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自分の身の丈は超えようとせず、身の丈までは常に精一杯。 自分が自分の行動記録的な日記として残しているブログ。 失礼恐縮&無礼勘弁。

自分の日記

   

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岩手山(またもや敗戦撤退)

6:15にレンタカーで盛岡のホテルを出て、「馬返し」の駐車場に7:15に着いた。1週間で雪は解けて、駐車場と道路には雪はなし。すぐ上のキャンプ場は真っ白。山も真っ白。が、見上げると山腹は所々、土が見えている。
準備をして7:30に歩き出す。晴天で風もなく非常に良い天気。暑そうなのでパーカーはリュックに入れ、長袖ヒートテックシャツの上にレインウェアの上着を羽織る。
キャンプ場の雪道を通って登山口へ。
少し行くと、カモシカの足跡があった。大きなのと少し小さなのと2頭分。周りを見渡しても姿は見えないが、まだ新しいから今朝のものだろう。気がつくと、いきなり道を間違えていたことに気づく。地図だと尾根筋を歩く筈だが、沢筋を歩いている。まだ離れてはいないようなので登山道に戻るべく、藪が雪で覆われている右斜面を登っていったら尾根道に出た。
既に暑くなり半袖Tシャツになって歩く。
8:20 0.5合目の分岐表示。ここでアイゼンをつけて新道を進む。
標高で1200mくらいからかなり急な登りになっていく。下は溶岩帯のようで、時々足がズボッと沈む。森を抜けて風も出てくる。
9:35 1300mの地点で休憩。かなりの急斜面で雪に足が沈む中を登ってきて非常に疲れた。10分休んでまた歩くが、斜面はさらに急になってキツイ。つま先を雪斜面に突き刺しながら歩いているからフクラハギが辛い。時々足を止めながら登る。
10:30 1540m。急にバテて力が入らなくなった。朝飯も食っていないから“シャリバテ”というヤツだろう。仕方なくリュックを降ろして休憩。湯を沸かしてインスタントラーメンで朝飯。タオルを落としたことに気がつく。少し前に休んだところだろう。
ゆっくり休んで11:00に改めてスタート。
この辺りでは雪が消えて溶岩が出ているところがある。アイゼンの着け外しが面倒だが少しは楽かと思って、アイゼンをリュックにぶら下げてそっちを歩く。が、溶岩礫がザラザラを滑って歩くにくい。
1575m、6合目の割れた巨岩を少し過ぎたところでついに足が止まる。休憩。リュックを降ろす。
この山、キツイ。斜面がかなり急で、そこを雪の中を登るもんだから消耗する。さらには冬季のサボタージュでの運動不足に4kgほどの体重増。これは応える。
今回は明らかに準備不足。この雪の急斜面、まだまだ続くみたい。その状況でこのバテ様ではダメ。これ以上行っても帰って来れなくなる。
ここで断念。せっかくの好天で勿体無いが、またもや敗戦。
11:45 タップリと休んだから撤退を開始する。
帰りはかなり楽。急斜面も下りならアイゼン履いてラクチン。ルートも自分の足跡を辿ればいい訳だし。
ひとまずはタオルを落としたところを目指して歩く。
じきにタオルまで戻って一休み。
ところが。
ふと見ると、登っているときには見えなかった、というか気が付かなかったが、右前に溶岩が出ている部分がかなり下のほうまで続いていて、そこを下から登ってくる人がある。
よく見ると、かなり下のほうからかなり上の方まで、雪が解けて溶岩帯の中に登山道が出ている。全く気がつかなかった。樹木は所々見えるが、少し低いところを一所懸命に登っていたし角度的にも見えなかったようだ。ショック。
雪のあるギリギリまで行ってアイゼンを外し、低木を掻き分けて登山道に出てみる。
これは良い。火山礫の中をジグザグに道が出来ていて歩きやすい。登りにこれを見つけるべきだった。登っていったオジサンはかなり上まで行ってしまった。撤退してきた大岩は良く見えないが、それよりは上まで道が続いているみたい。
溶岩帯を下っていくと、下のほうでマッタリしている別のオッサンがいる。そこまで降りると、溶岩帯のオシマイだった。4合目のすぐ下で、ここから下はまた雪。オッサン、上がってきてアイゼンを外して一休み、というところだった。
溶岩帯から雪に下りてアイゼンを付けていると、オッサンが話しかけてきた。聞いていると地元の人らしく、岩手山のことを詳しく教えてくれる。また来るなら、7月の頭がいいらしい。焼け走りコースのコマクサを始め、花の季節。素晴らしいそうだ。特に、御神坂口や網張から登って焼け走りへの縦走を薦められた。それは良さそうだ。その時期にも来てみたい。
しばらく話をして、いよいよ下山。
あとは緩やかな下りでスタスタ降りる。道も気にせず潅木帯に入っていく。旧道と新道の間を歩いているから迷う心配はない。時々地形に阻まれて行けなくなると少し戻って、を何度か繰り返して沢道に出た。そう。往きはここを真っ直ぐ上がって行ってしまったのが間違いだった。
さらに少し歩くと、キャンプ場に出た。さっき上のほうに登っていったオジサンが降りてきて、聞いたら8合目の避難小屋まで行って来たんだと。小屋開けの準備かな。
駐車場から山を見上げると、雪が解けた溶岩帯が上の方まで続いているのが見える。その右の少し下がったところには雪が上まで続いているのも見える。こっちを登ってしまった。ハァ~。
時間的・体力的に考えて、道がわかれば頂上まで行けたと思うから撤退は非常に残念だが、天気が最高で素晴らしい山行だった。
盛岡にはあと1週だけ来る。天気がよければ、今度こそリベンジしたい。
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