一番使っているミレーのリュックで出発時13kg。
金曜の晩に現地に行って土曜日に登る予定が、金曜日に会社から早くに出られず予定変更。土曜日の夕方に出て日曜に登ることにする。土曜日の15時半に車で家を出て17時半くらいに水上ICから降りる。天気予報では夕方から翌朝まで雨となっていたが途中の温泉旅館で風呂に入る頃には土砂降り。登山口で寝る積もりだったが、強い雨と真っ暗な山道の中、登山口の2kmほど手前に「宝台樹キャンプ場」を発見。ここに泊まることにする。管理人に声をかけてから灯りのついているトイレの近くに車を停めて持って来たサンドイッチとワインで晩飯を済ませて20時前に就寝。
朝は5時過ぎに目覚め、トイレに行ってから登山口の武尊神社へ。
武尊神社手前の駐車場を6:10に出発。雨は止んで薄曇。でも足元は湿っている。
剣ヶ峰山を目指すルートから剣ヶ峰の直前の分岐を経て武尊山に向かう。
この山、ひたすら急な斜面が続く。なのに地面はほとんど土で岩はない。それが前夜の大雨でドロドロになって滑る。かなり歩き辛くなっている。崩落による登山道の欠落も多い。どうにか武尊山に11:00に到着した。ここまで4時間15分の予定が4時間50分かかった。道悪と体力低下のせいだ。
3月半ばから5月半ばまで奈良のお陰でどこにも行けずトレーニングもままならず運動不足。で、久々にまともな山に行ったのだが、7月にどこかの縦走をするために今回、縦走用の荷物を背負って行くことにした。テントやシュラフ、コンロなど主なものを入れたが食糧などの消耗品は入れなかったので13kg。久々にしては良い重量か。歩いているときなら楽勝の荷物だが、長期休養明けに加えてドロドロ急坂で非常に辛い。
握り飯半分を食べて早々に出発。11:30に歩き始める。下りも変わらずドロドロの急坂。崩落、雪渓が大きく残っているところ、ハシゴや鎖場もあって、思っていたよりかなり厳しい山。加えて雨の後で羽虫が出ていて纏わり付いてくる。
13:10に手小屋沢避難小屋の上の分岐を通過。14:10に剣ヶ峰ルートとの分岐まで戻る。
14:40、武尊神社の駐車場に無事、帰還。やっとこさ。「裏見の滝」を見て帰る積もりだったがフクラハギに余裕がなくて断念。
地図を見ると往復で7時間5分の基本タイム。それを大体6時間半と見込んでいた行程に8時間半もかかった。疲れたァ~。
帰りは遅くなったのと疲れたのとで早く帰りたくて、温泉は諦めて蕎麦だけ食うことにする。水上ICに戻る途中で見つけた『坪の庵』という店に入る。「きのこかけそば」、連れは「季節の山菜ざるそば」。両方とも1500円くらい。こういう観光客相手の蕎麦は余計な小鉢を付けたりして値段を上げるのがイカン。観光シーズンだけで稼がなくてはならないから仕方ないか。
蕎麦は太くてゴツイ。まぁ旨い。
店を出てICに向かったら、またすぐに「一水」という蕎麦屋を見つけてまた入ってしまう。ここでは「ざる」と「舞茸天ざる」。舞茸天は旨かった。蕎麦も悪くなかったが、ダシが薄くて弱い。それよりも腹が一杯になって苦しかった。
辛かったが久々のマトモな山で大満足。
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