最近、テレビのニュースなどで「ハクビシン」が都内にも出没しているような話しをやっている。
でもそんなの、23区内でも練馬とか杉並、足立あたりの環七くらいから外側のことと受け止めていた。
ところが、文京区にも居た。
朝の5時頃、キャーキャーというような鳴き声で目が覚めた。
時々ガサガサしているから猫の喧嘩かと思ったが、甲高い声だから違う。
何だと思ってベットを出て、隣の部屋の窓から下を見下ろすと庭の隅の茂みがバサバサ揺れて、時々またキャーキャーという声が聞こえる。
見ていたら、イタチのような猫くらいの大きさの獣が2頭、じゃれ合っているみたい。
窓をガタガタ揺らしたら、その2頭は奥の家の屋根に乗って去っていった。
もしやと思ってスマホで「ハクビシン」の画像を調べてみると、やはりコレだ。
ついでに鳴き声も検索して聞いたら、最初に聞いた泣き声と一緒だ。
へぇ、これがハクビシンの泣き声なのか。
もう一度寝て、いつも起きる6時過ぎに起きてから改めて先ほどの窓から下を見ると、ハクビシンは戻ってきたようで、窓の真下のスチールの物置の下を出入りしている。
2頭居るようだ。
さらに見ていると物置の裏から上に上がってから、今度は横の木の幹を伝って下に降りていった。
ハクビシン、調べてみると民家の屋根裏とかを寝床にして、一番困るのは糞を溜めて臭くなるそうだ。
これは困る。
ウチの物置の下に居座られたら、さらに子供でも生まれたら本当に迷惑。
一応は野生動物だから許可なく捕まえちゃぁいけないようで、対処は業者に駆除してもらうしかないようだ。
区役所に訊いても同じ答え。
物置の下を覗くと、いる。
で、いろいろとやってみた。
鍋に熱湯を沸かして物置の下に流し込んだり、棒を突っ込んで引っ掻き回したり。
でもその時は逃げていくが、しばらくするとまた戻ってくる。
最後は、横の木が影になっている出入り口を塞いだら、戻ってこなくなった。
物置の下に出入りできるのだが、あとはコンクリートの開けた地面からの出入りになるからダメみたい。
へぇ。
結果的に平和に収まったから良かったが、またいつ戻ってくるか判らない。
困るね。
あとで訊いたら早朝散歩しているオフクロが、散歩仲間から近所の大きな寺にハクビシンが巣を作っていたが寺で巣を壊して徹底排除した、という話を聞いていたが“そんなもん見たことない”と思っていたそうだ。
写真とビデオを見せたら流石に驚いていた。
寺から逃げて来たみたい。
困る状況は理解するが、ウチには来ないで欲しい。
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