自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。
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天気予報だと9時くらいから昼過ぎまで雨。昨日は盛岡で昼頃に豪雨&落雷があったこともあり迷ったが、中々来れない所なので決行。
その代わり、荷物を14.5kgに減らす。テントのポールと食器類を出した。
7:20にホテルを出て盛岡駅前のレンタカー屋へ。車を借りて7:40に出発。
登山口の河原坊の駐車場に着いたのは9時過ぎ。盛岡から53kmを1時間半弱だった。
トイレに行って身支度をして、9時半に歩き始める。山の上の方はガスに覆われている。ポツポツと雨が顔に当たる。
登山道は沢沿いで、時々沢を登ったり渡渉したり。大岩がゴロゴロしていて中々歩きにくい。
明るくなって陽が照ってきた。強い日差し。駐車場で日焼け止めを塗っておいて正解。
汗がダラダラ流れる。
先を見上げると頂上の手前はかなり急な岩場。左奥の方には雪渓が残っている。
↑ 頭垢離の少し手前から上部を見上げて。
ガスが出てきた。風も強く、涼しい。
この山のこの季節、花が良いらしい。途中、ポツポツと色々な花が咲いている。
↑ ミヤマオダマキ。今日の早池峰で一番綺麗だった花。
斜面がキツクなり巨大な岩の写真を撮りながら登っていく。登るほどに更に急になる。
12:00頂上に着いた。ガスで景色はない。
↑ 早池峰の頂上。
リュックを背負ったまま一通り写真を撮って小田越ルートに向かう。少し降りると湿地帯があり、木道の周りに雪が残っている。その真ん中でリュックを降ろして5分ほど小休止。
12:15下山開始。ガスはしっかり出ているが雨は持ちそう。雷の気配もない。
下りも岩だらけだが斜面が緩やかでかなり楽だ。でも膝が痛くなってきた。トレーニング不足。
下りの道にも所々、花が咲いている。その中に、発見。
この山の花で一番有名で、見る価値のあるらしいのは「ハヤチネウスユキソウ」。かの「エーデルワイス」は和名「ウスユキソウ」だそうだが、それよりも「ハヤチネ~」の方が美しいらしい。しかしながら、見るには少し早かったようで、様々な花が咲いている中、それらしいものはここまで見られなかった。
それが、かなり下って、諦めて降りることに専念していたとき、それまでと違う形の、咲きかけの花があった。この写真を撮って、帰ってから調べてみると、やはり「ハヤチネウスユキソウ」だった。まだ咲きかけだが、ラッキー。嬉しい。
↑ 咲きかけの「ハヤチネウスユキソウ」
段々と風が強くガスが濃くなってきていたが、「ハヤチネウスユキソウ」を過ぎた13時過ぎ、ついに雨が強めに降ってきた。仕方なくリュックにカバーをつけて帽子を被る。
少ししたら雨は止んだ。
13:45小田越の登山口に着いた。ここから車道2kmを歩く。
14:10河原坊の駐車場に帰着。
天気はそこそこだったが、事前の予報から見るとかなり良かったから“日頃の行ない”として満足。
山は、微妙。東西に延びる稜線があるのに南側から脇腹を這い上がるように登って降りて来た。交通も不便。
いつか機会があれば、公共交通機関で稜線を伝って縦走してみたい。
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