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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   

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武甲山1,304m

秩父の武甲山。
去年の10月に金峰山に行って、それ以来。
11月の初めにマラソン大会に出るべく走っていて、半月板損傷を再発してしまった。幸い、前回よりは軽いようなので、しばらく走るのは止めて当面は山に行く。

今冬は北八ヶ岳に行くことを目標にしていて、リュックも新たに買った。
持っていた中で一番大きいのはカリマーの50リットルだったが、今回買ったのはオスプレーの「イーサー」70リットル。
山屋に行っても通販で見ても26000円少しだったが、海外通販で探して21000円くらい。
加えてフロントバッグも買った。リュックのショルダーベルトから体の前にブラ下げる。
それらに道具類を詰めて、イーサーが17kgにフロントバッグが2kg、合わせて19kg。

6:30 家を出る。最寄の駅まで7分くらい。外気温は8.5度。
近くの大きなマンションから、小学校1.2年生くらいの私立の制服を着たボウズがランドセルを揺らして走り出てきた。厚縁の眼鏡をかけている。この時間に出るとは、余程の勉強学校に行っているのか。可哀想な気がする。
駅に着くとボウズ、同じ方面の改札に走って降りていった。頑張れよ、と見送ってコンビニへ。
オニギリを2個買って、改めて改札に向かう。
 
池袋発6:45の西武線の準急に乗って飯能で乗り換え、8:34に横瀬に着いた。
靴は電車の中で締めたので、トイレにだけ寄ってすぐに歩き始める。気温は3.5度。
駅を出たのは8:40。
線路沿いに少し歩いてから山のほうに入る。車道が続く。
このあたりはコンクリート工場が多いが、緩やかに登る道はコンクリ工場の間をひたすら進む。時々ダンプが行きかう。工場は石灰岩を砕いたり焼いたり色々とあるようで、炉の燃えている轟音やベルトコンベヤの音などがして、何をしているかなんとなく判る。
上がっていくと所々凍っているところも出てきて慎重になる。
 
9:45 コンクリ工場群がやっと終わって登山道に入っていく。このあと舗装路も少しあったが静かになった。
 
10:05 一の鳥居の分岐。妻坂峠への道を左に見て鳥居をくぐって武甲山方面へ。1.0度。
少し歩くと斜面も出てきて、ようやく、山に来ている感。
11:25 大杉。ここは少し開けていて雪が広がっている。荷を降ろさず立ったまま小休止。
上から簡易ハーネスを付けてカラビナを何本かずつぶら下げた若い男が4人ほど降りてきた。挨拶をすると“随分と大きな荷物ですね。”と怪訝そう。“八ヶ岳に行く荷物です。トレーニングです。”と答えるとホッとしたように笑った。“荷物を入れ替えるのが面倒で”なんて本音を言ったらどんな顔をしたのか。
さらに上がっていくと、上からさっきの連中の仲間のような格好の若い人が一人で降りてきた。すれ違う時に挨拶してルートを聞くと、一の鳥居からの頂上往復だそうだ。ならハーネスとカラビナはどうすんだろう。この連中も“荷物・装備を入れ替えるのが面倒”なのかな。
或いは“ここから上は急だからアイゼンを付けないと危ないですよ”と忠言してくれたくらいだから、とにかく心配性で常に万全の装備で山に入る人たちなのだろうか。この山に危ないようなところはないと思うから…。
 
11:50 腹が減ってきたので斜面に荷物を降ろして、立ったまま昼飯にする。気温は0.3度。ポットに入れて持ってきた湯が温かくてとても旨い。
まだこのまま行けそうだが、さっきの若い人の忠言に敬意を表し、6本爪の軽アイゼンを付ける。12:00スタート。
 
12:20 頂上手前の御嶽神社に到着。時々、鹿の蹄のあとが残っている。

12:25 頂上。
H240214bukou-san.jpegと言っても展望台になっていて柵もあり、風情にはかなり欠ける。ガスで景色もなし。
石灰岩を崩す発破の轟音がすぐ下から響いてくる。立っている足元の辺りまで崩れないか、少し心配。
0.8度。途中の日陰よりは少し温かい。
 
写真を撮ってすぐに下山開始。
12:35 スタート。
頂上から少し下りてシラジクボ方面との分岐から分かれてさらに歩くと急斜面になり、足元が凍っている。登りの道よりも狭く急で、これは軽アイゼンをつけないと怖い。
少し降りたところで雪がチラついてきた。
途中、一か所だけ視界が広げて、今回唯一の景色が出た。雪の尾根が続いていて中々良い感じ。
まだまだ狭くて急な凍り道が続く。
 
14時くらいになるまで降りると斜面も緩くなって氷も減ってきた。でも氷があったり消えたりでアイゼンも外したり付けたりを何度か繰り返した。面倒くさい。
2か所、小さな橋が通行止めになっていたが、迂回路は川まで降りて上がる凍った小斜面なので、橋を強行突破。
 
14:15 林道に出た。これも雪や氷に覆われていて、下を見て足の置き場を選びながら進む。
雪が本降りになっている。
 
14:55 土津園(ハニヅエン)という大きな駐車場のある食堂があった。閉まっていて誰もいないようなので軒先を借りて体勢を立て直す。
ここまで降りると、雪から雨に替わっている。
ここ、結構大きくて一番のウリはアイスクリームのようだ。こんな所で食堂なんか入る人もいないだろうと思うが、橋立鍾乳洞とやらが奥にあるそうだ。そこ目当ての人たちが来るようだ。
 
15:05浦山口駅に到着。
雨。
少し先にあるセブンイレブンでレモン味のスポーツドリンクを買ってから駅に戻る。
中に入ってホームの屋根の下で雨を凌ぎながら電車を待つ。
15:23 電車に乗った。秩父経由で家に帰る。
 
4か月ぶりに山に入れて、とても嬉しい。
楽なルートだったので体慣らしにはちょうど良かった。
これくらいの道なら、19kgも大丈夫。
次回はもう少しキツイところに行こう。

 
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