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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   

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聖岳3013m赤石岳3120m~その3

朝は3時ころから周りがガサゴソし始めた。
4時20分に起きた時はすでに女先輩たちはおらず、残りの連中も準備が終わって出発しようとしていた。大イビキの2人も元気一杯に出て行く。こっちは少し寝不足。
表に出るとまだ暗いが、遠くが少し明るくなってきている。ヘッドランプを点けてトイレに行く。昨夜は10張りあったテントも2,3張り消えている。年配の団体さんが皆で準備運動をしている。ユックリ準備をして、そこらの人たちが出るのを待つ。
5:20 出発。上のほうにガスは残っているが、天気は良くなりそうだ。
最初は中くらいの登りが続く。朝一番の体には辛い。便ヶ島(「タヨリガシマ」だそうだ。「ベンガシマ」と思っていた。)との分岐から急登になる。途中少し緩やかになるが、また急登。小聖岳の手前からは路面が砂礫になってさらにキツクなる。
6:30 小聖岳に到着。目の前に聖岳が聳える。さらに登る。途中でバスを間違えたウッカリオジサンに追いつく。大阪から来たそうだが、元々は山形出身の61歳。昔はかなり登っていたらしい。子供も手が離れ、昨年仕事も終わって、家にいても粗大ゴミで余されるから山歩きを再開したそうだ。このオジサン、ノンビリしてるがよく喋る。歩いている後ろから一所懸命に話しかけてくる。返事をしたり相槌を打っているのも急登だとシンドイ。段々適当になる。中には“急登はベタ足だとフクラハギの負担が少ない”とか“緊急用に持つロープは6mmでも充分”とか為になる話も多いのだが、喋りすぎ。家で余されるのも理解できる。

7:45 「聖岳」の頂上に到着。
聖岳の頂上
ここまでの登りはきつかった。とても急な砂礫で、フクラハギが切れそうだった。途中でホシガラスが目の前でハイマツの実を喰っていた。こんな近くで見るのは初めてだ。やっと陽が出てきた。目の前、少し離れて赤石岳が見える。休んでいるうちにガスが動いて頂上が見えてきた。その左奥には荒川三山。中央の悪沢岳に左から登る道はかなり急そうだ。このあと登ると思うと嫌になる。赤石岳の左下の奥に本日の終点の「百間洞山の小屋」の赤い屋根が見える。
JALのラウンジから持ってきた小袋の煎餅とサルナシを食って軽い朝飯を摂り一休み。頂上で写真を撮った後、荷物を置いて奥聖岳に向かう。ウッカリオジサンは先に行った。
奥聖への道は緩やかで往復30分。でも頂上には標識も何もない。わざわざ行くほどではなかったが、行かなかったら未練を残したと思うから行ってよかった。二度と行くことはないと思うが。前聖に戻って一休み。
8:45 聖を出発。ガスが上がってきた。
このあたりはホシガラスが多いようだ。今まで鳴き声を意識したころはなかったが、この辺りではよく鳴いている。カァカァ、カァカァ、と街中のカラスの声より少し高く乾いたような鳴き声。
途中、尾根から右下に下りる道と尾根沿いに進む分岐があって、真っすぐ尾根沿いに行ったら違っていた。左下が切れ落ちている怖い道を進んだら途中でハイマツの行く手を阻まれ、怖々戻ったが今の自分には心身ともにダメージ大きかった。15分のロス。ここ、かなりタフな山。
聖からの下りも辛いが、兎岳への登り道、これもかなり辛い。10:15、兎岳の直前でついに行動休止。リュックを降ろして10ほど休む。小さなコル脇の日陰で涼しく気持いい。一昨日買っリュックの中で充分に揉まれていたカレーパンで昼食にする。
11:05 兎岳頂上。ヘトヘトで倒れそう。小屋まであと2時間半もある。とにかくバテた。最後に一つ残っていた一昨日の握り飯を食って水を飲む。水は今日すでに1リットル飲んだ。この調子だと荒川岳は無理かな。荷物が重すぎた。ここ数年、15kgまでしか背負ってなかったのを17kg、それにこのタフな道では無理があった。甘かった。ひとまず今日、百間洞の小屋まで頑張って、行ってから考えよう。
11:30 兎岳出発。
歩いていると雷鳥が番でいた。下りは急な斜面だが、道がジグザグについているから幾らか楽。下りて、また登る。
12:10 小兎岳。兎岳でかなり休み、その手前でガス補給したからかなり楽になった。が、それでもかなりキツイのは変わらない。明日で山を下りるほうに気持が流れていく。今朝、聖平の小屋を出てから既に7時間。今夜の寝床まであと1時間50分。あぁ、シンドイ。
12:25 小兎出発。
13:13 中盛丸山。ここの手前の登りもとても辛い。前半は砂礫の急坂、途中からはガレ場の急坂。頂上に上がったら大阪のウッカリオジサンが待っていた。なんか、気に入られたらしい。このオジサン、荷物が軽いから余裕の表情で、相変わらずよく喋る。
先に進むがウッカリオジサンが前を歩く。それは構わないのだが、前を歩きながら一所懸命に話していて、時折立ち止まって振り向いて話しかけてくる。昨日は先を歩いていたから話しかけられても適当に生返事して歩き続けていたが、前で振り向いて話しかけられると、こちらも止まらなくてはならない。キツイんだから止まらないでくれ!
14:25 百間洞の山小屋に着いた。9時間!!きつかった。
チャックインして寝床を確保。小屋は昨日よりもかなり綺麗。新築みたい。階段とか壁には塗りたてのニスが臭っている。3人ごとのブロックに分かれていて、指定されたブロックに行ったら先に夫婦連れが入っていた。この人たちは荒川三山から来たようだ。隣のブロックにウッカリオジサンがいて嬉しそうにしている。
かなり疲れた。明日はやはり椹島に下りよう。9時間くらいかかるようだから、14時のバスに乗るには4時過ぎには出ないと。膝が辛いから荒川に登るのを止めようと思うが、下りの9時間も耐えられるか不安。
晩飯の支度をする16時過ぎまで食堂を好きに使って構わない、ということで地図を持って居座る。もう終わりの積りになって缶ビールを買ってしまった。一番搾りのロング缶が800円。飲みながら本日の復習と明日の予習。今日は見込み8時間20分のところを9時間もかかった。普段は地図の見込みの7~8割で歩いているのに。やはり荷物が大き過ぎた。17kg背負うなら、もっと体を重さに慣らしておかないとならない。
食堂を独占していたら同じブロックの夫婦が入ってきた。奥さんだけビール飲んでる。旦那が一昨年に定年して、八ヶ岳に移り住んだそうだ。それでたまたま山に登ったら二人で嵌ってしまって、2年弱で百名山を78も登ったそうだ。すごい。行く時は車で1週間くらい出て、行き先の山を全部登って来ると。このあとも、1週間で鳥取の大山と九州の山を全部廻るって。平均すると週に2山ペースで登っているそうだ。羨ましい。
16時半に自分の寝床に戻って飯の準備をする。自炊は1階の自炊部屋で。この小屋は3階建てで1階は自炊部屋と水場、トイレ。2階に受付と食堂があって3階が寝床フロア。
本日の晩飯は「乾燥キャベツと小口切り唐辛子入りカップヌードル」、「トロいわし蒲焼」と「紫蘇わかめ御飯」を一口。ご飯は残して、主に明日の行動食にする。あと昆布茶をたくさん。今晩はシッカリ寝たいから水分も多目に摂る。加えて1合紙パック日本酒1個。
百間洞山の家での晩飯

17:30 晩飯を食い終えて片付けて、自炊室から撤収。水分を摂ったおかげでトイレも済ませ、18時くらいに就寝。宿の毛布と寝袋を使う。これなら明日の朝はすぐに出られる。さて今日は何時に眠れるか。
夜中は時々目が覚めたがよく眠れた。隣の夫婦は二人とも鼾をかいていたが軽めで問題なし。途中、寒くなってダウンを着た。

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