今朝は4:15に起床。少し前から明るくなっていて周りもガサガサして目が覚めていたが暫く毛布をかぶってウトウトしていた。
カーテンを開けて外を見ると、既に歩き始めた人の背中が見える。朝も早くからご苦労さん。
すっかり明るくなっている。今日は天気は大丈夫そうだ。
起きてからユックリbut簡単に準備をして不要の荷物を車に入れ、5:10出発!
8~9人が泊まっていたが、寝床を片づけたのは一番遅かった。
小屋から「下二股」までは登山靴で大丈夫、とのことだが、小屋のオヤジの昨日の助言で、山靴はリュックに入れて沢靴で歩くことにした。
山道を5分ほど歩くと林道に出た。これを5分ほど歩くと終点。少し広くなっていて、ここに旧・清岳荘があったらしい。ここから狭い山道に入る。
大していかないうちに最初の渡渉。登山靴だと厳しいけど沢靴だと楽勝。少し先に出た登山靴の人たちをアッサリ追い抜いて先に進む。水は少し多いようで水量は結構ある。渡渉を繰り返すが沢靴だと楽。スリルがあってとても楽しい。
一つ一つの滝や大きな渡渉で足を停めて写真を撮りながら登っていたら、後ろから地下足袋&髭面のオジサンが追いついてきた。この人に先に行ってもらって後を付いていく。こうすると渡渉の足の置き場が見えて、さらに楽。

6時「下二股」に到着。ここで6合目。一休み。
このオジサン、話を聞くと面白い。横須賀の人だそうだが昨年、サラリーマンを定年。以前から計画していた今回の旅は、2月に家を出てまずは沖縄に行き、各地を転々として今、ここにいるそうだ。それも原付バイクで。10月までには家に帰るそうだ。費用も、サラリーマン時代にコツコツと250万円貯めて、出発のときには家で待っている奥さんに海外旅行に行けるだけのお金を250万からあげて、10月に戻ったら奥さんがお姉さんと海外旅行に行くことになっているそうだ。素晴らしい。
あと、こちらの話として理想の職業が山小屋の管理人で、夢は定年後にどこかの山小屋でバイトすること、しかし年齢制限があるのが問題、などと話をすると、このオジサン、学生時代は登山部で、卒業してから就職するまで2年ほど南アの二股小屋などで働いていた、と。で、山小屋で雇ってもらうには調理師免許があると有利だよ、と助言してくれた。
オジサンが休んでいる間に先に出てさらに登る。ここからは沢が多く、きつくなる。時々滝の横を上がっていく。

7:10 「上二股」に着いた。沢は上に続いているが、横に入っていく道がある。ここで沢は切れる筈なので登山靴に履き替える。すぐに地下足袋オジサンと、もう一人朝青竜みたいな顔したオジサンが上がってきた。この二人は少し休んで、山道を奥に入って行った。
少しすると、さっき奥に入って行ったオジサン二人が戻ってきた。聞くと、新道への下山道に続いている、と。よく見ると、上流に続いている沢に頂上方面との標識が出ていた。今日は水が多くて、本来はここで水が消えているのがさらに上流から水が出ているようだ。
片足だけ脱いだ沢靴をまた履いて、リュックから出した山靴を仕舞って、7:30に改めて出発。ここで20分の休憩が取れた。
沢を奥に登っていくと、じきに水は消えて樹林帯から出た。この辺りは登りがかなり急。9合目の標識とともに、「胸突八丁」との表示。
7:50、さらに少し上がって、「馬の背」のすぐ下で荷を下ろす。今度こそ靴を履き替える。下りは新道を使うし、あとは沢はほとんどない筈。
ここで靴を換えて、買ってきたオニギリを二つ食って大休憩。遠くに広がる雲海と、その奥に僅かに頂上を見せる阿寒岳を眺めてご機嫌。ここで30分も休んでいたら、登山口にいた殆どの連中に追い越された。
8:20 最後の登りをスタート。「馬の背」はすぐだった。ここで休んでいた人たちを置いて、そのまま頂上に向かう。最後の登りは、これまたキツイ。
8:40 頂上に到着。

周りは雲だが、遠くに阿寒岳と羅臼が顔を出している。

風がゆるやかに吹いていて気持ちよい。穏やかな山頂。他の人たち、殆どの人は登山靴で旧コースを上がってきたようで、足元がグチャグチャ。でも皆さん嬉しそう。

8:50 下山開始。
地下足袋オジサンと一緒に降り始める。
9:20 「上二股」。そのまま通過して「熊見峠」へ向かう。こっちの新道、かなり急。水を避けて上がってくる人とポツポツ擦れ違うが、皆さん疲れ果てた顔。この道を登るのは大変だぁ。
9:55 「熊見峠」。ここでようやく荷を下ろして小休止。地下足袋オジサン、かなり身軽い。歩く速度自体はあんまり変わらないが、根を越えたり段差を降りるときにヒョイヒョイ降りていく。結果、かなり速い。
10:35 「下二股」。少し前から離れていた地下足袋オジサンに追いついた。一休み。
10:50 スタート。が、オジサンに付いて行くのはやめた。膝が痛くなってきたから。
11時過ぎ 太陽が出てきた。暑い。この辺も渡渉が少しあるが、山靴だから緊張しながら。沢靴とはかなり違う。
11:25 旧・清岳荘跡地から林道に出た。
11:35 清岳荘に帰着。
特に行きの沢登り、沢靴だと快適。とても楽しかった。
『寺島』という、この辺りで唯一の蕎麦屋でタヌキ蕎麦食って、道の駅「さっつる」に併設されているパパスランドで風呂に入る。風呂では一緒に登っていた人が二人ほどいて、出てくるときに擦れ違った年配の夫婦にも声をかけられた。
思ったより早く降りれたので、16:40のANAに乗るべく、釧路に急ぐ。
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