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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   

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巻機山 1967m

新潟に車で行く用事が出来て、帰りにどこかの山に行くつもりで準備をして荷物を積み込んだ。
リュックは前後合わせて20kg、そのうち水は3l。
木曜に新潟に入り、月曜の晩には家に帰らないとならない。
用事が土曜に終われば日・月と1泊2日で越後駒、日曜までかかったら月曜の日帰りで巻機山、さらに時間が推すようなら苗場あたりかな、と地図は一通り持った。
結局、日曜日の夕方の早い時間に終わって、巻機山に登ることにした。
 
豊栄を出られたのは16時くらい。
こんな時は高速のサービスエリアで車内泊が基本なのだが、新潟も東京も30度を超える毎日、流石に暑くて止めた。もっと高い山に登るのならあり得たが。
で、出る前に、朝起きてから巻機山に登る時間に登山口に着ける宿の中から、一番安いところを予約した。
泊まったのは、石打の「田中屋」という旅館。
石打には思ったより早く着いて、宿の近くでコンビニに寄って晩飯を仕入れても18時過ぎくらい。
案内された部屋は6畳の角部屋。でも熱が籠っている。エアコンを付けて、ひとまず窓を開ける。少し室温が下がったところで窓を締めて、風呂に入る。
シャワーだけ浴びて部屋に戻っても、まだ暑い。仕方なくエアコンの風が吹き出すところにポジションを取って、缶ビールと缶ハイボールで弁当を喰う。
腹は一杯になったが少し飲み足らない、と思っていたが、じきに眠くなってきて20時過ぎに消灯。
 
05:50 起床。歯を磨いて荷物をまとめ、06:30に宿を出た。
流石に朝は涼しいや、と思ったが日向に出ると既にかなり暑い。天気が良いのはいいけど、焼けそう。
すぐ近くのコンビニに寄って、昼飯のオニギリを2個と、朝飯に「イタリアン」という新潟名物のファスト(ジャンク)フードを買った。これ、新潟では有名だが「みかづき」という店が造ったが、今では新潟のB級グルメの雄となっている。中華麺のアッサリしたソース焼きそばにミートソースがかかっているんだけど、ソースの中にはモヤシなども入っている。所詮ジャンクだが、名古屋の「あんかけスパゲティ」よりは遥かに旨いと思う。
「イタリアン」を喰って缶コーヒーを飲んで、06:50に石打を出発。
 
07:15 桜坂の駐車場に着いた。ここ、有料らしいが誰もいないから構わない。トイレはないが、すぐ手前の小さな駐車場にあるから問題ない。次回は泊まってもいいな。
トイレや靴の紐締めに手間取り、やっと準備終了。
07:55 桜坂を出発。快晴だが木陰は涼しい。
08:20 4合目。ずぅっと林の中の中斜面を登り続けている。陽は遮ってくれるが暑い。
 
ダラダラとひたすら登っていると急に前が開けた。景色が出た。
08:50 5合目。上にかぶさるように拡がっていた枝はなくなったが、イコール、更に暑くなった。
08:55 まだまだ登り続ける。汗がジャァジャァ流れるようだ。
IMGP9878makihata-6-goume.jpg09:35 6合目。木陰が出来ているのでリュックを降ろして小休止。
ここは風も通って涼しい。24.5℃。目の前に綺麗な山がノッシと聳える。巻機山と思いきや、地図を見ると割引岳のようだ。左手前に立つ巨大な岩山は天狗岩だ。
水を飲んでしばらくボウッとしていたら汗がひいて息も落ち着いてきた。
9:55 スタート。
 
10:30 7合目。周りは笹などの背の低い植物だけになって、隠れるところがなくなってしまった。晴れているのは悪いことではないが、暑い。かと言って曇るくらいなら有難いが、こんなところで雷なんぞが来ても困るし。
空は青く快晴。
 
11:15 8合目。少し手前から歩道が広くなり、少し緩くなっている。丸太で緩やかな階段のように土砂止めを組んで網を敷いてあって、北アルプスの折立から太郎平へあがる太郎坂の終盤のよう。あんまりにシンドいんで、またリュックを降ろす。運動不足でキツイ。加えて荷物は重いし物凄く暑いし、これはしんどい。
水を飲んで体を休めるが足らない。自分への言い訳で、買ってきたオニギリを喰って休憩時間を延ばす。オニギリはタレカツ味。流石、新潟。
さらに水を飲んだ。朝から既に700cc減ってしまった。少し曇ってきて風が心地よい。かなりのんびりしていたら眠くなってきた。と思ったら、また日差しが出てきてキツイ。仕方なく歩くことにする。
11:55 スタート。40分の休憩。山に来て、こんなに休んだことはなかった。いつも5分か10分、ユックリしてもせいぜい20分。老化。
 
12:12 9合目。ここは「ニセ巻機」だって。黒い雲が出てきた。
12:25 避難小屋を通過。中を覗いてみたら寝るだけだが小綺麗で快適そう。
IMGP9911to-the-summit.jpgIMGP9915oni-yamma.jpg12:30 この辺りはチョットした高原湿地帯になっていて、小さな池が幾つかある。トンボが何種類もいる。平地で良く見るシオカラトンボ、最近減ってきた赤とんぼ、東京では見られなくいなった鬼ヤンマに糸トンボ。鬼ヤンマはバサバサと大きな音を立てて飛び回っている。オスとメスが絡み合っては離れ、どのトンボも産卵をしているようだ。
最後の登りにかかる。中くらいの斜面だが、緩むところもなくて結構シンドイ。
 
ふと前が開けたと思ったら、12:50、頂上に到着。最後はいささか拍子抜け。
IMGP9933summit.jpg頂上は平らで、周りも緩やか。平らな広場の周りには笹が茂っていて、奥の山は背伸びするか廻り込まないと見えないくらい。振り返ると、小屋と池が綺麗に見える。
二つ目のオニギリを喰って靴の紐を締め直し、13:15、下山開始。風が出てきた。
 
7合目過ぎから林の中に入って木陰が出てきた。これは嬉しい。でも日向に出ると相変わらず物凄く暑い。夏の終わりの西日はキツイ。
 
14:30 6合目の少し手前の風の通る木陰でリュックを降ろして休憩。
今シーズンは運度不足、山不足。と思って歩く時は20kgを背負っているが、それが中々重くて重くて、最初はいいんだけど後半はとにかく辛い。このままテントを出して寝てしまいたいくらい。足元がヨロヨロする。
オスプレーのリュック、まだ体に馴染んでいない。リュックが馴染む前に、自分の体に合わせた調整が出来ていない。背長というんだと思うが、要はリュックの肩から腰までの長さを調整できるタイプなんだが、それが上手く出来ていない。一度、買った時より短くしたのだけど、登りながらヤハリ合っていないと感じて、具体的には上半身の半分が後ろに引っ張られる感じがして、途中で背長を伸ばしてみた。そしたら背中がリュックの背面に収まるようなハマり方になって、ひとまずは丁度いい感じになった。でも前半の合っていないのに頑張ったせいで、左肩の後ろに下りたあたりが打撲のように痛い。あたたっ。
 
14:45 スタート。
14:55 6合目。往きはここで休憩した。
 
15:20 5合目。重くて重くて、堪らずリュックを降ろして休憩。
15:35 スタート。
16:15 登山道の入口。
16:16 駐車場に帰着。
 
いやぁ、シンドかった。
運動不足にこの暑さ。レロレロ。
でも久々にビシッと歩けて、満足。75座目。
花なども少なかったし、避難小屋は快適そうだし、もう少し涼しいときにまた来たい。

IMGP9891hana01.jpgIMGP9894hana02.jpgIMGP9900hana03.jpg
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