇わかめ御飯」を一口。ご飯は残して、主に明日の行動食にする。あと昆布茶をたくさん。今晩はシッカリ寝たいから水分も多目に摂る。加えて1合紙パック日本酒1個。
百間洞山の家での晩飯

17:30 晩飯を食い終えて片付けて、自炊室から撤収。水分を摂ったおかげでトイレも済ませ、18時くらいに就寝。宿の毛布と寝袋を使う。これなら明日の朝はすぐに出られる。さて今日は何時に眠れるか。
夜中は時々目が覚めたがよく眠れた。隣の夫婦は二人とも鼾をかいていたが軽めで問題なし。途中、寒くなってダウンを着た。

聖岳3013m赤石岳3120m~その2

6:00 起床。熟睡した。
車がポツポツと入ってくるが、通れるのは7時からの筈。みんな突破か?
ユックリ準備をして、6:45の井川観光協会のバスに乗るべくバス停に行く。このバスは今年からの運航で、誰も知らないみたい。様子を見に来て早い出発のバスがあるのを知って、慌ててリュック背負って来る人が3人くらい。
バスは6:50に出た。さらにひどい山道を走り、終点の聖岳登山口には7:50に着いた。バスの中で、後ろのお席のオジサンが話しかけてくる。聞くとこの人、椹島に行こうとしたみたい。単に“早いバスがある!”って聞いて慌てて乗ってしまったらしい。このバスに乗ったら聖岳に登るしかない、と教えてあげた。
登山口についてユックリと身支度。最初に一人、オジサンがスタスタ上がっていって、そのあとをバス間違えオジサンが上がっていく。3番目に登り始め、後には小柄なオジイサン。この辺りの山は小屋が微妙に遠い位置に配置されていて、スタートが一緒の人とは殆ど、同じ小屋に泊まることになりそう。
8:00 スタート。30分ほど、樹林帯の急坂を登る。いきなりキツイな。じきに少しだけど緩やかになってきた。木陰を歩くと風が涼しい。雲は残っているが天気は良くなってきた。
9:50 「造林小屋跡」に着いた。やっと平らなところで一休み。穏やかで良い天気だ。
10:40 「乗越」を過ぎたところで休憩。シャリバテか、少し前から体が急に重くなってきた。昨日買ったオニギリで朝飯にする。今日は起きてから水とアミノ酸1袋しか摂っていなかった。
11:45 「岩頭滝見台」。リュックが重く、キツイ。所々にシャクナゲの群生がある。夏前に来たら綺麗だろうに。
12:55 この辺りは沢に沿って登っていく。時々沢を横切る。水のある所にはトリカブトが群生している。
13:20 「聖平小屋」に着いた。くたびれた。小屋には思ったよりも人がいる。テントも2張り。人は合わせて20人くらいか。
チャックインして寝床を確保し、一休み。この小屋、2棟に分かれていて、素泊まりは奥の「冬季用避難小屋」になる。寝具を持っていても“寝具付き”で5000円。2階建ての小屋内部フロアは4ブロックに分かれていて、上にも何人かいるようだが、下は同じブロックの右に名古屋から来たオジサンが一人、左のブロックに(会社の?)女先輩と男後輩(らしい)の二人、通路隔てた向かいのブロックにオジサン5人組。
14:30 することもなく、地図を眺める。結構寒い。登って来る時は半袖Tシャツだったが、寒くて長袖Tシャツとマイクロフリースを着る。15時過ぎに雨が降ってきた。
16:50 晩飯の用意を始める。周りの人たちは16時過ぎから用意を初めて、もう食べ始めている。自炊、通常は外のベンチでするが、ここは雨が降っているときは小屋の中の土間で出来る。比較的優しい小屋だ。晩飯は乾燥キャベツ入りのカレースープに昨日買ったオニギリ2つ、あとコーンスープ。着いたときにテント場で生キャベツとソーセージを炒めている人がいて美味そうだった。晩飯が終わって、荷物が少し軽くなった。
18:00 飯の片づけをして、しばらくまったりしてから就寝。が、小屋の中の電気はまだ点いているし、周りの人も起きてゴソゴソやっていて、眠れない。仕方なくラジオを聴く。
じきに眠ろうと思ったが、今度は右隣のオジサンと少し左のオニイチャンがひどい鼾をかき始めた。19時のニュースのころには皆さん寝たようだが、二人の鼾がすごくて、眠れない人も何人かいるみたい。この二人、感心するくらいにすごい鼾で、特に右のオジサンは晩から朝までずっと、いろいろなパターンの鼾をかき続けている。ひとまず21時までは覚えていて、そのあとも夜中に何度も目が覚め、その都度しばらく眠れなかった。

聖岳3013m赤石岳3120m~その1

本年の一大イベント、南アルプスの未踏峰を目指す。
荷物は水2リットル入れて17kg。平成17年の春に母親が倒れるまでは余裕で背負っていた重さだが、それ以降は15kg止まりだった。今回は食料を大目に、あと怪我したときの薬類を入れて重くなってしまった。少し不安だが体重を2kg落としたから大丈夫か。

11:50 家を出て東名で清水ICから、南アルプス登山の入り口の「畑薙第一ダム」を目指す。
ETC割引を使うため、裾野ICで一度出たが、他でもするように料金所を出て、そのままUターンして高速に戻ったら、そこは上り線だった。東京方面に入ってしまい、御殿場まで行ってまた戻る。15分と300円のロス。
清水ICを出てから30分ほど街中を走るが、あとは山道。一応舗装はされているが、グネグネの細い山道が延々と続く。途中で雨が降ってきた。
17:50 ダムの手前の「白樺荘」に到着。ここから先の道は短いが、朝の7時から夕方18時までしか通れない。このまま行ってしまうか迷ったが、風呂に入りたかったのでここで停まる。駐車場があるから、晩はここに泊まればいい。
「白樺荘」に入ったら、風呂は18時までで看板も“準備中”になっていた。受付に人もいない。仕方なく食堂で宿泊客の晩飯を並べているオジサンに声をかけて、お金を払う。500円。オジサン、もう誰も来ないと思って受付も閉めたと。風呂に入ってサッと汗を流す。
風呂から出て駐車場をよく見ると、トイレがない。これは困る。仕方なく、18時で閉鎖された先の道を突破することにした。事前に確認したら、トラ柄の木馬で止めているだけ、とのこと。途中三ヶ所で木馬をどけて通り、18:20に「畑薙第一ダム」の登山用臨時駐車場に着いた。大きな駐車場に停まっている車は30台くらい。人の気配は全くない。
明日はここからバスで登山口まで行く。バスはこの辺りの山小屋を経営している東海フォレストが出しているが、関連の小屋に泊まらないと乗せてもらえない。一日2本で、午前は8時発。バスはこのエリアの登山基地になっている「椹島(サワラジマ)」を目指すが、その少し手前の「聖岳登山口」で降りる。因みにバスの終点は椹島のさらに先の「二軒小屋」だが、ここまで乗るには、「二軒小屋ロッジ」に1泊2食付きで泊まることが条件。これ、14000円もする。山に登るのも中々大変だ。
駐車場に車を停めてから入り口のバス乗り場まで歩いて、念のために明日の確認。見ると、東海フォレストのバスの他に、井川観光協会が出しているバスがあるようだ。これだと聖岳登山口までしか行かないが、出発は6:45と早い。こっちのバスは、井川観光協会で経営している小屋に泊まることが条件だが、ハナから聖小屋に泊まるつもりだったから都合がよい。これに乗ろう。因みに、どっちのバスも乗るときに3000円払うが、その領収書を山小屋で出すと、宿泊代から3000円引いてくれる。要するに、小屋に泊まればバスは只。
トイレに行って寝床を整えて、18:40くらいから途中で買ってきたコンビニ弁当で晩飯。携帯は全く通じない。遠くで雷。
薄暗い中、久々にマッタリした晩飯を食った。ファミリーマートの弁当、今回は失敗。豚の味噌炒めのドンブリ弁当だが、ご飯がベタベタ。温めて食べられるわけではないから、飯は白飯で汁などはかかっていないものが良い。
19時ころ、NHKのラジオニュースを聞いていたら雨が降り出した。かなり強い。トイレに行く気が失せる。飯を食ってニュースも終わり、しばらく暗闇の中でボーっとする。
20:20 消灯。雨は止んだ。

雨飾山1963m

昨日は家で早い昼飯を食って11時過ぎに出発、府中に寄って道の駅「小谷(オタリ)」に着いたのは17時過ぎだった。
夏休みで駐車場はほぼ満車、人も多い。この状況に加え、車を停めるスペースは全て道路沿い。眠れるか心配になるが仕方ない。奥のほうの少しでも静かそうなところに車を停めて寝床を確保。
風呂に入り途中のコンビニで買ってきた弁当で晩飯。21時消灯。

朝は5時半に起きた。夜中は思ったより静かでよく眠れた。
明け方、トイレに行きたくて目が覚めたが雨の音がしていたので我慢して寝ていた。
車から出るとひとまず雨は止んでいる。が、トイレに行って戻ってきたらまた降り出した。
天気予報によると、本日は曇りから晴れ。じきに雨も上がると期待してノンビリ朝飯にする。湯を沸かしてカップ味噌汁とオニギリ。食ってるうちに雨は上がって明るくなってきた。
モタモタしていたら、足を3箇所、アブに刺された。この辺のアブは「ウルル」というそうで、小さいがきついそうだ。
06:20 道の駅を出る。

登山口の「雨飾高原キャンプ場」には7時前に着いた。雨は止んでいる。身支度を整えているうちに晴れてきた。急に強い日差しに照りつけられる。
07:20 スタート。駐車場の奥から山道に下っていく。

しばらく木道を歩く。木立の中で周りは見えないが、所々に小さな川が流れている。15分もすると急な山道を登りだす。ゴツゴツした岩と黄色い粘土質の土の急坂で登りにくい。かなりタフでフクラハギがしんどい。
1時間もするとまた雨が降り始めた。強くなってきたので足を停めて雨具を着る。久々。今年初めての雨合羽。
北からの登山道と合流する前後の稜線は緩やかで歩きやすい。が、すぐにまた急な登り。

10:05 頂上到着。双耳峰になっている。
景色は全くなし。反対の耳もボンヤリとしか見えない。少し残念。
高いほうの耳(頂上)には石の祠がある。かなり古そう。景色がないので写真だけとって反対の耳に行ったら、こっちには石の地蔵が5体ほど。これもかなり年季が入っている。

10:20 下山開始。
登りも辛かったが、この急な斜面の下りも辛い。膝に来る。時々休みながら、小雨の中をひたすら下る。
13:00 登山口に帰着。降りてきたら、また雨は上がっている。
駐車場横のトイレ棟には嬉しいことに、手を洗う蛇口があった。ここで靴と泥だらけのパンツ、ストックを洗う。

車で少し降りたところの「雨飾荘」で「天ぷらそば」1200円を喰って風呂500円に入った。
蕎麦は手打ちの平麺。非常に上品な蕎麦で、量は充分だがダシが薄く、山から下りてき体には塩分が全く足らない。
途中でコンビニに寄って梅干を買って、ポカリスェットで食べながら帰途に着いた。
昨日アブに刺されたところが痛痒い。

幌尻岳2052m~その2

夕べはあまり眠れなかった。夜通しで誰かしらの大きな鼾。時々ウトウトしては目が覚める。
明け方の2時半、周りがガサガサ始まった。登りしなに抜いてきた団体だと思うが、昼間のような大声で話をし、ライトを人の顔に向けながら用意をしている。ひどいもんだ。
しばらくして彼らが出て行き、ようやく静かになった。鼾も止んだ。それから少しだけど熟睡できて、4時過ぎに改めて目が覚めた。
まだ寝ている人もいるからソウッと起きると夕べは満杯だった小屋の中はスカスカで、地下足袋オジサンも既にいなかった。
外に出て水を飲み、オニギリを1個食ってしばらくボウッとする。頭が起きてきたところでサブザックを背負って、いよいよ04:45スタート。周りは少しガスが残っていてボンヤリしているが、天気は良さそうだ。

しばらくは木の中の急登が続く。温まっていない体には結構きつい。エゾシカの大きな足跡がある。
05:40 小尾根に出てやっと明るくなる。快晴だ。まだまだ急登は続く。途中、前がポッカリ開けたところで遠くに大きな山が見える。後で聞いたら左が夕張岳、右が芦別岳。
06:00 ようやっと尾根に出た。幌尻岳と北カールが見える。北アルプスの大カールほど大きくは見えないが形が宜しく素晴らしい景色。
穏やかな快晴で雲は少し流れている。気持ちよい。山頂からの稜線、カールの縁に出ると風が出てきた。かなり冷たい風で半袖で足を止めると寒いくらい。

07:15 頂上到着。4人ほどの先客がいる。遠くに見える山を教えてもらう。さっきから見えている夕張岳の右のほうに大雪、十勝、トムラウシが大きく広がっている。逆に左の奥の方にはシリベシが霞んで見える。すぐ目の前には戸蔦別岳と北戸蔦別。写真を撮ってオニギリを1個かじったところで寒くなってきた。

幌尻岳頂上
07:30 下山開始。

09:30 下りは早い。小屋に着いた。後半の急な下りで膝が痛くなってきた。結構キツイ。
昼食にカップの天麩羅蕎麦を食って、大休止。ここは風もないし、ノンビリするにちょうどいい。
小屋裏からリュックを出して荷物を片付けてサブザックも仕舞う。沢靴を履いていよいよ帰途に着く。
10:50 小屋を出て沢を下り始める。
ひたすら渡渉を繰り返し、12:10に最初の渡渉開始地点に到着した。ここでノンビリと登山靴に履き替えていると、昨日のオジサンが降りてきた。聞くと、3時半に小屋を出て戸蔦別と北戸蔦別を廻ってきたそうだ。流石に足が速い。
12:40 最後の下りへスタート。
13:45に奥のゲートを通過し、14:20、登山口の駐車場に無事帰着した。団体バスの運転手がいて、挨拶。

~その後~
タイヤが緊急用に付き早く帰るべく荷物を積みこんで早々に出発。ボコボコ山道を行きよりは慎重に降りる。来るときは夕張ICからの北回りコースを通ったが、帰りは南回り。沙流川沿いに二風谷から鵡川に出る。タイヤがどこまで持つか判らないので迷ったが、少しでも早く帰ろうとして日高富川ICから高速に乗った。
17:00 替えたタイヤから空気が抜けていて高速で避難帯に停車。JAFを呼ぶ。
18:00 JAFが来た。

レッカー車の助手席にて。
19:00 レンタカー屋の苫小牧店にレッカーで到着。代車に替えてもらって札幌についたのは20時を少し廻っていた。
車を返すときはガス代の3500円くらいを払ったが、後からレンタカー屋から連絡があって、元のタイヤのパンクは仕方ないとしても非常用タイヤは修理も出来ない状態なので実費負担をお願いしたい、と。両方ともタイヤの側面から刃物でぶった切ったように穴が開いていたそうだ。
山の中のドロドロの状態でタイヤ交換をした身としてはタイヤ代を支払うのは少し抵抗があったが、調べてみるとパンク自体が保険・補償の対象にならないみたい。最初のタイヤの分を取られなかっただけ有り難いか。それにしてもひどい道だった。

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