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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   

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立山(途中敗退)~その1

昨日は大阪で仕事が終わってからすぐに出てきた。
17:42大阪発の「サンダーバード39号」に乗る。富山に着くのは20:56の予定。
ところが新大阪を出てすぐに電車が止まり、車内アナウンスで急病人発生とのこと、長岡京で救急車に引き渡して再出発。おおよそ30分の遅れ。
21:20富山に着いた。駅を出て右前のホテルコンフォートに向かう。チェックインし送っておいたリュックを受け取って部屋に行き、すぐに晩飯を明日の握り飯を買いに外に出て、風邪が治っていなかったので、焼肉を喰らう。
宿に戻って缶ビールを飲みながら荷物を整理。登山用品だけ並べて、残りは大阪から持ってきたバッグで家に送る。
今回も荷物は重い。水抜きで15kgだから実際には17kgくらい。
作業を終えて寝たのは23時くらい。明日は夕方までに登山口となる室堂まで辿り着けばいいから。目覚ましもかけない。起きて時間があれば、立山博物館に寄って行く積もり。「立山曼陀羅」を見れるのだが、ここも他の博物館と同様、月曜はお休み。なかなか来づらい。が、今週は月曜が祝日で開館日。良いチャンス。

朝は結局、8時過ぎまで寝ていた。よく寝た。次の立山行きの地鉄は8:55。が、荷物の整理もあるしバタバタしたくないのでパス。その次の9:54に乗ることにした。
身支度をして余計な荷物を東京に送り、外に出ると非常によい天気。
地鉄の富山駅に行って電車に乗る。遠くに見える山は上の方が白い。
この電車に乗るのは5回目か。最初は会社の先輩アルピニストに剱岳に連れて行ってもらった時か。あとは黒部五郎から新穂高に縦走したとき、それをやろうとして太郎平まで行き台風で断念したとき、立山に登ろうとしたが室堂で台風で断念したとき。それで今回。
10:38 千垣駅に着いた。無人の小さな駅で当然荷物預かりもなし。博物館はここから2km。平日はバスがあるらしいが今日はない。タクシーなんかいる筈もない。
山に行くための17kgのリュックを背負って舗装された道を立山に向かって登っていく。
25分で博物館に到着。まずは手前隣の雄山神社にお参り。ここは立山の頂上にある雄山神社の中宮らしい。中には幾つか社がある。かなり奥まであるようだが、手前の古そうな社にお参りして、その横にある若宮という小さな社にお参り。若宮は、昔から山に入る人が必ずお参りしていたらしい。
博物館は小さいが、綺麗で立派な建物。受付でリュックを預かってくれた。
中も広くはないが、曼荼羅がたくさんあった。立山曼陀羅というものも一つかと思っていたが、幾つもあるらしい。そもそも、各地に布教に出向くときに持って歩いたようで、沢山作って沢山布教した、というようなもの。当然撮影禁止だが、何枚か撮ってしまった。
一廻りして荷物を受け取り、礼を言って出てきた。帰りは当然下り道。楽。良く見ると、この辺は佐伯姓ばかり。千垣駅に戻って電車を待つ間にオニギリで昼飯。
12:35千垣駅発の電車に乗って立山に向かう。ケーブルカー、バスと乗り継ぎ、室堂には14:10に着いた。
非常に良い天気で目の前に立山が雄大に聳える。左手には奥大日岳から大日岳が続く。バスから時々見えた剱岳は隠れているがその方向を見上げると剱御前の小屋が小さく建っている。
立山、上の方は白くなっていて稜線はほとんど雪のようだ。6爪の軽アイゼンしか持ってきていないが、大丈夫か不安になる。サングラスも忘れた。これはまずい。室堂の気温は1.0度。
時間があるので少し散策し玉殿岩屋を見る。立山伝説によく出てくるが、始めて見た。平らな室堂の奥の方に行くと急に下りていく道がある。その下の崖のような岩肌の中にあったが、そこに一人でいたオバサンが“怖い、怖い”とやたらと怖がっていたが、この人には何か見えるのか。

みくりが池から立山
みくりが池から見た立山。この日は素晴らしい天気だったが・・・。

雷鳥沢のキャンプ場に着いたのは15時くらいだった。管理小屋で500円払って受付を済ます。番人に聞くと、明け方にはマイナス3,4度になるらしい。真冬用シュラフは持っていない。どうしよう。少し戻るとまだ営業している小屋があったが、素泊まりで6000円。高い。まぁ寒くても死ぬことはないだろう、と諦めてテントを張る。因みに今回は大きいほうのテントを持ってきたがフライシートがない。かなり寒いものと覚悟をする。
テントは他に4張りほど。前日は30張りくらいあったそうだ。
一通りの設営をノンビリして写真などを撮っていたら、16時半くらいになった。やることがなくなり、テントの中でマッタリする。
寒い。まだ明るい時間だが、テントの中は4.2度。ダウンの上下を着てダウンのテントシューズを履く。
17時になって、晩飯の準備を始める。テント内は2.9度に下がっている。日の入りは17時半くらい。段々と暗くなってきた。
晩飯は、薄い餅・凍み豆腐・白菜・揚げ玉・唐辛子を入れたラーメンと昨日買ったオニギリ。
食べてみるとラーメンはゴチャゴチャ。具を入れすぎた。作り始めて30分後には食べ終えて、あとは本当に何にもすることがなくなった。
18:20消灯・就寝。暫くはラジオを点けておく。
テント内は0.1度。かなり着込んで、下はヒートテックの股引にミズノの発熱ダウンパンツを穿いて山ズボン。上はヒートテックの長袖2枚にマイクロフリースの着て、その上にダウンジャケット。これにダウンのテントシューズを履いてかなりの重装備。あとは外に出している手が寒い。近くのテントの関西弁年配夫婦が大声で喋っていてうるさい。よほど広い家にお住まいか。
22:20トイレに起きた。外に出て空を見ると、星が物凄く沢山見える。大声関西弁夫婦は21時くらいまでうるさかったが、今は寝たようだ。
着込んでいて発汗しているのか、やたらと喉が渇く。テント内、顔のあたりは0.8度。腹の近くで3.2度くらい。50cmくらいの距離なのに。

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