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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   

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月山

昨日の鳥海山に続いて、月山。
今日は昨日よりも行程が短く楽なので、背負う分を増やした。荷物は15kg、うち水は2リットルに加えてスポーツドリンク500ccを入れた。

鳥海山が結構キツかったので朝は起きられないかも、そしたら月山は断念、と思っていたが05:40に目覚ましより早く起きてしまった。天気も夕べの午前10%午後50%から午前10%午後30%になっていた。行け、ということか。

07:02鶴岡発のバスに乗る。これで羽黒山山頂まで行って、月山8合目行きのバスに乗り換える。
07:50羽黒山山頂に着いた。リュックを背負って降りようとしたら、このバスがそのまま月山に行くから、荷物は置いたままで神社のお参りだけして来い、と言う。月山行きの(この)バスは08:05に出発。勧めに従い、急いで羽黒山神社にお参り。非常に大きな社殿で、まわりの杉の巨木と相まって迫力がある。
羽黒山神社 羽黒山神社を見上げて
小走りで戻ってトイレに行きバスに乗ったら、すぐに出発。

終点の月山8合目には、9時ちょうどに着いた。
下は晴れていたが、ここは濃いガスが立ち込めている。トイレに行き身支度をして出発の準備。

9:25 スタート。今日もガスが濃い。風もあって少し寒い。天気予報は、曇りのち雨。

8合目の登山口から山に入ると、緩やかな湿地帯で尾瀬のよう。色々な花が咲いている散策道になっている。湿原の縁でちょっとだけ急なところを上がって山道になるが、それでも穏やかでハイキングにちょうどいい感じ。

10時過ぎ おかしい。晴れてきた。天気予報は雨だったのに。

「畳石」を過ぎた10時半頃、日差しが強くなってきたので足を止めて小休止。日焼け止めを塗る。

10:55 佛生池小屋に到着。池の前に御地蔵さんが並んでいて、その前で風車が回っている。プチ恐山状態。
登りの雪渓 佛生池
写真ばかり撮っている割には、まぁまぁのペースで来ている。雲が出てきた。

佛生池小屋を過ぎると、斜面に勾配が出てきた。ようやく、ハイキングから登山になってきた。天気は良い。
佛生池から頂上方面を見て

途中、急な岩道を登る脇に小さな祠があって、「行者返し」という看板が出ている。鳥海山も同様だが、この辺りの山は基本的に岩で出来ている。九州の山も岩石だらけで何が違うのか上手く言えないが、要するに、東北の山は楽しい。

  ↓ 月山の頂上と、左に最後の雪渓が伸びている。
頂上と手前の雪渓

12:00 月山の頂上に着いた。頂上一帯は神社になっていて、最高地点はその中にある。
神社入り口 神社の中の受付
中に入るには、受付で500円出してお祓いを受ける。小さな紙の人型を持ってお祓いをされて、その紙で体中を撫でて横の水に流す。最後に、紙のお札のような小さなお守りを貰っておしまい。写真撮影禁止も含め、湯殿山と基本的には同じ。違うのは、湯殿山は大勢が一度にお祓いを受ける。ここは山の上、ここは一人で清めてもらった。

神社の中に入るときは晴れていたが、10分後に出てきたときには周りはかなり濃いガスに覆われていた。入口で写真を撮ってから姥沢方面に少し下り、頂上小屋を過ぎたところで小休止。風も出て寒くなってきた。

荷物を降ろして岩に座り、ANAのラウンジに置いてあるミックスナッツのおつまみとソイジョイで軽い昼飯にする。

実は、朝、鶴岡の駅コンビニでオニギリを買ってきた。昔は地方のコンビニにはローカルメニューがあって楽しかったが、最近は全国一律になってきてつまらなかったところ。ここで久しぶりにローカルメニューを発見!鶴岡の郷土料理で「弁慶めし」というらしいが、シッカリ握ったオニギリに味噌を塗って青菜の漬物で包んだもの。これと、味噌を塗っただけのオニギリを2ヶずつ買って、2ヶは昼飯にして残りを土産にしようと考えたが、旨そうなので全部、土産にすることにした。で、昼飯はミックスナッツとソイジョイになった次第。

姥沢方面から、自衛隊が10人ずつくらいの5,6グループが上がってきた。訓練みたい。
仕事でこんな訓練なんて、羨ましい。

12:30 下山開始。

頂上からの下りは相変わらず岩だらけ。登ってきた道よりも急勾配が多い。

13:00 牛首の分岐を通過。大きな雪渓を数回渡る。ガスは出ているがあまり濃くはなく、コースにロープも張ってあるから迷うことはない。
下りも雪渓が続く。 雪渓に誘導ロープ

途中、雪原を渡ったところに分岐があり、右へ行くと月山スキー場のリフトで降りれるようだが、時間も充分あるので迷わず左へ進む。ここからあとは雪渓もなく、中斜面の下り道。これをトントン降りていく。

14:05 今回の終点、姥沢小屋に到着。小屋の横の蛇口で顔を洗い、バス停にユックリ向かう。
この辺り、かの夏スキーのコースらしい。少し奥の上方に大きな雪渓が見える。

バス停に着いたのは14:10。人がポツポツいるが、見ているとスキーを片付けている。まだ滑れるのか。

次のバスは15:20。かなりのカンカン照りで、日差しを遮るところのないバス停で待つのは辛い。

すぐ下にトイレがあって、ひとまず荷物をバス停に置いたまま用足しに行った。トイレの中にはスキー客用の更衣室がある。これはラッキー。バス停の荷物を持って更衣室に戻り、着替えることにした。トイレの外の、靴を洗う蛇口で体を拭いて、かなりすっきり。嬉しい。チンタラそんなことをしていたら、じきにバスの時間になった。

姥沢からのバスはオンボロで、山道をかなり飛ばす。インドのデリーからアーグラ観光でチャーターしたハイヤーを思い出す。あんなひどくはないが。

途中、銘水館での乗り換えを運転手に聴いたら、彼の持っている情報と違うらしい。そんなバスはない、と言う。

銘水館は「にしかわ」という道の駅だった。着いてバス停の時刻表を見たら、間違いない。振り向いたらオンボロバスの運転手、待っていてくれた。指で「○」をつくったら安心して道の駅から出ていった。

しかし時間になってもバスが来る気配がない。と思っていたら、立っているバス停のすぐ横に管理道路みたいのがあって、そのから急にバスが出てきた。

銘水館から山形行きのバスは非常に快適だった。あまり揺れないしクーラーが効いている。乗った時は貸し切り状態で座席を2つ占拠してノンビリ。途中で運転手殿に混まないか訊いたら、このバスは最後まで混まないんだそうだ。確かにそうだった。
〆がノンビリで満足。天気も予報と異なって宜しかったし、本当に日頃の行ないが良いようだ。

山形に着いて駅から歩いて10分くらいのところにある蕎麦を喰うつもりだったが、終えて満足してしまうと、あとは帰るのみ。結果、新幹線の改札を入ったところで立ち食いを喰って、今回の山行は終了。これで66山/100名山。

※ 歩いたのは9:25⇒14:05の4時間40分。

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