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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   

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久々のPhuket~その4

7時過ぎに起きて宿で朝飯。
昨日のチャーハンは絶品だったが、今日の焼きソバも中々旨い。
宿で3日目の朝飯


さっきまで晴れていたが、飯を喰い終えたら急に土砂降りになってきた。雷の轟音も響く。
事前に天気予報を見ていたら、この前後のプーケットはずぅっと「scattered T-Rain」となっていた。"T-Rain"は"thunder rain"のことだそうで、要するに、今のこの天気がそう。
かなり強い雨で、仕方なく時間潰しにロビーのPCを借りて、マッサージ屋など街の情報を収集してから部屋にひとまず撤収。


部屋の中の貴重品金庫をここに来て始めて使おうとしたら動かない。電池が切れているのか壊れているのか。フロントに電話をして修理を頼んだら、入れ替わり立ち代りで人が来て1時間ほどかけて直してくれた。少しインドっぽいがバクシーシを求めないから、やはりプーケットだ。この平和さがタイか。バックパッカーを始める人にお勧めのエリア。


11時。雨はまだ降っているがキリがないので少し弱まったときに外へ出る。もう昼に近くなったので、ビーチへ行って「Sole Mio」というイタリア食堂に入る。要はアジアの洋風浜茶屋だが、タイのピザを食うのが目的。


基本的に、海外でも国内でも違う土地に行ったら現地の食い物しか食べない。海外に行って和食を食うなど愚の骨頂と思う。万国共通のファストフードも基本的には喰わない。
海外でマクドナルドに入ったのは、過去2回。1回目はドイツで。日本のマクドナルドのメニューにはないリブサンドのようなのとビールがあったから。
2回目はインド・ムンバイで。ここではVegi-Burgerというベジタリアン向けの野菜のみハンバーガーと、Maharaja-Macというマトンのバーガーを喰った。要するに、日本で喰えるものは喰わない。


ニューヨークでは転勤で現地に行っている後輩と飯を喰った時に、店の選択をヤツに任せたら日本ではふつうの居酒屋。なんでNYでこんな店にしたのか、と責めたら "こっちに住んでいると日本人が来た時しかこんな和食の店には、入れないんですよぉっ!!!"と逆切れされた。これもメニュー的に珍しいものはなく、全くつまらんかった。だって、店のオヤジも日本人なんだもん!


あと面白かったのは同じくムンバイの中華料理。
インドの料理が他の国のそれと決定的に異なるのは、和食でも洋食でも中華でも、"出汁"“soup stock”というものがある。旨みのある汁を先に作り、これをベースにして材料を調理し、ダシに旨みの上に材料の味を引き出す。ところがインド料理には"ダシ"という概念がない。様々なスパイスの中で材料を転がすことで、その材料自らの旨みを引きずり出す。さすが"ゼロの概念"を発見した連中だ。
で、ダシを知らないインド人が"調味料の御曹司"みたいな中華料理を作るとどうなるのか。


ムンバイというインド最大の経済都市の、タージマハルホテルというインド民族誇りの特級ホテルの目の前に中華料理屋があった。おそらく、外資ホテルの中にはまともな中華屋もあるのだろうが、インド人が管理している店の中ではかなり高級なクラスでないかと思う。が、店自体はボロで大阪梅田の「揚子江ラーメン」みたい。
ここに入った。店の中は、奥の厨房も含めてインド人しかいない。これは期待に応えてくれるかも。嬉しくてドキドキしてくる。連中も、本場中国の人間かもしれないガイジンが入って来て、奥からも人が出てきてこっちを見ている。


ダシの件に加えて、インドには"麺"というものがない。で、ラーメンを喰ってみた。
期待通り。これはなかなか喰えない代物だ。まずスープ。やはり"ダシ"はない。おそらく教わったとおりに「鶏がらスープの素」なんぞを使っているんだろうが、本来の味を知らないから量も判らず、少しだけ入れてオシマイ。スープは濁った塩湯みたいなものになぜか(でも期待通りに)スパイスの香りがする。よほど喉が渇いていたら飲むが、出来れば酢か醤油を垂らして欲しい。


麺。これもスゴイ。なんと言うんだろう。ガキの頃に給食で喰った「ソフト麺」を細くしたというか、"かの"姫路の「駅そば」みたいというか。それらよりさらに柔らかいし、グニャグニャ。さすが、麺を知らない人たち。


さらにはフロア係からコックから、店の人間ほぼ全員が出てきて自分たちの作った料理を現地人かもしれないヤツが喰っているのを見ている。最初は黙って見ていたが、段々と"旨いか?""どうだ?""旨いだろう?"と口々に喋り始めた。仕方なく"悪くはない。が、チョット違うね。"と言っておいた。


と大幅に脱線したが、上記と同じような理由でタイのピザを選択した次第。
ビーチに面している入口を入ると反対側の道路に抜けられた。でも途中からは違う店。
chaanビールの生があったので頼んだ。120B。因みに大瓶は80B。食い物は、
「Goong Sarong」180B、「Yam Som O」120B、「Pizza w/t seafood」320Bを頼んだ。

「Goong Sarong」は海老に春雨だかビーフンだかを蜘蛛の巣のように巻きつけて揚げてある。これはかなり旨い。サクサクして感触も良し。
「Yam Som O」アッサリしたグレープフルーツみたいな、ザボンみたいな果物のサラダ。旨いには旨いが、昔、これをグレープフルーツで作ってみたことがあって、そっちの方が旨かった。ここのは分量を間違えたのか、ショッパ過ぎ。
ピザは見た目普通のシーフードピザ。でも日本の下手なイタリア料理屋より旨い。そもそもこんな浜茶屋にピザの窯があるのが驚いたが、プーケットは昔から白人が多いから洋食もレベルが高いのか。


そう言えば、久しぶりに来てみたら街中に日本語が減った気がする。看板とか。で、確実に増えているのがロシア語。若干増えたかな、と思うのは中国語。
食堂から目の前の海を見ているとノンビリする。空は曇っているが水は穏やかで綺麗な色。
横では相変わらずチビが店員に愛想を振りまいてる。雨がまた強くなってきた。
タイガーの大瓶を追加してユックリ飲んで、〆て888B。


午後、チビは海へ。ビーチチェアを借りてママとリゾート気分。その間にビーチに入ってくる通りの角のタイマッサージ屋へ。60分250B。
昔、この辺りで入って非常に良かった覚えがある。が、違う店。津波のせいだろう。しかしここ以外、この辺りのマッサージ屋は派手なネエチャンが客引きをしているから回避。
マッサージをしてくれたのは小錦みたいなオバサン。それなりには押してくれたが、押すというよりも体重をかけていえるだけ。あんまり効かなかった。


ビーチに戻ってチビと遊んでいたら、少し離れたところにいたアラブ系の金持ちそうな若造が二人来て、"このコと写真を撮っていいか?"と。相変わらずモテる。若造ども、立っているチビと一緒にポーズを撮って写真を撮って去っていった。やはりアラブ系は赤ん坊といえども異性に近づくのはハードルが高いのか、ママでなくパパの許可を得て、抱っこなどもしなかった。爽やかではあったので大金持ちならば嫁にやってもいいぞ。
アラブ系金持ち兄チャン達にナンパされた日本のチビ助。 チビを抱っこしてお客さんに自慢するコンビニ店員
ビーチからの帰りにまたビールを買うためにファミリーマートに寄った。ここではビールをカゴに入れ、チビを抱えてレジに行ったら奥にいた店員が"抱っこしててやる"と。レジに並んでお金を払っている間、その店員が他の客や別の店員らとチビをあやしている。挙句の果てに別の店員がチビの両手に売り物のお菓子を持たせている。これは取り上げて店員に返そうとしたら"いいの"と。ならばお金を払おうとしたら"いらない"。コンビニで商品をタダで貰ったの、生まれて始めて。


17時過ぎ、晩飯。Savoiに向う。ここ、これまでは毎回来ていてお気に入りの店だった。久しぶりでどうか。
Chaan Draft Beer 55Bを頼んでから、チビのために全く辛くない「Crab Meat Cocktail」150B、あとは「Tom Yam Koong(S)」100B、「Lemon Grass Salad with Shrimp(S)」200B、「Robster, steamed with Garlic」1300Bを注文。あとはライス。


ライスを頼んで途中でワインも1本頼んで、〆て3300B。
それなりには旨いが、昨日の店の方が安くて質もよい。態度・サービス面ではかなり負けている。客も結構入っていたがやはり人気店の質は続かないのかな。
帰りに屋台で焼鳥を買って、シャワーの後のビールのアテにした。
 

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