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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   
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高尾山⇒陣馬山

8月初旬の飯豊山からタイミング悪く、2か月半ぶりの山となった。
トレーニングがてらなのでリュックは 14kg。
靴はバーグハウスの軽登山靴。
朝は姫を途中まで送って、高尾山口駅に着いたのは8時10分くらい。
靴は電車の中で〆てきたのでトイレを済まし、GPSのスイッチを入れてストックを出して、8時25分に歩き始める。
稲荷山コースを入り高尾山の頂上までは60分。

身体がかなり重い。
運動不足、筋肉不足。
時々、休みながら、ひたすら陣馬山へ進む。
陣馬山には13時5分に無事、到着。
トイレ休憩をして水を飲み、陣馬山高原下を目指して下山開始。
バス停には14時10分に着いた。
次のバスは14時25分。
トイレに行って手を洗って、アミノ酸入りのドリンクを飲んで一休みしてバスに乗ったら出発の時間。
ちょうどいい感じだった。
高尾山口駅から陣馬山高原下バス停まで5時間 50分、良いトレーニングでした。
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北高尾(高尾北稜)縦走

高尾北稜に行った。
ここは高尾山が混んでいる時の回避道にすべく、いつか行ってみたいと思っていた。
身体もようやく山仕様に戻ってきた感じで、リュックもようやくオスブレー70リットル。
天泊食糧やコンロ類は入れなかったが、水2.5リットルやらテントやらで14kg。
家を06:15に出て、娘を学校の最寄り駅まで送ってから行ったので遅くなったが、JR高尾駅には8時到着。
中央線の下りは快速だからか、意外にかなり混んでいる。
新宿とかからなら特別快速に乗るから判らなかった。
西八王子でガラガラになった。
高尾駅では北口1番乗り場。
08:04のバス。
08:11「霊園前・八王子城跡入口」で下車。
車道を歩いて08:30管理棟。
トイレを済まし靴紐を締めて準備を整えて08:45出発。
登山道に入ろうとしたら向かいの斜面でガサガサ。
見ると猿。
かなりの数がいる。
急いで進むと頭の上にも。
09:53富士見台分岐。
リュックを降ろして小休止。
人はまったく居ない。
ずっと曇っていて涼しく歩きやすい。
10:05スタート。
北高尾道に入ったら道が少し厳しくなってきた。
起伏激しく両脇の草木も攻めてくる。
11:11杉の丸。
リュックを降ろして小休止。
荻窪のkioskで買ったオニギリ2個を食す。
11:25スタート。
12:43堂所山。また猿の群れ。
13:00底沢峠。
13:38陣馬高原下バス停。
次のバスは14:25。
まぁいいか。
家には16時半帰着。
5時間半。
いい感じ。

高尾北稜は混雑回避ルートというだけあって「夕やけ小やけ・ふれあいの里」から上がってくるルートに合流するまで、誰にも会わなかった。
こんな、奈良の奥駆道の南部のようなところが日帰りエリアにあるとは驚いた。
身体が戻ってきたのを感じられて大満足。
これで次は北アルプスか。
帰ってから娘にキイチゴが沢山あったよと報告したら、なぜ採って来なかったのかと怒られた。

高尾山⇒陣馬山

水を1.7リットル入れて9kg。
家を06:25くらいに出発、07:48に高尾山口駅。
07:55スタート。
08:50高尾山頂上。小休止。
暑い。汗がダラダラ。
木陰のベンチに座っているとたまに通る風が心地よい。
09:10スタート。
09:45城山茶屋でトイレ。
10:24影信山。
疲れてきた。
本当に体力が落ちている。
オニギリ2個。
10:45スタート。
11:36明王峠。
リュック降ろして水呑休憩。
少し身体が慣れてきた。
11:51スタート。
12:20陣馬山山頂。
暑い。
日陰でリュック降ろして水呑休憩。
今回は暑いせいもあるが水をよく飲んでいる。
身体が山に慣れてきた。
いい感じ。
12:35スタート。
12:20陣馬高原下バス停に到着。
次のバスは12:25。
素晴らしいタイミング。

伯耆大山

10年ぶりくらいに伯耆大山に登ってきた。
生まれてから2度目。

前日に米子入り。
来る途中でストックの石突を紛失。
探したら空港から米子への電車の富士見町駅の近くに登山用品屋があるみたい。
行ってみたら山陰で唯一だと。
因みに機内持ち込みは60cm未満だと。
短いストックを買うべし。晩飯は米子駅横のラーメン屋『大和』。

さて当日。
前夜は雨も天気予報は朝から晴れ。 が、ずっと曇りで山上は濃ガス&強風。
強風で空気中の水分が凍って樹木や木道、柵などは真っ白。
頂上付近は零下で寒い。
大神山神社に降りてきたころには快晴。
夏道コースから上がって行者コースを降りたが復帰2回目のリハビリ、かなりゆっくり歩いて5時間。
景色はなかったが大満足。

久々の山歩き ~ 高尾山(屈辱の敗退)

久々に山を歩いた。
行ったのは高尾山。
でも散々な状況で、極端な体力低下にショックを受けて帰ってきた。
昨年は姫のお受検で山にはなかなか行けず、前回は昨年11月半ばに高尾山へ。
この時も陣馬山まで行く積もりだったがスタートが遅かった上にペースも遅く、途中で断念して相模湖に下りた。
今回はさらに酷くて危うく予後不良。
リュックは飲む水を700ccと重量調整のために2リットルのペットボトル2本を入れて13kg。
姫を送る車に乗って姫を降ろした後で笹塚まで乗せていってもらう。
笹塚07:56の急行高尾山口行きに飛び乗れた。
08:46高尾山口駅に到着。
トイレだけ済まして08:55スタート。
天気は非常に宜しい。
明日の日曜には雨予報が出ていることもあってかなり人が多い。
09:55高尾山の頂上。
写真撮って水をひと口飲んで小休止。
高尾山口の改札から高尾山頂まではちょうど1時間で、速くはないが許せるペース。
(因みに1年前には5歳児と一緒に50分。)
10:00スタート。
10:30城山茶屋は混んでいる。通過。
高尾山を過ぎたら挨拶してくれる人が増えた。
11:10切り株で休憩。
右の太腿の前の膝上の内側の筋肉がピクピクしてる。
おにぎり食べて休憩。
11:30スタート。
11:35影ノブやま。すぐだった。
 
12時少し前くらいに堂所山過ぎ?の急な斜面を上がっていたらピクピク。
我慢して歩いていたら足が激しい痙攣。
まずは右の膝上の内側、次に右の外腿、右の内腿と徐々に広がる激痛でうずくまる。
しばらく休んで歩き出したら今度は左足も同じような症状。
緩斜面でも登ることが出来なくなった。
下るのはまだ大丈夫だったので仕方なく足を引きずりながら底沢集落に降りて相模湖駅から傷心の帰宅。
降りてきたときには下る筋肉もピクピクし始めていた。
1437相模湖駅。急いだら乗れた。
1442の高尾行きに乗って高尾から中央線特快に。
4年ほど前から娘が同じ食卓で食事をするようになって山行は激減。
さらにこの1年半は受検準備で運動はほぼ皆無。
体力の低下を徐々には感じていたが、この2ヶ月くらいで急に筋肉が落ちた感じ。
この春からまた山に行く。
我慢して少しずつ。
リュック、今回は水のペットボトルで調整して13kg。
夏に天泊の20kg超を背負えるようになるか、とっても不安。

高尾山 ~ 山歩き再開!

高尾山でトレーニング歩きしてきた。
ここ1年半、山にはほとんど行けなかった。
でも一段落したのでまた登り始める。

オスプレーの70リットルに水を7リットル入れて、〆て19kg。
これにフロントバッグも重めにして2kg、計21kg。
高尾山口駅を8時にスタート、高尾山頂上には9時10分。
少し休んでから城山を経由して相模湖に降りた。
相模湖駅には12時10分、4時間強。
足元に水気が残っていたけど良い天気で、紅葉は部分的、富士山には笠雲。
時間的にはかなり足らないが、久々に付き良いトレーニングになった。

次はもっと歩きたいところだが、前日に玄関に出してあったリュックを見た姫に “パパ、山に(まさか独りで)行くのっ?!” と厳しい眼で睨まれたので連れて行けるところかな…。

高尾山。稲荷山コースリベンジ!‏

より高いレベルの自分を目指して……
リベンジ。

7時過ぎに府中駅に着いて京王線で北野乗り換え。
途中で姫に、4歳の時には滝のあるところを歩いて頂上まで行ったけど3歳の時には階段のある道を登って途中で敗退したよね、と訊いたら覚えていると。
ならば今日は階段の道を頑張って登ろうね、約束。
よし、今日は稲荷山コース、リベンジ。
07:45 高尾山口駅に到着。
トイレに寄って写真を撮って、07:55スタート。
08:00 稲荷山コースに入る。
姫はケーブルカーに乗りたがったが階段の道を登るんだよね?と言って先頭を歩かせる。
丸木の階段を最初はいい気になってピョンピョン歩いている。
あとで疲れるから普通に歩くように言いながら、あと少しでも段の少ないところを選びながら歩かせる。
でもまたピョンピョン。
08:15 5分ほど、最初の小休止。
府中から貰って来たイチゴを食べて軽朝飯。
08:50 展望台で休憩。
オニギリで本朝飯。
この時間はまだ小学校の遠足部隊は来ていなくて、年配の夫婦連れが多い。
皆さん、姫に応援の声をかけてくれる。
09:05 スタート。

姫の提案で姫パパと「挨拶競争」。
すれ違う人に、どっちが早く大きな声で挨拶できるか。
姫が段々と早く大きな声で挨拶できるようになっていく。
姫も段々と強気になって、かなり遠くから来る人に大声で挨拶し、すかさず振り向いて姫パパに“遅い!”と攻撃。
なので時々、相手の方は状況が判らず当惑。
こういうときはすかさず“そうか、パパのご挨拶は遅かったね。”と大声で姫に言うように、すれ違う人に解説。
段々と疲れてきて気が萎えかけているのを発破かけて頑張らせる。
最後の長くて急な階段まで来たらまた元気が出たみたい。
走って登ろうとしたが途中でスローダウン、最後は手を繋いで頑張る。
09:45 頂上に到着!
頑張った!
リベンジ成功!

天気は良いが富士山は雲に隠れていて見えないのが残念だが大満足。
この時間だとまだ少し早いので空いている。
鶏肉の焼いたのを食べて3回目の朝飯。
10時半頃、小学校の遠足部隊が1号路から上がってきた。
高尾山口を8時半くらいかな。
今日も多いようだけど、やはり早く来て正解。
さきおととい、新しいトレランシューズの慣らしと今日の下見のために一人でここに来た。
その時は頂上に着いたのは11時半くらいだったかな、平らな場所は小学生で埋め尽くされていた。
今の時期は一番いいから遠足も多いんだろうね。
お腹一杯になったところで姫ママに荷物番をしてもらって、姫と隠れん坊&周辺巡回。
そしたら茶店のソフトクリームの看板を見て、食べたいと。
ダメと言ったら頂上で号泣。
ならば下りもケーブルカーじゃなくて歩いて降りて、それも泣いたり威張ったりしないで一生懸命に歩いたら、降りたところでソフトクリームのお約束。
10:50 下山開始。4号路を降りる。
11:10 吊り橋。
11:20 1号路に入る。
 途中の茶店で縦笛を買う。
1号路は舗装されているが結構な下り。
姫は疲れてきたようで少し辛そう。
ひょっとこみたいな踊りをしながら歩いている。
これ、ふざけて萎えそうな気持ちをごまかしているみたい。
12:10 清滝駅に帰着!頑張った!
ご褒美に、ソフトクリームの食べ比べ。
最初は車道の店でチョコトバニラのミックス。
その後で裏の遊歩道の店で紫芋のソフト。
どっちも“パパと半分こ”と言いながら殆んどを姫が食べて満足そう。
帰りの京王線は1本待って、少し遅くなるけど新宿まで直通の特急に乗った。
やはり姫、かなり疲れていたようで少ししたら爆睡。
姫ママも姫パパも熟睡で気が付いたら明大前。
東武で肉を買って、晩飯は祝勝BBQ。
今シーズン初めてのBBQで炭は湿気てたけど楽しい。
この時期はそれほど暑くないし蚊も出ないから一番いい。
それよりも姫がリベンジできて大満足!!!

安達太良山 1700m (80/100)

先週に引き続き、福島の山を連登。
リュックは中身はほとんど入れ替えないマムート。
12㎏くらいかな。
靴はバーグハウスの軽登山靴に軽アイゼンを持った。


前日、日曜の夕方、18時から予約しておいたレンタカーを15分ほど早く借りて岳温泉に向かう。
高速を使って18:45にペンション「シャンカー」に着いた。
年配のご夫婦でやっているみたい。
遅いから飯が先かなち思ったが、風呂に入って来いと言ってくれてひとまず失礼する。
風呂から上がってダイニングに行くと晩飯の用意ができていた。
瓶ビールと冷酒をもらって晩飯は完食。
白飯を軽めにして腹いっぱい。
部屋に戻って買ってきた缶ビールを飲みながら翌朝の支度。
ここは冷蔵庫も電子レンジ、ポットなどはない。
缶ビールは少しぬるくなっていたが充分。
残ったビールを見ながらテレビで天気予報を見て、21:00消灯。
昼から荒れるようだが仕方ない。


朝は5時に起きた。
夜中に雨が降っていたが、朝になってもパラパラと少し残っている。
もう明るい。
これならあと30分、早く起きればよかった。
5:30、車上狙い対策で使わない荷物は玄関に置かせてもらって宿を出る。
ご夫婦は起きている気配がないので、置手紙をする。


5:40、あだたら高原スキー場の駐車場に到着。
ゲレンデに雪はほとんどなく、施設はもう閉まっている。
靴を締めてスパッツを付け、5:55に歩き始める。
ゲレンデの右側から入って勢至平を目指す。
ところどころ雪が残っているが問題なし。
登る道は馬車道と旧道とがあるが、旧道の方が歩き辛いが最短距離を行くようなので、出来る限りこちらを選ぶ。
歩き始めてそろそろ1時間という頃に勢至平に差し掛かった。
2年前の2月末に来て、ここいらで吹雪に負けて撤退した。
足元が締まってきたのでリュックを下して軽アイゼンを履く。


7:10 分岐。
真っ直ぐ進めばクロガネ小屋だが、ここを右に曲がって峰の辻を目指す。
ずっと道はなだらか。
時々濃いガスに包まれて少し前が見えなくなる。


7:40 ガスが強風に飛ばされて青空が見え、その下にお椀を伏せたような山が聳える。
おぉ安達太良山、と思ったが地図を見ると、これは鉄山か。
ガスが濃くなり、時々ホワイトアウト、と思って足元を見ると誰かが通った跡がついているので助かる。
でもその跡がアチコチに向かっていたり消えたりして少し困る。
あとでGPSログを見ると、このあたりで道を外している。


8:25頃、また道を失って火山礫に植物が這うように付いているところを歩く。
道ではないがGPS地図を見るとショートカットしているようなので進む。
足元は緩くて歩きやすいが礫や植物に謝りながら足を置いていく。
少しして道に戻れた。


風がかなり強い。
右から暴風。
時々身体を沈めないと吹き飛ばされそうになる。
でも左は落ちるとヤバそう。
穏やかだったら”本当に良いハイキング道”って感じだが、本日については結構、必死。


8:30頃、緩やかかな稜線を歩いていると石の小さな山が続く。
このあたりは「乳首」というらしいが、まさにその通り。



8:40、「安達太良山」の木標に着いた。
一応、山頂のしるしようだが目の前に岩山がある。
視界がなくてよく判らないが、これを登る。
ここだけ鎖のある岩登り。
でもすぐに頂上についた。
標のようなものは見当たらないが小さな祠がある。
ここで写真撮影。
さすが頂上、立ってられないほどの爆風。
濃いガスの中でのこの風、台風の中みたい。
ビショビショ。
撮れるのかどうかも確認できないので何回かシャッターを押して急いで降りる。
あとで見たら、この木標のような位置にしっかりした標があったようだけど、とてもじゃないけど判らなかった。


あとは急いで撤退。
少し降りると風が弱くなってきて有り難い。
ガスは薄くなったが雨がポツリポツリと落ちてきた。
雪面に残っている誰かの通った跡、スキーだったりスノーシューだったり、兎に角これを追いながら駆け降りるようにして下山。
降り始める前に車に戻りたい。


9:50 目の前が広がったと思ったらゲレンデに出た。
茶色の広がっ
た広い斜面の右にリフトがまだ座面を畳まれずに止まっている。
10:05 スキー場の駐車場に戻ってきた。
スキーセンターは片付けの人たちのためか、トイレだけ開いている。
これは有り難い。
手や顔を洗い、水を汲んでスパッツや靴の泥も流させてもらった。


これは早かった。
昼くらいの新幹線に乗れる。
ペンションに寄って清算をして荷物を取って、福島に戻る。


天気悪く景色には恵まれなかったが、ハイペースで歩いて荒天を回避したから満足。
これでちょうど80座。
あとは北アルプスと越後の山々。
もっと体力を戻さないと。



宿は2食付6900円の所、朝飯をキャンセルしたら6100円。
これにビール500円とお酒250円。
かなり良心的。


福島駅から往復で80㎞くらい。
軽を借りて満タン返しのガソリン代は480円、高速代は560円×往復。

吾妻山(1949m) 79/100

福島に行った帰りに吾妻山へ。
久々にカウントを載せることが出来た。
これで100名山の79座目。
リュックはマムートの40リットル。
靴はスカルパのミラージュに6爪の軽アイゼン。
前日の夕方、福島から米沢に移動。
リュックは米沢の東横インに送っておいた。
朝、6時に起きてバスには時間があるので、駅まで行って立食い蕎麦で朝飯を済ませ、バスの時刻を確かめる。
ついでに駅のコンビニで昼飯用にカレーパンを確保。
準備を済ませて不要の荷物はホテルに預ける。
駅から吾妻連峰が見える。
目指す西吾妻山は右に隠れているところか。
08:10のバスでしらふ温泉を目指す。
終点のしらふ温泉には、時刻表より少し遅れて08:55に着いた。
バス代は970円。
このあと、ロープウェイとスキー場のリフトを3本、乗り継いでいく。
この4本の往復で3500円。
天元台のスキー場には初めて来たが、まだ充分に滑れる。
板を持って来ればよかったかな。
09:35に最終リフトから雪面に降りた。
乗り場の横の板場を借りて靴を締め、6爪の軽アイゼン、スパッツを装着。
手袋も少し厚いのに交換。
天気予報だと昼から崩れる様子。
急ぎたい。
09:55歩き始める。
リフトのおじさんに方向を訊くと、すぐ先のロープを辿っていけと。
林の雪斜面を横切るように頭の上に張られたロープが続いていく。
ロープに沿って、枝をくぐり幹の周りの雪穴を避けてどんどん登っていく。
視界が開けて、前に緩やかな丘のような「梵天岩」が見えるところでロープは途切れた。
因みにリフトの頂上は1820mくらいでロープの最後は1900mくらい。
ここからは急なところは殆んどなく、快適なスノーハイク。
緩やかな雪斜面を登っていく。
少し前からヘリが飛んでいる。
時々、真上でホバリングもしている。
誰か遭難したんだな。
天気は悪くないから救急要請か。
10:35頂上エリアに着いた。
ここも緩やかな丘のようだ。
林のようになっている周りを歩くが頂上が判らない。
最終的にGPSの地図の頂上より奥(西)に入ったところで赤いリボンを発見。
そこをさらに入っていくと、あった!
小さいが「西吾妻山」と書いてある黄色い三角の看板を発見。
これで79座目に到達。
写真を撮って10:55撤退開始。
11:30リフト乗り場に帰着。
アイゼンを外し下りのリフトに乗せてもらう。
ゲレンデにはアルパインボーダーとスノーバイク。
かなり上手い。
それにしても、ここをリフトで降りるのは勿体無い。
板を背負ってくるべき。
遠くに見えるのは飯豊山だな。
12:00にRWの天元台駅に着いた。
RWは20分おきのダイヤだが丁度行ってしまったところ。
12:20のRWに乗って12:40、下の駅に着いた。
バスは13時なので駅舎の中でリュックにぶら下げておいたアイゼンやスパッツを片付ける。
帰りもダイヤより少し遅れて14時くらいに米沢駅に着いた。
バスが駅に近くなったところで吾妻山が綺麗に見えるところがあったが、上の方はガスに包まれている。
間違いなく雪か雨が降っているんだろう。
ギリギリのタイミングだった。
駅舎に入って朝の立ち食い蕎麦屋で昼飯を済ましてホテルに荷物を取りに行って駅に戻って駅舎に入ろうとしたら雨が降ってきた。
素晴らしいタイミング。
日ごろの行いは大切!
今回は快適なスノーハイクとなった。
歩行時間は往復で1時間半。
時期的に良かったようで、雪面は表面パリパリで歩きやすく、トレースもあったので時々GPSで位置確認するだけで地図は出さずじまい。
風が強かったけど頂上で0度、リフト上で7度と思ったより寒くない。
ひとつだけ、頂上エリアで頂上の標が判らず15分ほど彷徨い、危うくノーカウントになるところだった。
どうにか見つけられて79/100クリア。
また同じような時期に来れたら、次回はリフト使わず上下とも歩くか、スキー板と靴を背負ってくかしたいところ。
下りのリフトの横を滑り降りていく練達のアルペンボーダーが羨ましかった。

縦走:高尾山⇒陣馬山‏

今月の初めに高尾山の頂上往復だけ、した。
その時は天気が良かったから富士山が綺麗に見えたが体力消耗的に今ひとつ物足らない。
で、重めの荷を背負って陣馬山まで歩くことにした。
オスプレーの70リットルに軽めに詰めて、フロントバッグと合わせて17kg。
靴はバーグハウスの軽登山靴。
朝は5:40に起きたが湯を沸かしたり朝飯を食べたりしていたら出遅れて、6:40に出発。
やはり起きたらすぐに出ないと。
タイミング悪く新宿駅で20分待って7:30の高尾山口行きの京王線特急で8:20に下車。
靴を締めトイレを済ませて、8:30高尾山口駅スタート。
稲荷山コースを上がって9:26高尾山頂。
今回は薄曇りで残念ながら富士山は見えず。
写真だけ撮って9:31スタート。
10:06小仏城山。
給水だけして10:10スタート。
10:47景信山。
ここで初めてリュックを降ろして中休止。
買ってきたオニギリでエネルギー補給。
11:00スタート。
11:58明王峠。
もう少しで陣馬山というところを歩いていたら20人くらいかな、ほとんど女子大生みたいな若い女性に最後に男の子が3人くらいというグループと擦れ違った。
そしたら先頭の若くて可愛い娘がいきなり”縦走ですか?"と声をかけてきた。
オジサン、プチ・パニック。
大きなリュックが急に恥ずかしくなって”トレーニングです"と答えるのが精いっぱい。
やはりこういう所で大きなリュックは目立つんだな。
次回はマスクとサングラスでもするか。
もっと目立つか・・・。
12:30陣馬山に到着。
ここは裏から上がってこれるので小さな子供の家族連れや軽装の年配ご夫婦とかもいて少し混雑。
一休みして写真を撮 り、トイレを済ませて12:47下山開始。
陣馬高原下へのショートカットの山道が判らず和田峠に降りる。
ここからは舗装された峠道。
やはりこんな道はバイクやヘルメット自転車が走り回っている。
13:35陣馬高原下バス停に到着。
高尾山口駅から5時間強。
まぁまぁだが天気良く、久々に歩けて嬉しい。
タイミング悪く次のバスは14:25.
のんびり待っていたら降りてきた人たちでバス待ちの列。
JR高尾駅北口に15:07くらいに着いて15:10の中央線特快に乗って16時半に家に帰着。
【反省点】
左足の土踏まずが擦れて少し痛い。
靴の締めが甘かった。
この靴で長いところを歩くなら2重靴 下がいいかな。
この程度の山にトレーニングがてら来るなら20kgは欲しい。
朝は起きたらすぐに出る。
朝飯は途中で。

高尾山599.15m(稲荷山コース⇒びわ滝6号路)

去年の暮れに雪山講習を受けて以来、雪山どころかハイキングすら行けていなかった。
この日は公私共に久々の休み、山に行きたいなとは思っていたが日曜の晩遅めに遠距離から帰ってきて、こんな時は眠れず朝起きられずなので半分諦め。
で、朝。
時間的にはいつものように起きたが、やはり眠れずにボッ~っとしている。
荷造りはしてないし山は無理だな、と思いながら朝飯の用意。
姫は幼稚園の遠足で王子の飛鳥山公園に行く。
と思いきや、食事を先に終えて2階に上がった姫ママが降りてきて、前日の大雨で足元ぐちゃぐちゃのために遠足は延期になったとのこと。
姫ママも遠足に付き添って行くので弁当は二つあったが、一つ余ってしまった。
そしたら姫ママ、この弁当を持ってどこか行って来い、と。
よし、行くか。
これは神様が背中を押してくれたんだと思って、急いで荷造り。
こんな時間から行くとしたら高尾山しか思い浮かばない。
少しでも運動量を増やすために、出来るだけ荷物を重くする。
リュックはMammutのCREON PROという30リットル。
これに必要なものを入れて、水も多めに2リットル。
まだまだ隙間があるから中身を一度出して、水の2リットルのペットボトルを2本、先に入れる。
その上に飲む用の水やら緊急用のライトなど1式やら入れて中間着のジャケットを入れ、その上に弁当を載せる。
〆て13.6kg。
まだ足らないが時間がないから良しとする。


準備をして玄関で待機。
姫を乗せた姫ママの自転車を見送って、9:10に家を出る。
京王線で北野で乗り換え、10:37に高尾山口駅に着いた。
トイレに行って靴を締めて、10:50に歩き始める。
登りは稲荷山コースを選択。
もう少ししたらまた姫を連れてくる積もりなんだが、去年は「びわ滝」の6号路から入って滝の横から3号路を登った。
このコースだと3号路に入るときだけ急な斜面んあるけど、階段は少ない。
一昨年の暮れに稲荷山コースを断念したのは、最初に階段が続くから。
姫は体力は歩けど、まだ脚はかなり短いから階段は心身ともにかなりの消耗を伴う。
一生懸命に短い脚で登っているところは可愛いけどね。
で、今回は改めて、階段の調査。


稲荷山コース、ここでは最も山っぽくて好きなコース。
でも最初の階段は姫には結構大変そうだな。
ここを行かせると、途中で肩車とかさせられそう。


一人で行くと自分のペースでかなり早く歩ける。
11:50に頂上に着いた。
稲荷山コースの参考タイムはケーブルの麓の清滝駅がスタートになっていて登りは90分。
それに対して、500mくらいの距離だと思うが高尾山口の駅から、ちょうど60分。
久々にしてはまぁまぁのペース。


頂上は工事をしていて、そこに平日の割には結構な人がいる。
富士山が良く見える。
写真を撮ってから反対側、都内を見渡せるベンチで昼飯。
白雪姫の絵が描いてある弁当箱。
オレんじゃないよ、姫んだよ!
鳥の照り焼き、ブロッコリー、あとオニギリ。
子供向けに薄味だが外で食べると美味いね。
弁当って大好き。


一休みして片付ける。
12:10下山開始。
帰りは6号路を降りる。
ここは頂上から降りてすぐに急な階段がある。
そのあとは沢を降りるが、ここは雨のあとは止めたほうがいいな。
姫と登るとしたら、前半は大丈夫。
沢登りも大丈夫。
喜びそうだが滑らないように気をつけさせないと。
で、最後の階段、これは微妙だな。
ここでの肩車は避けたいところ。


12:55に高尾山口駅に帰着。
下りは45分。
まぁまぁだな。
でも高尾山、この程度の荷物なら運動になんかなりゃしない。
家をもう少し早く出て、陣馬山まで行かないと。
或いは20kgくらいを背負って来れべ少しは運動になるが、ここで20kgリュックは少し恥ずかしいね。


今回は久し振りに山に来れて、それだけで満足。

冬山講習会

モンベルが窓口、イエティが実施の冬山講習会に行って来た。
アイゼンもピッケルもたまに使うが我流で、特にピッケルストックみたいにしか使ったことがなく、スピッツェ(ストックみたいに使うときに地面につくところ)は汚れているがピック(ツルハシの先っちょ)とブレード(ピックの反対側の小さなシャベルみたいの)は非常に綺麗。
滑落制動(雪の斜面でひっくり返ったり落ちてゆく時のピッケルでの停まり方)くらいは覚えておこうと思ってのこと。
場所は谷川岳、行動距離1km&行動時間6時間、スケジュールとしては
 10:20 谷川岳RW駅6Fに集合。
 11:00 装備のチェック後に出発。
 11:05 RW乗車。
 11:20 天神平駅到着。
 11:30 雪上技術講習会実施。
 12:00 昼食。
 15:00 講習終了。
 15:30 天神平駅からRW乗車。
 16:00 谷川岳RW駅6Fに帰着、解散。
といった感じ。
参加費は会員料金で16,200円。
ピッケル・アイゼン・ヘルメットは持っていなかったら有料で貸してくれるとのことだが持っていたので自前で。因みに3つとも借りると2,500円。
最終的に荷造りが終わったのは前夜の遅め。
ドイターの「Guide35+」。
湯と水を900mlずつ入れて14kg、フロンドバッグはなし。
靴は久々にスカルパ。
これを履くと小指の外側が痛くなるから今回は中敷はオリジナルの薄いヤツだけにする。
6時半に家を出ればよかったが、家族の朝飯の簡単な準備だけするので5時20分に起きて、自分の朝飯をガッツリ喰って家族の分の準備を終えても6時過ぎ。
6時20分に家を出た。
大宮に07:12に着いて、07:18の上越新幹線「あさま」に乗った。
このところ東日本に強い寒波が来ていて寒い日が続いているが、日本海側や内陸は大雪みたい。
山形新幹線は福島から先は雪で運休。
上越新幹線は全線動いているが、07:46に高崎に着いたら在来線は運休している路線が多い。
駅の改札にも案内要員が立っている。
訊いてみると上越線は水上から先は運休とのこと。
ひとまず水上まで行って谷川岳RWの駅まではバスだから、大丈夫そう。
08:24高崎で上越線に乗り、09:31に水上。
周りは雪だらけ。
水上駅を出たすぐ右側のバス停から09:53のバスは少し遅れてやってきた。
乗るときに運転手さんが”ロープウェイは止まっているけど乗るの?”と訊いて不安になるが仕方ない。
吹雪の中をバスは登っていって終点の谷川岳RW駅には10:13に着いた。
駅舎に入るとモンベルのマークをつけた女の人が待っている。
奥のベンチで待つように言われて奥に進むと若い人が一人、待っていた。
一緒のバスに乗っていたオジサンも仲間だったようで、今日の生徒はこの3名。
さっきの女の人が先生だった。
まずは装備の確認。
各自がアイゼン、ピッケル、ヘルメットなどを出して並べる。
ガムテープをもらってピッケルのブレードを隠すように覆う。
服が破れないようにだって。
最初は靴の確認。
あとスパッツ。
今日はスノボ用のオーバーパンツを履いてきたのでスパッツは付けない。
(これ、失敗だった。普通の冬用の山パンツとスパッツが正解。)
他の2人は靴もアイゼンも新しくてピカピカ。
結構、高そう。
特に若い人のはワンタッチアイゼン。
冬山はこれから始めるとのこと、買ったばっかなんだろうな。
アイゼン以外を身につけて歩き始める。
本来はRWを上がったところでやるらしいが、今日は運休だから歩いて少し登る。
15分くらいか、歩ける道が終わったところから山に入る。
先生が”ラッセルやったことある人は?”と訊くが誰もいない。
”仕方ないな”って感じで先生が先頭で上がっていく。
雪はかなり深い。
さらにドンドン降っている。
風もあって吹雪ともいえる。
急な斜面を先生がピッケルで雪を崩し、膝と足とで固めながら進むが当然、少しずつしか進まない。
10分くらい登ったところで先生が振り向いて”あの上に山道があります。それを過ぎた先で講習をしますから。”と言う。
このときに先生に”登山のラッセルはやったことがなかったけど、スキーでこんなことはよくやっていましたから先頭をやります”と声をかけて替わってもらう。
これ、やはり大変。
雪が深くて柔らかくて、スキーで滑るには最高のパウダーだけどツボ足で進むには最低。
胸くらいの高さの雪をピッケルで崩し、膝で潰す。
それを繰り返して少し固まったら足を乗せるが足は沈んでしまう。
またそこに雪を掻き落として膝で固めると、ようやく足を置くことができる。
それでまた次に進むんだけど、ピッケル⇒膝⇒足⇒膝⇒足、という1連の作業で進むのは50cmくらいか。
かなりガンガンと進んだ積もりだが、30分ほどかかってようやく山道に上がった。
雪の積もった山道はなんとなく平らに見えるから安心して足を乗せたら、また沈んだ。
ここもかなり深い。
ここで次の人に選手交替。
幅3mくらいの山道を渡ったところにリュックを降ろし、ここから上の斜面で講習会。
まずは4人で5mほど上がって雪を崩して降りてくる。
これを何回か繰り返して斜面を作る。
かなりの労力を要して、講習会場が出来上がった。
まずは歩き方。
ハの字のツボ足で斜面をまっすぐ登り、降りる。
次につま先を蹴りこんで登り、踵を打ち込んで降りてくる。
ひと通りやったあとで、今度はピッケルの使い方。
上に上がって最初は尻餅をつくような倒れ方をした時にピッケルで初動停止。
それから、その体勢で滑り始めたらピッケルのブレードを右胸の筋肉につけて、そのまま右に身体を倒してピックを雪に突き刺して止まる。
次に前にのめって倒れたとき、手を前にY字に伸ばしてピッケルを突き刺す。
最後は頭から後ろ向きに落ちたとき、左手でピッケルのスピッチェを顎の方に持ってきながら右の太腿のキワにピックを突き刺し、そのまま右に体を倒してお尻を突き出すと、身体の向きが変わる。


みんな冬用の防水防風ジャケットを着ているからなかなか滑らなくて難儀。
こういう、練習とか講習会の時にはレインウェアが正解。
途中、10分ほど休憩して立ったまま昼飯。
メンチパンとカレーパン、あとお湯。
その後も練習を何回かして、14時過ぎに撤収開始。
上がってきた雪の中を降りていくが当然、帰りは楽チン。
いろいろと質疑応答しながらRW駅に戻る。
14:40くらいに終礼、解散。
帰りは15:10のバスに乗って上毛高原を目指す。
帰りの道も雪が降り続け、駅に着いても真っ白。


家には18時くらいに戻った。
年間通じて初めて山の講習を受けたが、こういうのは一度は受けておかないと。
あとは自分で時々練習ないとね。

蔵王山1841m

78座目。
北東北に仕事で連続して来る機会があり、先週の月曜日に朝日岳に登った。
もう一回、今週の月曜日には蔵王に登るべく、日曜の晩に山形駅に泊まる準備をしていた。リュックもホテルに送った。
ところが仕事でトラブルがあって中止。
ホテルのキャンセルと荷物の返送にお金がかかったが仕方ない。
この時の予定では、山形からバスで蔵王温泉まで行って、ロープウェーは使わず、使っても帰りだけにして歩く積もりだった。
それが直前に中止となった次第。
最後にもう一度、北東北に行く機会があったが、帰りに山に行けるのは祝日の月曜日。
これでは混むし、子供が休みの時には行かないようにしているので断念。
と思っていたらバタバタは木曜日で終息。
金曜日に休みを取って、行きがけに登ることにした。
05:45 家を出る。
06:58大宮の新幹線で08:04仙台着。
駅に着いてレンタカー屋に行く途中で立喰蕎麦を喰って満足。
08:50 車を借りて道路に出てからひとまず準備。
ナビの行き先登録をする前に蔵王町役場に電話をする。
エコーラインが通れるそうだ。
これはラッキー。
仙台から蔵王最高峰の熊野岳に行くには、東西からのそれぞれ一番楽なルートだと、山形側から蔵王温泉に入ってロープウェイで途中まで行って西側から登るのと、東側の宮城側からは車で蔵王エリアを横断している「蔵王エコーラインから「蔵王ハイライン」で刈田岳頂上のすぐ下の駐車場まで行ってから登る。
地図の山行歩行時間は西側からが熊野岳山頂往復で1時間35分。
東側は1時間25分。
加えて東ルートだと第2峰の刈田岳も行けるし何よりお釜の縁を通ることが出来る。
もちろん西ルートでも足を延ばせば行けるのだが時間がかかってしまう。
今回は時間をかけられないので出来れば東から行きたい。
それが前日まで降雪でエコーラインが通行止めになっていた。
ダメなら大廻りして西ルートになるが、時間がかかるうえにロープウェーを往復使うと3000円近い余計な出費。
仕方ないけど困るな、と思っていたところ。
それが当日になったら通行可能で、最短の行程で行ける事になった。
カーナビに従って、東北道を南に下り村田JCTから山形自動車道、宮城川崎ICで降りる。
しかしこのあと国道457号からエコーラインに入る際に、少しショートパスなのか、峩々温泉に向かう255号に入ってしまった。
随分な山道を通るんだなと思っていたらしばらく行ったところで通行止め。
ここで戻ってエコーラインの東側の端から改めて刈田岳を目指す。
ロスは15分くらいか。
でも紅葉がすばらしかったから、よし。
10:25 刈田岳頂上の駐車場到着。70km弱。
最後に少しだけ蔵王ハイラインという道になる。
エコーラインは無料だが、ここだけで540円。上手い商売だ。
10:35 歩き始める。
天気は良いが風がかなり強く寒い。
11時過ぎ、熊野岳の避難小屋の手前で頂上から見たようだが4人組の若いアジア系外人、おそらく中国人にルートを訊かれた。
彼らがどっちから登ったのかは確かめなかったが、刈田岳に行くのにお釜の縁をどっちから行った方がいいのか、と。
目の前の景色を見れば判るだろうとは思ったが、レストハウスから25分くらいで来たこと、左回りは大変だし時間もかかるから止めとけ、などと教えてあげた。
彼らの中学校3年生レベルの英語に、中学校2年生レベルの片言英語で答えた感じ。
でも嬉しそうに降りて行った。
ここの避難小屋は岩で覆われている。
これなら噴火しても幾らかは耐えられるのか。
11:10 熊野岳頂上に到着。
このルートだとハイキングとも言えない。散策。
頂上の柱や神社で写真を取って、すぐに戻る。
帰りは時々小走りだ。
11:35 レストハウス
11:40 刈田岳
11:45 車に戻った。
帰りはエコーラインからそのまま東に進み村田ICから東北道。
こっちの方がスムースで早いみたい。
帰りに仙台市内の寺で祖父母の墓参り。
こんな安易な登山でも1座には変わらない。
満足。

朝日岳1870m

100名山の77座目。

古寺鉱泉駐車場⇔大朝日岳
 登り4時間50分 (基本タイム6時間)
 下り3時間20分 (基本タイム4時間)
 トータル8時間10分 (基本10時間)
 ※最初の道迷い20分ロスや荷物を考えると7時間程度で往復できそう。
【概要・所感】
秋田へ行った帰りに山形駅まで行き、翌朝にレンタカーを使って朝日岳に登った。
事前にホテルに送ったリュックは17~18kg、自分で持って行ったフロントバッグは1.5kgくらいだから今回は合わせて19kgか。
リュックには空ボトルを入れ、山形で水を買った詰めた。
初めて行くエリアなので水は多目に5リットル持ったが、涼しかったので2リットル以上余した。
リュックは早めに山形に送るために1週間前に荷造りしたのだが、この1週間でかなり気温が下がった。
マイクロダウンの上下や保温ポットなどは入れなかったので寒さが少し心配。
シュラフは迷いながらもイスカのエア630を入れたから大丈夫だと思うが。
ガスボンベもノーマルのミニサイズで大丈夫だったが、10月からはやはりハイパワーのレギュラーサイズを持つべき。
特にサイズについてはミニだとブースターが使えない。冬場は致命傷になる。
あと、フロンドバッグにレインカバーが必要。
リュック:オスプレー65リットル+ホーボーのフロントバッグ
靴:バーグハウスの軽登山靴
シュラフ:イスカAir630
上着類:ゴアのレインウェア&モンベルのマイクロフリース
大失敗:靴の中敷を忘れた!
改善点:ズボンの後のベルト通しがリュックに当たって段々と痛くなってくる。
     修理するか、痛くないズボンを確保!
【行程】
10/19(日)
 17:01横手⇒via新庄⇒19:29山形
 泊:Hマーブル@山形
10/20(月)
 08:00 タイムズレンタカー@山形駅前(10/21の18時までで軽を確保。)
 08:30 山形駅⇒1h30m⇒朝日鉱泉
      片道68km、高速料金は片道1050円。
 09:45 古寺鉱泉駐車場スタート
 14:35 大朝日岳頂上
 14:52 大朝日避難小屋
10/21(火)
 06:30 下山開始
 09:52 駐車場帰着
10/19(日)
19時半に山形駅に着いて、まずはホテルに向かって荷物の確認。
荷を解き、簡単に整理をして晩飯に出る。
帰りにコンビニで水を買い、リュックとスーツケースに荷物を分ける。
ここで気付いたが、軽登山靴に中敷が入っていない。
普段履きしているVasqueのトレッキングシューズと共用していたのだが、久々で入れ替えるのを忘れてしまった。
かなり焦ったが、足を入れてみると緩いがどうにか歩けそうなので一安心。
10/20(月)
朝は6時半に起きたが、ゆっくり支度をして07:40に宿を出てレンタカー屋に向かう。
早く出たいが営業が8時からだから仕方ない。
レンタカー屋につくと既に開いていた。
07:50に軽自動車で出発。
山形中央ICから高速に乗り酒田方面へ。
高速道路は少し行くと、ほとんど片側1斜線の対面通行。
途中で反対車線に轢かれた狸みたいな茶色の物体に烏がたかっていた。
少し離れたところには烏の屍骸。
食い意地を張りすぎてはねられたんだろう。
月山ICで降りて県道27号を南下する。
蕎麦畑の蕎麦が赤く色づいている。
17,18km走ったところで右折し山道を進む。
曲がった角には“朝日鉱泉方面”という看板があった。
09:25 古寺鉱泉の駐車場に到着。
空は曇り。
県道からここまでの道は1車線の完全な山道だが全て舗装されていた。
駐車場には仮設トイレが2基。
ワゴン車ならここで泊まることもできる。
トイレに行って身支度をする。
少し涼しいが、歩き始めると汗がすぐに出るから半袖のTシャツになる。
09:45 歩き始める。
10分くらい前に30才台かな、カップルが上がっていった。
あとすぐ後から70才くらいかな、ジモッティ風のオジイサンが来ている。
いきなりトラブル。
駐車場からは川沿いに歩き、古寺鉱泉を過ぎたらすぐに右の山に上がっていくのだが、その目の前にドロドロの溜りが出来ていて足跡が乱れている。
これに気を取られてピンクのリボンの横の登り口を見落としてしまった。
このドロ溜り、ひどい。
落ち葉に覆われてはいるが、足を置くと底なし沼みたいに沈んでいく。
綺麗だった靴が一瞬でドロドロ。
足跡が残っているから先に進むが山に上がっていく道が見当たらない。
そのうちに足跡も途切れ藪に突き当たった。
仕方ないから戻るが、最初のドロドロは通りたくないと思って途中を一生懸命探したが道はなく、結局ドロドロまで戻ったらすぐ横に登り口があった。
なんで見落としたのかと思うような判りやすい道。
ここで20分ほどロスした。
それ程急でもない道を登ってゆく。
気温は決して高くないが、汗がダラダラ出てくる。
11:50 三沢清水。
山から引いてあるホースから水が滔々と流れ出ている。
飲んでみたら、旨い!

紅葉は終わったかと思っていたが、かなり綺麗。
 
途中で小屋から降りてきてソロの登山者に2回擦れ違った。
夕べはこの2人だけだったそうだ。
また日帰りの人たちとも何回か擦れ違った。
基本は10時間かかるから、早い人で朝の4時半、遅いヒトでも7時出発。
機会あれば、日帰りもやってみたい。
12:17 古寺山。
急に景色が開けて目の前に小朝日が姿良く聳えている。
立派。スゴイ。
その右奥に大朝日があるが、ここから見ると小朝日の方が良い山に見える。
でも大朝日の右に下りた鞍部に小さな小屋らしき点が見えて、やはりアレが大朝日と確認できる。
リュックを下ろしてオニギリを1個食べる。
寒くなってきたから長Tシャツを着る。
12:25 スタート。
14:20 大朝日小屋に到着。
足は止めず、そのまま頂上を目指す。
14:35 頂上制覇!
西の方を見ると大鳥池からの縦走路が続いているがかなり気持ち良さそう。
山々が続く雄大な景色が広がっていて、素晴らしい。
今日は天気は曇りだが、登山にはかなり良いコンディションだった。
ジッとしていると寒いので写真を取って14:40下山開始。
14:52 山小屋に入った。
中には先客、縦走路のほうに姿が見えた3人組の学生風。
宿帳には鶴岡の住所が書いてあった。
ワンゲルかな、挨拶はきちんとしてくれる。
リュックを下ろし靴を緩めてから宿帳に名前を書いて、利用料の1500円を木の収納箱に入れて上に上がる。
寝床は2階になる。
1階にはトイレや管理人室、倉庫などでトイレ以外は全て閉まっている。
2階に上がって3人組とは反対側の済に陣地を確保。
ダラダラと荷を解き、水ボトルのキャップの締めが緩かったようでマットが少し濡れているのを拭いてからマッタリ。
気温は11℃、少し寒いのでマイクロフリースを着る。
16:00 10℃。
やることもないので山道具の電池の点検。
久し振りの山登りだが、たまにしか使わないランタンやラジオの電池が切れていた。
やばい、やばい。
17時過ぎ、ほぼ同時に出発したはずのオジイサンがやっと入ってきて同じブロックの端っこに陣地を確保した。
かなり遅いペース。
17:10 夕食の準備を始める。
今宵のディナーはインスタントの袋麺と、買ってきたオニギリ。
今回はモンベルのチタンボール・ディッシュセットを持ったが、これ、カタログだと750mlある大きいほうの鍋でもインスタントラーメンを作るには少し小さい。
困るな。
次からはMSRの内鍋かな。
寒いから温かいスープが嬉しい。
オニギリは3つ持ってきて、残りはあと1個。
これで朝は湯を沸かさなくても大丈夫だ。
18時に消灯。
横のオジサンは少し前にシュラフに入ったが、もう鼾をかいている。
学生グループはワンゲル合宿の積もりなのか、たくさんの金物を使ってガチャガチャカチャカチャと晩飯の支度をしている。
そのうちジュージューと、炒め物をする音までしてきた。
うるさくて少し困る。
こういうのはテント場とか他の登山者がいないところでやってくれ。
もっと簡単に済ませなさい。
結局、少しウトウトしたが、オジサンの鼾と学生たちの金物の音がうるさくて19時くらいに目がシッカリ覚めてしまった。
10/21(火)
夕べは結局、20時くらいに寝たのかな。
いつものように夜中も時々目が覚めたが、その度に温度計を見たがずっと10℃だった。
23時くらいかな、風がかなり強く吹き出した。
朝は5時過ぎに目が覚めたが周りの様子を見て、5時半に起床。
寒いかなと思ったがシュラフの中は暖かく、よく眠れた。
久々の板の間ベッドで背中が痛い。
オジイサンが少し前からガサゴソと準備を始めている。
そういえばジイサン、夜中に何度も“寒いなぁ、寒いなぁ”と呟いていた。
学生グループは熟睡している。
君たち、晩は早く寝て早起きしなさい。
トイレがてら下に降りて外を見ると、雨はそれ程でもないがガスで真っ白。
視界がほとんどない。
朝は飯も喰わずに撤収作業だけなので6時くらいに準備は出来たが、もう少し視界が出るのを待つ。
06:30 歩き始める。
外は9℃。小雨。長Tシャツに雨具。
段々と明るくなってくるに従い、雨が強くなってくる。
フロンドバッグにはカバーがないのでずぶ濡れ。
07:15 岩の急登の途中、小朝日分岐の少し平らなところでリュックを降ろし、長Tを脱ぐ。
08:17 三沢清水。
途中の水の溜まりにに小さなサンショウウオがいた。
小休止して水を飲み、朝飯にオニギリを食べる。
08:23歩き始める。
9時くらいには雨は止んだ。
09:45 古寺鉱泉。
09:52 駐車場に無事、帰着。
「湯ったり館」で風呂に入って身体を温め、蕎麦を喰って帰る。
帰りが雨降りだったのは残念だが、頂上は景色よかったから大満足。
深い山だがそれ程きつくはない。
いつか、大鳥池から縦走したい。

20140728-29『甲武信ヶ岳』③

あとは少し遡って“スットコドッコイ”の詳細。
西沢渓谷からの帰りのバス、午前中は10:1211:1011:2212:20という山梨市駅行きが2本だけ。
他に09:3510:35塩山行きというのもあるが、これは土日祝だけ。
ということは事前に調べて判っていたし、この10:12に余裕を持って間に合うように逆算して出発時間を6時と決めた。
そこまで判っていたのにアホなことをした。
まず、6時に歩きはじめてすぐに頭の中で一つ目の間違いが起こった。
おそらく最初のバスの“11過ぎに到着”と次のバスの“11時過ぎに出発”ごっちゃになったんだろうが“自分が乗るバスの出発は11時過ぎだ。10時過ぎというのは、そのバスが山梨市駅を出発する時刻だ。大きな勘違いをしていた。”というようなことが何故か断定的に頭の中に浮かんだ。
それで“11時過ぎのバスに乗るには出発が早すぎた。”と急にペースダウン。
ノンビリと花の写真などを撮りながら歩いていたら今度は“そうだ09:35発というバスがあった。頑張ってそれに乗ろう!”とトンチンカン。
それから爆走して山を降りてきて、バス停には異常に早く09:10くらいに着いた。
で、時刻表を見たら09:35は平日は走っていない。
ガッカリ。
仕方なく道の駅「みとみ」まで行って、今度は10:12のバス(「みとみ」は西沢渓谷発の1分後)までもが走っていないと思い込んで11:22まで時間つぶしをするためにノンビリマッタリ。
でも蒟蒻館で蒟蒻と蕎麦を食べている途中でバスがあることに気がついたのが09:50くらい。
食べ物を味わう余裕なくダッシュで流し込んで道の駅まで走って戻り、ようやく間に合った。
大体、このバスに乗るなら山梨市駅に11時過ぎに着くから飯もちょうど良い昼の時間になる。
なので慌てて蒟蒻を食べることはなかった。結果として“トロ蒟蒻”が旨くて土産にもしたから良かったけど。
さらに最後までスリリングだったのは、普段から朝飯を食べるとトイレに行きたくなっていくんだけれど、夕べの食べ過ぎの後、今朝は何も食べずに歩いて降りてきた。
それで蒟蒻やら蕎麦やらを押し込んだから急にトイレに行きたくなってきた。
バスに乗る前に少しだけ時間があったからトイレに行ったが途中で終わった感じ。
それがバスに乗ってから少しずつ解放を求めてきて、最後は駅に着くまで我慢できたから結果オーライだったから良かったようなもの、いやぁヤバかった。

久し振りで忘れ物も多かったし身体もつらかったけど2年ぶりに百名山の新たなピークをカウントできた。
これで76座目。
大満足。

20140728-29『甲武信ヶ岳』②

7/28の続き

17:07
 先にラーメンが出来た。いっただっきまぁ~す!
焼鳥もラーメンも特に違和感なく普通に喰える。
腹が減っているから旨く感じる。
唐辛子も一応は辛いからどれも問題なし。
でも単なるラーメンでもいいかなとも思う。
これからは余計なレトルトやドライフードは買わないようにしよう。
少し前に家で食ってしまった南極フードも高い割りに全然美味しくなかったし。

ラーメンを食って汁を飲み終えるころにハヤシライスが出来た、というかライスが出来たのでハヤシソースを投げ込んだ。
これも悪くはないが、ソースが“ミニ”だったから足らなくて味が薄い。
これなら焼鳥もこっちに入れればよかった。

上のサイトに張ってあったテントは頂上で写真を取ってくれた若い人がお父さんと来ていた。
いいねぇ、親子で。
ウチもいつか。

17:25ご馳走様でした。
ブチブチ考えながら喰っていたら結局全部食べてしまった。
これで明日の分の飯はない。
でもどうせ起きても腹が少ないだろうし朝は急ぎたいし、ANAラウンジの煎餅を行動食にすれば充分だ。

片づけを終えて18時過ぎにテントの中でウトウトしていたら外でバタバタとしてきた。
外人らしいパーティが入ってきたらしい。
大きな声で“キャンプ!キャンプ!”と言っている。
誰かが“あそこで受付!”と小屋の入り口を教えたら“ありがとう!”と。
日本語も喋れるようだ。
声を聴いていると英語の女が一人と男が二人、日本語の男も一人いるようだ。
欧米人は声帯が大きいのか、声が本当に大きい。
それで4人でドタドタ歩いてサイト探しをしている。
と思っていたら、すぐ近くにテントを張り始めたようだ。
さらにはカレーライスを作るらしい。
寝不足になる予感がして気が重くなる。
19時でテントの中は17℃。
持ってきたシュラフだと少し暑くて中には入らずにウトウトする。
仕方ないからヒアリング練習に気持ちを切り替える。

気がついたら12時過ぎに目が覚めた。
彼らは早くに静かに寝たようだ。
外人のくせにマナーが良いじゃぁないか。
雷鳥平のテン場にいた女子大生ワンゲルの連中に爪の垢を煎じて飲ませたい。
テントの中は12.4度。涼しくて快適。


7/29

少し明るくなってきて4時くらいに目が覚めた。
もう少し寝たいなとゴロゴロして04:40に起床。
テントから顔を出して外を見るとガスが結構出ていたようで、雨が降ったように下やテントが濡れている。
ところどころ乾いた土が見えるから雨ではない。

水を飲んで外に出てボーっとしていると外人テントから女の子が出てきた。
黒人だが少し日本人みたいな顔立ち。
小屋に上がろうとしたようだったが“ハーイ”などと手を振ってくれたので挨拶をしたら足を止めて立ち話。
このコはカナダから来たそうだ。
農大の留学生で農業経済を勉強しているとの事。
一緒に来た仲間はチェコ、もう一人はどこだったかヨーロッパ、あと日本人だそうだ。
気が付くとコッチが片言の英語で話すと流暢な日本語で返してくる。
訊くと3年間の留学だが来たばかりで滞日3ヶ月との事。
随分と日本語は上手いので驚いたら、お母さんが日本人だそうだ。
このコは非常に丁寧な日本語を話す。
“お母さん”とかではなく“母が日本人なんです”なんて、最近の日本人にも言えないヤツがいるのに。
勝手に思い巡らすと、お母さんは40歳過ぎでお父さんは黒人。
結婚するときに親御さんから反対されたのかもしれない。
それでカナダに渡って頑張って、子供も一生懸命に育ってこんなに素直でシッカリしたコになった。
留学させるくらいだからお父さんも仕事を頑張ったんだろう。
その娘をいつか日本のオジイチャン・オバアチャンに会ってもらうために、日本語や日本人のしきたりなどもキチンと教えてしつけた。
その娘もそれに応えて立派に育って勉強もして、こうして東京の大学に留学して、おそらくオジイチャンやオバアチャンともやっと会えた。
このコのお母さん、苦労したけど頑張ったんだなぁ・・・。
などと勝手に考えて感動してしまった。

06:00 テントを撤収して上のテントの親子に挨拶をして出発。
小屋に上がって宿のお姉さんにも挨拶。
小屋の前のテラスでは外人連中が賑やかに朝飯を食べていた。
彼らにも挨拶して出発。
欧米の連中は遊ぶときはオープンで賑やかで楽しい。

ここで大きなヘマをした。
詳細は後述も、要するにバスの時間を勘違いして、最初はノンビリあるいていたが途中から09:35のバスを目指す積もりになって、かなり無理あると思いながら駆け下りるくらいの積もりで急いで下山。
前日の登りは急登の連続でキツかったが、同じコースを戻るくだりも急坂で辛い。

あまりにキツイので、途中で2回だけリュックを下ろして5分間の休憩。
08:45 新道入り口の西沢渓谷の林道に出た。
09:03 バス停に到着。でも09:35の塩山行きバスはない。
当然だ。事前に調べたときに塩山行きは土日祝だけの運行だと理解していた。
疲れているから、と言っておくが、ほぼ間違いなく、ボケている。

最終的には道の駅「みとみ」まで歩いていって荷物を置いて、トイレを済ましアミノ酸入りの水分を補給し、食堂はまだ開いていなかったので隣の『西沢渓谷蒟蒻館』で食事も済まして無事にバスに乗った。

20140728『甲武信ヶ岳』①

7/28

久々の百名山。
平成15年からは毎年、百名山の新たな山に登っていたのが一昨年の夏の巻機山を最後に昨年は途切れてしまった。
今回は体力がドンドン落ちていることもあって無謀とは思いながら早くから日程を決めていた。

リュックはオスプレイのイーサー7017.8kgとフロントバッグは1.5kgで合わせて19.3kg。
その中に水は合計4リットル、シュラフはイスカAir450、靴はバーグハウスの軽登山靴。

07:30新宿発の「あずさ3号」で08:58に山梨市着。

バスは09:12だがバス停は改札を出たすぐ目の前なので時間はかなりある。
新宿駅構内のコンビニでオニギリを2個買ってきたが、ロータリーの向こう側のすぐにファミマがあるので次回はこちらで。

バスは時間通りに出発。
終点の西沢渓谷にはほど時間通り10:13に着いた。
車だとすぐ手前の道の駅「みとみ」に泊まると便利。

久し振りなので少しモタモタと準備をして10:20に歩き始める。
バスには10人くらい乗っていたがみんな先に行ってしまった。

20分ほど林道を歩くと徳ちゃん新道の登り口に着いた。
ここには今は営業していない「西沢山荘」があって、山には右に入るが左に渓谷に降りていく道がある。
バスの同乗者は皆さん西沢渓谷に行ったみたい。

徳ちゃん新道に入ると潅木の中の緩やかな道で快適、と思いきや、すぐに急斜面になった。
かなりの斜面をジグザグにひたすら登っていく。
しんどいが木立の中でほとんど日陰、そこに風もよく通るから気持ちよい。

11:20 ようやく尾根に出た。
起伏のある稜線を歩いていくが斜度はそれほどでもなく、ここも木陰の中で涼しくて快適。
先ほどの登りで脚がかなりバテている。
運動不足!

11:30 木陰に横たわった丸太を見つけて休憩にする。
握り飯が旨い。
11:45スタート。

12:35 近丸新道との分岐に出た。
ここまでの登りもかなりキツかった。
水を飲んで小休止。
雲が出てきた。
風に湿気が乗っていた。
今日は天気は大丈夫との予報だったが崩れるかな?
12:40スタート。

時々、石楠花のトンネルと通る。
石楠花トンネルは左右が切り立ったところにあるが道は緩やかで非常に気持ちがいい。
でも必ず、その後に急登があって結構シンドイ。

14:00 急登の途中でたまらず休憩。
少し平らなところを探してリュックに腰かけて水を飲む。
いやぁ、辛いね。
14:15スタート。

14:40 破風山への分岐。
久々で重くて辛くてかなりダラダラと歩いているが、これでも地図の参考ペースよりはかなり速い。
やはり“かなりキツイコース”という扱いなのかも。

木賊山(トクサヤマ)を通過。

15:00 甲武信小屋に到着。
テントが2張あるのを横目にそのまま頂上を目指す。
もう頂上だと思ったら先があった、ということを何度か繰り返して頂上がやっと見えた。

15:20 甲武信ヶ岳の頂上に着いた。

久々の頂上だ。
ところどころ青空の見える薄曇で、天気は良いが涼しくて最高の気分。
残念なのはアチコチに雲が出ていて遠景は望めない。
ベンチで寝ている若い人がいたが起こしてしまった。
謝ったら写真を撮ってくれた。

小屋に戻ってチェックイン。
天泊は1000円。
水は小屋の入り口の横の蛇口から。
沢の水をくみ上げているそうで1リットル50円。
念のため沸かして使おう。

テントを張って寝床を拵え、雨は降らないようなので転がっている丸太と板でダイニングを作って16:40くらいから夕餉の支度を始める。
いつも晩はインスタントラーメンとアルファ米を作り、米の半分は残して翌朝の行動食にする。
今回の飯類はすべて賞味期限に問題があった。
アルファ米は白米を持ってきたが期限が2014/7でこれはギリギリセーフ。
でもインスタントラーメンは2012/12、焼鳥2011/8、ハヤシソース2011/1と、全部ダメじゃぁないか!
ラーメンに入れる小口切りの唐辛子に至っては2010/4だった。
まぁ大丈夫だろうが、やはり山には時々行ってテント張って食材も使っていかないといけないね。

焼鳥とハヤシソースを暖めたお湯を米に入れ、インスタントラーメンを作りながら悩む。
焼鳥とハヤシのどっちを米に入れてどっちをラーメンに載せようか。
かなり悩んだ末に今宵のディナーは「焼鳥ラーメン&ハヤシライス」セットにした。

伊豆ヶ岳(正丸⇒吾野)

姫が今日は遠足だそうだ。
なので姫のお弁当のオカズを作って朝飯を食べさせて片付けを終えて姫と姫ママを見送ってから、山の用意。
そんな時の行き先は伊豆ヶ岳しか知らん。
荷物は久々にカリマーの50リットル。
フロントバッグと前後合わせて15kg。
水は1.7リットル。
09:20過ぎに家を出て09:50池袋発の急行。
飯能で乗り換えて11:18に正丸に到着。
靴は電車の中で締めてきたのでトイレだけ寄って、11:23くらいに歩き始める。
かなり暑くて汗がダラダラ。
木立の中を登っているときにたまに風が吹くととっても気持ちいい。
今回は正丸峠には寄らず12:40に伊豆ヶ岳。
因みだがココの頂上、看板が二つある。
古い方の大きな板看板と新しそうな石柱の標識。
三角点には板看板が近いが最高点には石柱。
と言っても5mも離れてはいないんだが。

そのまま歩いて13:00に古御岳でリュックを降ろして休憩。
13:15スタート。
14:10天目指峠。
14:25スタート。
途中、とても小さくて綺麗な紫の花があった。
写真を撮って拡大すると感動が少し薄れる。
やはり何でも“生”でないと。
15:10「子の権現」。
さっきまで薄雲で風があってかいてきだったが、また陽が出て暑くなってきた。
水をよく飲む。
15:20スタート。
16:17吾野駅着。
この駅は標高185mだそうだ。
因みにウチの最寄り駅は25mくらい、会社の最寄り駅は13mくらい。
地下鉄の駅にこんな表示をするのは最近だが、こういうの面白い。

トレーニングと思うと少し物足らない。
次はあと2,3kg増やそう。
ミネラルウォーターの大ボトルを2本入れるか。

伊豆ヶ岳(正丸⇒西吾野)

今日は休み、天気も良いので山登り。
姫は幼稚園で朝飯を食べさせてから8時過ぎに家を出る。
出来れば雲取山に行きたかったが、この時間だと帰りが遅くなって晩飯に間に合わなくなるので伊豆ヶ岳に行き先変更。
荷物は前1.5kgに後12.5kgで合わせて14kg。
水は1.8リットルでオニギリなどは持たずに行動食としてANAラウンジの煎餅とフルーツグラノーラ南国版。これはココナッツの味がする。
10:10 正丸駅に着いた。
電車の中にトイレがあったから済ませて、靴も締めて準備は済ませたので、すぐスタート。
駅の横の桜がとっても綺麗。
まずは正丸峠を目指す。
正丸峠。
この直前の急登で少し汗をかく。
峠のドライブインの横からの景色が中々宜しい。
車で来ている年配夫婦連れに話しかけられた。
駅からの道や時間を訊かれたが、伊豆ヶ岳の鎖場に行ってみたいんだそうだ。
伊豆ヶ岳の手前の男坂・女坂分岐。
いつも吾野側から歩いてくると、反対側の分岐の男坂方面にはロープが張ってあって通れない。なので女坂を通っていた。
でもこちらからは「危険!自己責任。」などとは書いてあるがすのまま進むことが出来る。
あと向こう側からは様子が全く見えないが、こっちからだと目の前に岩の急斜面が聳えていて鎖が何本もかかっているのが見える。
正丸峠で会った夫婦の言葉もあって今日は男坂を進むことにした。
これ、結構危ない。
玄武岩?なのか、四国の石鎚山とか有名な鎖場よりも足が滑りやすく登りにくい。
鎖場を登りきった後もまだ岩が続くがルートや手足の置き場が判りにくい。
これ、事故があったら管理も問われるかもよ。
11:40伊豆ヶ岳の頂上。
荷を降ろして座って休憩。
水を飲んでシリアルを腹に入れる。
平日だがグループで来ている人たちが15人くらい。
10分ほど休んで先に進む。
子の権現。
お参りだけして先に進む。
仁王の間を過ぎて鳥居から出たところで吾野と西吾野への道が分かれる。
手元の地図だと差はないように書いてあるが、案内看板だと西吾野の方が15分早く着く。
西吾野に向かって降りることにした。
14:50西吾野に着いた。
駅の水場で急いで手と顔を洗ってコカ・コーラのペットボトルを買って、51分の電車に間に合った!
今回は3時間40分。
歩いた時間は短かったが、それなりに筋肉を使った。
後半かなりのハイペースで降りたこと、男坂あたりの岩登り、でも一番は運動不足だから。
歩くとやはり気持ちがいい。
もっともっと歩かないと。

高尾山【姫】初登頂!

姫の山登りの過去記録は、まず一昨年の暮れに厚木の大山に行ったけど寒くてオムツが足らなくなって敗退。
次は去年の5月に箱根山で初頂上!
でもこれは新宿の戸山公園にある箱根山のことで標高も45メートル。
カウントできないな。
で、10月に初・高尾山。
稲荷山コースから入って意気揚々と登り始めたが、段差15cmくらいの丸太の階段が姫には大変だったみたいで15分もしないで泣きだしてしまった。バテたかな、ユックリ降りないとな、と思ったけど、降りると決まったら姫は走り出した。
逃げ足は速い。
でもそれならもう少し頑張って登れ!
今回は高尾山のリベンジと、いよいよ初登頂を期待。
姫のマムートリュックには水筒だけ入れる。
おもちゃの類を沢山入れたがったが説得して止めさせる。
パパはドイターのキッズ・コンフォート。
どうせ姫は途中で挫折しておぶって帰ることになるから。
家を出たのは8時半過ぎ、最寄り駅から地下鉄に乗ろうとしたら姫が“トイレ!”。
土曜日で混むだろうから少しでも早く行きたいが仕方ない。
新宿からちょうど高尾山口行きの京王線に乗って10時過ぎに高尾山口駅に着いた。
姫ママが念のためトイレに連れて行こうとしたら女子トイレが大混雑、ならばパパと男子トイレへ。
トイレは改札の中も外も混んでいたから姫ママはスルー。
10:30スタート。
歩き始めてすぐに綺麗な公衆トイレがあった。
ここは誰も並んでいないので姫ママが念のため入った。ここは重要ポイントだ。
ケーブルカーの清滝駅から6号路に入る。
ここはしばらくは舗装路を歩く。
病院を横に見て山道に入っていく。
姫は元気一杯!
途中で琵琶滝に寄る。
それほど大きくはないが水が落ちている形が良い。
修行する坊さんも居るようだ。
ここから6号路には戻らず、滝の横の急坂を登って2号路に入る。
少し登ると表参道に出る手前に分岐があって、ここから3号路へ。
このルート、人が少なくて山っぽくて素晴らしい。
12:30もう少しで頂上という所で少し手前に日陰とベンチのある広場があったので昼飯にする。
13:10出発。もう少しだ。
13:25頂上!
姫、頑張った。
でも余裕。
石や切り株の上をポンポン飛び歩いて、最後までペースが落ちなかった。
タフ。驚いた。
頂上はかなり混んでいる。
家族連れや若いグループも多くてビニールシートを敷いて弁当を食べていたり。
先のところで昼飯にして大正解だった。
石垣に座って水を飲み、写真を撮ってノンビリ一休み。
14:05帰路に着く。
帰りは4号路を選択。
このルートには吊り橋が幾つかある。
山の中っぽくて良い道。
14:50高尾山駅。
少し前から姫、良く頑張ったが流石に段々バテてきていた。
と思っていたら、ここに着く少し手前で急に“オシッコ!ウンチも!”などと泣き叫び出した。
仕方ないので抱きかかえて山道を走って降りた。
15分ほどで高尾山駅について、万能トイレがちょうど空いていたので入る。
便座に座らせて姫ママに居場所を知らせて戻ると、オシッコしか出なかったと。
外に出てからお話したら、あまりに疲れて歩けなくなったけど抱っこはなかなかしてくれないから嘘をついたんだと。
怒った。視線を合わせて言い聞かせる。
ここまで本当に頑張ったのに最後に嘘なんか付いてガッカリした、と言ったら泣きだした。
もう嘘は付かないと約束したから仲直り。
15:00のケーブルカーに乗って降りる。
姫はよく頑張った。
最後は少しヘタレだったが、タフさに驚いた。
大満足だ。

飯能天覧山⇒東峠⇒東吾野(写真は捜索中)

久し振りに山を目指す。
早く出発出来たら雲取山、寝坊したら伊豆ヶ岳の積もりで荷物は準備。
マムートの40lにフロントバッグで合計13kg。
朝は5時に目が覚めたが腕が姫の枕になっていて動けず。
ようやく頭を腕から落としてくれたのは6時半くらい。
そうっとベッドから出て部屋から出ようとしたら後ろから“おトイレ行くの?”と姫の声。
見目麗しゅう。
でもこれは “まさか置いていかないよな?” という意味。起きてしまった。
仕方なく姫が着替えるのに付き合い、ご飯も食べさせて、家を出たのは8時近かった。
当然目指すのは伊豆ヶ岳だがこの時間だと乗り継ぎも悪くなっている。
飯能に着いたのは9時ちょうど。
この先に行くには30分も待たなくてはならない。
伊豆ヶ岳は止めた。
ここで降りて、電車に沿って南側を走っている尾根を歩くことにした。
まずは天覧山を目指す。
旧街道のような道を歩いてからお寺の境内から上に上がる。
この辺りは近所の年寄りの散歩コースみたい。
すぐに天覧山の頂上と言うか展望台に着いた。
次は多峯主山とやらを目指す。
流石に駅からすぐだけあって、すぐに道路や建物にあたる。
住宅地を見下ろしながら山道のようなところを歩いていると、右下の台地に開けた芝生の広場がある。
降りてみると日高市の「山の上公園」という公園らしい。
ちょっとした広場に手入れされた芝生が敷かれていて隅にベンチがある。
天気が良く誰もいないので気持ち良い。
間もなく11時半になるので、ここで昼飯休憩にする。
持ってきたフランスパンとチーズ、ハムを広げてランチ。
でもワインではなくてミネラルウォーター。
山歩きに来て、こんなのんびりと飯を喰うのは何年振りか。10年くらいかな。
すぐ目の前の木立から“カツカツカツ、カツカツカツ”とキツツキが木を叩く音がする。
そぅっと近づいてみると幹の上の方に小さなキツツキが木を廻りながら叩いている。
キツツキ、音を聞く事はあるけれど見ることはなかなか出来ない。
少し嬉しい。
じきに飛んで行ってしまった。
山道に戻って西に向かう。
ゴルフ場を見下ろす少し前から、伊豆ヶ岳辺りと同じような急斜面の登り下りの連続になってようやく山に来た気がしてきた。
もう少し先に天覚山というところで舗装路に出た。
東峠。
舗装路や人家、構築物の多いコースだったが、流石にここでモティベーション低下。
先に進まず舗装山道を右に下りる事にする。
14時に東吾野駅に到着。
ちょうど5時間。
もちろん物足らないが、久々の脚慣らしには良いだろう。

2014/1/21 高尾山から陣馬山への縦走

久々の山歩き。
昨春から休みがたいていの週で月曜と木曜になってしまい、連休がほとんど取れなくなった。

行こうと思えば日帰りでなら行けるんだけど、結局は姫の幼稚園送り迎えなどで中々機会がなかった。
意を決して前の週にマムート40リットルリュックも新たに買ってモティベーションを高め、ようやく決行。
姫を連れて行く下見を兼ねて、高尾山の稲荷山コースを上がって、そのまま陣馬山まで縦走することにした。
荷物はリュックが11kgでフロントバッグが2kgの合計13kg
中にはお湯が900cc、水が大小2本で1300cc入っている。
8時半前に高尾山口に到着。
08:43
スタート。天気は良いが空気はかなり冷たい。
10
時。高尾山の頂上に着いた。
富士山が遠くに、しかし素晴らしく綺麗に見える。

10時半、一丁平。
かなり広くてお弁当でも広げたくなる。
上には木が枝を広げてて陰になっているが、周りには日向にベンチがあるところもあって家族連れなども楽しいだろう。
10:55 小仏城山。
ここのトイレは新しいようで、綺麗。
11:12 小仏峠。
11:45 影信山。
12:50 明王峠。
13:20陣馬山に到着。

よく写真を見る、白い馬の像だ。
一休みして、すぐに下山。
かなり飛ばして降りる。
14:15
陣馬高原下のバス停に着いた。
 
5時間半。
19kmと書いてあるが、そんなにあるかな?
久々にしては快調で満足。

だが荷物が少し軽くてトレーニングとしては物足らなかった。

初高尾山⇒敗退!⇒サンシャイン水族館!

“お山に行きたい”という姫を初めて高尾山に連れて行った。
まともな山に初めて登れるか?!

姫ママにお弁当を作ってもらい、7時半過ぎに家を出て、高尾山口に9時半前に着いた。
若干の霧雨だが気にせず、トイレに行って準備をして、いざ頂上へ。
せっかくの山登りなので、稲荷山のコースを選択。
姫、元気一杯に登り始める。
ところが。
10分も行かないうちに降参宣言。
稲荷山コースは3.1kmあるそうだが、そのうちスタートして400mの地点。
丸太の階段が短い脚にはかなり堪えたらしい。
もう死んでも歩かないようなことを言っている。
こういうときは極めて意志の強い子だ。
仕方ないから撤収宣言した。
その途端、姫は下に向かって走り出した。
おいおい、そんな元気があるなら登ろうよ。
ケーブルカーの駅まで戻って、もう一度姫を説得。
今度はケーブルカーで上がって、それから少し歩こう。
最初は渋ったが、ケーブルカーを降りたらお弁当を食べることで決着。
ケーブルを降りるとザァザァ降りになってしまった。
駅の中のベンチが空いていたのでお弁当。
美味しい。
今日は敗退。
でも時間があるのでサンシャイン水族館に向かった。
ここは姫のホームグラウンド。
途中でママも合流して、まぁ今日は仕方ないか。
満足。

焼岳(途中撤退)

前日まで名古屋で用事があって、松本に着いたのは20時くらい。
途中のコンビニで晩飯を買ってからホテルへ。
部屋に入って、送っておいたリュックを解く。
日帰りだがトレーニングも兼ねて、オスプレイの70リットル。20kgくらいかな。
ぼろ宿でエアコンがあまり効かない。
かと言って強くすると非常にうるさい。
こんなエアコン、インドで泊まった1200Rps.くらいの宿にあったと思う。
今晩は眠れるか不安。
 
朝は5時くらいに目が覚めてしまった。
結局ほとんど眠れなかった。
テレビを見ながらダラダラと身支度をする。
6時過ぎにチェックアウト。
目の前のコンビニでオニギリを買って、駅へ。
松本駅からは新島々まで松本電鉄に乗ってからバスに乗り換えて上高地まで行くが、通しの往復の乗車券が券売機で買えた。4400円。
“お得”らしいが、どれくらい違うんだろう?
電車は松本駅の7番線から6:32出発。
8:15 中の湯バス停。
釜トンネルの手前だ。
ここから橋を渡り「卜伝の湯」の横を通って登山口を探す。
靴も締めず、ストックも出さずにつづら折れの車道を安房峠に向かって登って行く。
中ノ湯バス停から入ってすぐくらいに焼岳への登山口がある筈だが、見落としたのか判らなかった。
8:45 中ノ湯の温泉宿を通過。
9:00 山道に入る登山口の一つ前の10号カーブの手前で身支度。
9:30 歩き始める。
9:40 登山口。当初の予定より1時間以上のロス。これは痛い。
大岩の混じる急登が続く。
朝まで雨だったようで、アチコチで足元に水が浮き出ている。
蒸し暑くて汗がダラダラ流れる。今日は体と服が腐るなぁ。
10:00 途中の平らな木陰で、たまらず休憩。
運動不足に加えて寝不足が辛い。朦朧としてくる。
10:10 スタート。
ときどき、雨がパラパラと落ちてくる。
11:15 登りの合間の平らなところで休憩。オニギリを喰う。
この少し前から幾分なだらかになってきている。
目の前、視線をかなり上げたところに岩峰が聳えている。
11:25 出発。30分くらい取り戻さないとならないが今日はキツイな。
11:45 またもや休憩。おそらく寝不足が原因だが、体がとても重い。足が動かない。
しばらく休んで考えたが、とても頑張るような気力が出てこない。こりゃあダメだ。
12:00 撤退開始。
13:25 登山口に出た。
14:10 バス停。雨はいつのまにか、しっかり降っている。
14:17 バスが来た。1席だけ空いていて乗れた。ラッキー。
一番の敗因は寝不足。
今回程度の“少し強行”のときはホテルはまともなところにしないとダメだな。
決して多くないチャンスを潰してしまった。
反省。

雲取山2017m

かかった時間。括弧内は、休憩別の一般的な見込み。

鴨沢1.30(2.15)堂所1.35(1.30)ブナ坂0.30(0.40)奥多摩小屋0.55(0.50)雲取山
雲取山0.25(0.35)奥多摩小屋0.20(0.20)ブナ坂0.55(0.55)堂所0.55(1.40)鴨沢

往4.30(5.15)・復2.35(3.30)⇒計7.05(8.45)

【反省・所感】 

リュック、後半はショルダーベルトが肩に食い込んで痛くなってきた。このリュックは13kgくらいまでか、重ね着している冬用かな。

虫除けスプレーを持って来なかった。翌日に気が付いたが、肩と頭のてっぺんをアブに刺されていた。痛痒い。必須。

奥多摩駅「荒澤屋」手前の「らぁめん和尚」0428-83-3477に“素泊まり3000円”との看板が出ている。朝一のバスに乗るには前泊もいいかも。

 

 

前回、伊豆ヶ岳に行って、久々に頂上を見れた。

軽めではあったがトレーニングにはなって、足が少し動くようになったので、今回はビシッと歩きたくて雲取山へ。

荷物は前後合わせて15kg。水を3リットルと多目に入れて目方を増やした。

リュックはドイターの「ガイド35+」、靴はバーグハウス。靴下は厚手を一枚。

 

朝は05:40過ぎに家を出た。

遠回りだが、この時間は御茶ノ水乗換えが早いみたい。

御茶ノ水から乗ると座れるのが嬉しい。

 

立川07:07発⇒07:39青梅着で乗り換えて08:02発。乗り継いで08:37に奥多摩駅に着いた。

青梅ではホームの立ち食い蕎麦屋が閉店していたのが少し悲しい。

あと青梅からは4両編成だが、前から2両目の前から二つ目のドアに乗るべし。

 

バスは08:42発。これ、スイカが使えるようになった。

今まで気にしていなかったが、この辺りの地名は面白い。車内放送を聴いていると、留浦は「トヅラ」、丹波は「タバ」・丹波山は「タバヤマ」・丹波里「タバリ」と読むようだ。

09:18 鴨沢に着いた。

降りたのは6人。一人のオジサンはそのまま停留所横の階段を上がっていった。あと4人は仲間みたい。オジサンとオバサンが二人ずつだが、広がって準備をしているが、この人たちは時間がかかりそう。

自分の靴は電車の中で締めてきたのでトイレにだけ行って、ストックやグローブを出して簡単に身支度。

09:26 歩き始める。薄曇で少し蒸し暑い。

 

09:44 小袖乗越の駐車場。7,8台駐まっている。

10:50 堂所。汗がダラダラ流れる。木立の中を上っていると時々風が吹いて、とても気持ちいい。

勾配が急になってきた。

11:15 七ツ石小屋へ下から入っていく分岐で荷を降ろして休憩。

この辺まで来ると日陰は涼しい。

水を飲んで、11:20出発。

 

12:00 ブナ坂。
DCIM0614kumotori-bunasaka.JPGかなり開けていて、この道で一番広く、明るい場所。

曇っている。風があって涼しい。半袖でジッとしていると寒いなってくるくらい。

荷を降ろして腰掛けて、買ってきたオニギリを2個食べる。

12:17 出発。

 

緩やかな起伏が続く。

上をヘリが旋回している。

そういえば、バスが奥多摩駅を出てすぐの交番に山岳警察の人たちが集まってリュックを運んだり話をしていたりしていた。誰か遭難したんだろう。

 

高原ハイクのような気分で快適に歩いていたら久々の急斜面。

これをグイと登り、もう一つ上がったら12:37ヘリポートに出た。

さらに歩いて斜面を上がったら、12:41奥多摩小屋に着いた。

荷を降ろして水を飲んで小休止。12:45スタート。

 

幾つかの急斜面、幾つかの高原ハイクを経て前に見上げる急登の上に頂上避難小屋が見えた。これで最後だ。

13:26小屋を通過して13:28頂上に到着。

DCIM0620kumotori-summit.JPG薄曇だが日陰がなくてムッとする。景色は殆どない。

小アブが集まってきて鬱陶しい。これまではいなかったのに。

なかなかシンドいが風が吹くと気持ちよい。

あとから上がってきたオジサンと少し立ち話。避難小屋に泊まるそうだが、トイレが不満らしい。でも仕方ないよね。

13:40 下山開始。鴨沢まで、一般的な参考タイムは休憩別で2.40h。バスは17:06だから、あまりモタモタしていると乗り損ねる。急ごう。

14:11 奥多摩小屋。

15:11 堂所。下りで初めて荷を降ろして休憩。15:18スタート。

バンバン飛ばして16:16、鴨沢のバス停に帰着。

 

いやぁ、疲れた。でも嬉しかった。

水で顔を洗ってから自販機のペプシを一気飲み。旨い。

足がかなりシンドかった。1年間近いブランクで落ちた体力はまだまだ戻らなそう。明後日くらいに階段が辛くなるな。

 

鴨沢0919→1028小袖乗越→1032水場→1047堂所→1114七ツ石小屋下分岐→1130七ツ石小屋中分岐→1150七ツ石小屋上分岐→1218ブナ坂→1245奥多摩小屋→1310小雲取山→1340雲取山
雲取山1343→1410奥多摩小屋→1429ブナ坂→1437七ツ石上分岐→1450七ツ石中分岐→1455七ツ石下分岐→1519堂所→1528水場→1601小袖乗越→1615鴨沢


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